ルーガ屋根(ROOGA)瓦の特徴と価格、リフォーム例

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ケイミュー ルーガ雅

ケイミュー(旧クボタ松下電工外装株式会社)が取り扱う屋根材、ルーガ(ROOGA)をご紹介します。
ルーガは高品質な屋根材として人気が高まりつつあります。
将来、陶器瓦の代わりになる屋根材だと筆者は評価しています。
特に新築で瓦屋根を検討されている方におすすめしたい屋根材です。

【動画】屋根材ルーガが優れている理由(3分36秒)

ケイミューの屋根材「ルーガ」の特徴について

ケイミューの屋根材「ルーガ」の特徴について

ルーガ葺き替えビフォーアフター

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築30年スレート ルーガに葺き替え

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ルーガ施工前 ルーガ鉄平施工後

ルーガ(ROOGA)で抑えておきたい6つのポイント

1-1. 販売元のケイミューって?

ケイミュー(KEMEW)は2003年に「クボタ」と「松下電工」が折半出資してできた日本最大手の屋根製造会社です。
軽量スレート(セメント製の屋根)のメーカーとしてトップシェアを誇っています。
軽量スレートにも商品がたくさんあり、なかでも「コロニアル・シリーズ」が主力商品で使用頻度が高いです。
そのため、「スレート」よりは「コロニアル」とよぶ人が多いです。
ケイミュー製品以外のスレート商品もコロニアルとよばれています。
テイガクでもスレートをコロニアルとよぶことが多いです。
その他、「化粧スレート」や「カラーベスト」ともよばれることがあります。

コロニアルの耐用年数 耐久性とメンテナンス

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ルーガ雅
テイガクが施工したルーガ屋根

ケイミューは歴史が古く、高い技術力や強固な販売ネットワークがある会社です。
カタログやホームページなどのエンドユーザー向けへのサービスも充実しています。
たとえば、ホームページに掲載されている屋根施工例も1000棟近く画像検索できます。
そのケイミューが取り扱う屋根材の中で、最高品質の屋根にあたるのがルーガ(ROOGA)です。

1-2. ルーガは陶器瓦?

ルーガの断面
ルーガの断面

ルーガは一見、日本人のわたしたちに馴染みが深い陶器製品の瓦のように見えます。
厳かな瓦の雰囲気が感じられる屋根材です。

しかし、ルーガは陶器製品ではありません。
ルーガの成分名称は「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」となっています。
基本的に「ルーガ」は「スレート」と同じセメントを原料にしています。
ルーガのようなセメント瓦を「厚型スレート」としてよぶ人もいます。

コロニアルをパワーアップさせた陶器瓦のような成型を施した屋根材」というイメージです。
上記画像はルーガの断面です。
スレート特有の繊維質になっています。

1-3. ルーガを施工する業者とは?

「瓦葺き工事業者」と「板金工事業者」

複雑な形状の屋根
複雑な形状の屋根

ルーガは「瓦葺き職人」でも「板金工職人」でも施工ができる屋根材です。

複雑な屋根形状をしている住宅でルーガを用いる場合は、必要になる板金部材を増えます。
複雑な屋根であればあるほど、板金工事業者が活躍できると思います。

テイガクの職人さんによるルーガ施工動画

【ルーガ屋根】関西地区の職人さんと打ち合わせ

【ルーガ屋根】関西地区の職人さんと打ち合わせ

1-4. どこに頼んでも工事はできるの?

ルーガを販売し、工事ができる業者は限定されています。
ルーガが施工できる業者は、ケイミューからルーガショップとして認定される必要があります。

テイガクもルーガショップとして認定されています。
ちなみに認定の条件には研修が必要ですが、その研修は筆者がいってきました。

アイコン 認定ショップの重要性

認定される過程には、他社からの推薦や専門講習会の受講、建設業許可証の取得、瑕疵担保険の加入などが義務付けられています。
ルーガのブランド力と工事品質を維持するため、施工業者に課せられた使命です。
また、工事業者は基本的にマニュアルに従った工事を行わなければ、メーカー保証を受けれません。

ケイミュー小田原研修センター
ケイミュー小田原研修センター

ルーガ(ROOGA)を工事できるか否かは、屋根修理会社の技術力やバックボーンを推し量る一定基準になります。

1-5. カバー工法で施工できるか?

ルーガは軽量屋根材の分野に位置づけられており、コロニアルの上にルーガを重ね張りできます。(屋根カバー工法)
ただし、金属屋根に比べると重い屋根材なので、あまりおすすめしません。

1-6. 評判や評価については?

ルーガ 屋根
ルーガ鉄平の屋根

ルーガは販売開始から10年以上が経過しています。
日本中で使用された豊富な実績があり、専門家からの評価が確立しています。
かつてスレート屋根はぜい弱性な不良品が出回っていた時期がありました。
十分な検証がなされていなかったことが大きな理由です。
しかし、販売から既に10年以上が経過しているルーガは、長く安心して使える屋根材と評価できます。

ルーガ(ROOGA) 5つメリット

2-1. 割れにくい 飛ばされにくい

これまでの陶器瓦やスレートは割れやすく、風に飛ばされやすい欠点がありました。
割れや飛散は雨漏りの原因となります。

ルーガ(ROOGA)は大人がハンマーでたたいても割れません。
私もハンマーで叩きましたが、ルーガは驚くほど硬い素材で、ビクともしませんでした。

また、ルーガは野地板に全ての瓦を釘を打ち込んで固定させるため、従来の陶器瓦に比べて風で飛ばされにくい設計になっています。
強風や台風がよく訪れる地域(各市町村ごとに計測されている基準風速が発表されています。)にお住まいのお客様は、保持力をさらに強化する台風クリップの用意もあります。

2-2. 耐震性に優れている

日本は「台風」だけではなく「地震」も多いです。
関東大震災がきっかけになり、しだいに屋根の軽量化が重視されるようになりました。
戦後から瓦屋根は乾式工法(土をつかわなず屋根を固定する工法)が導入されるようになりました。
阪神・淡路大震災や東日本大震災を経て、今では屋根の軽量化は常識です。

建築基準法において、ルーガはコロニアルと同じ「軽い屋根材」に分類されます。
ルーガは陶器瓦の半分の重さです。
ただし、金属屋根に比べるとかなり重い屋根です。
その点は留意してください。

ルーガが地震に強い理由

ルーガと地震について

ルーガと地震について

2-3. とにかくデザインが素晴らしい

日本の景観に和瓦は欠かせません。
日本の伝統的木造住宅には和瓦がぴったりです。
立派な屋根であることこそが、家のステータスを示す文化が根付いています。

しかし、瓦屋根は耐震性において不利になります。
(※地震被害の要因は屋根の重さだけではないです)
和瓦のデザインと遜色がないルーガは、地震対策を考える上で最もおすすめできる屋根材です。

ルーガ 屋根
ルーガ施工写真

ルーガには「雅」と「鉄平」のふたつのデザインがあります。
カラーバリエーションも豊富です。
より厳かな屋根に装飾してくれる「棟」や「鬼」などもあります。

京都の街でも最近、ルーガの屋根をよく見かけるようになりました。
京都の街並みにもルーガは溶け込んでいます。

2-4. 色あせにくい

ルーガ(ROOGA)はケイミュー独自の塗装技術である「グラッサコート」を採用しています。
グラッサコートの塗膜は紫外線からの刺激を守り、色あせにくく鮮やかな色や光沢を長期間キープします。
コロニアル(クアッド)のように、10年ごとに足場を組んで再塗装を行うといったメンテナンスからは解放されます。

2-5. 野地板と屋根瓦の間に通気層ができる

ルーガ 通気層
ルーガは通気層が形成される屋根なので、野地板保護と断熱改善効果が期待できます

ルーガを施工すると、ルーガと野地板(のじいた)の間に通気層ができることになります。
一方、コロニアルや金属屋根(一部)は通気層を設けず、直接野地板に張ります。
屋根材の形状上、通気層を設けられません。

屋根材と野地板の間の通気層は、断熱効果をもたらすだけではなく、野地板の湿気を防ぐ上で重要な役割があります。
建築後30年が過ぎたコロニアルの屋根では、野地板が水分を含みボロボロになることが少なくありません。
通気層がある場合は野地板の湿気からの腐食を抑えられます。

【野地板とは】屋根下地合板の種類と張替え費用について

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ルーガ(ROOGA) 3つのデメリット

3-1. 工事費用が高い

ルーガは高価格であり、施工には手間がかかります。
そのため、屋根の工事費用は他の屋根材に比べて高額です。

下記の表はテイガク屋根修理がお客様にご提示しているルーガ本体の工事価格です。

ルーガ 雅ルーガ 鉄平
㎡単価7,800円(税抜)7,800円(税抜)

※役物や下葺き材、足場代等は含まれておりません。

スレート葺き替え工事の費用

スレートをスレートに葺き替えにかかる費用が仮に100万円だった場合の工事金額の差をグラフにしました。

瓦をルーガへ葺き替える工事費用

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3-2. 工事期間が長い

ルーガは工事日数も他の屋根材に比べて要します。
実際の工事日数はお客様の屋根の状態や形状によって異なります。

3-3. 改修ではメーカー保証が適用されない

ルーガ研修の様子
ルーガ研修の様子

ルーガ(ROOGA)を改修工事で用いた場合、たとえルーガが新品でもメーカーの製品保証が得られません。
一方、金属屋根は改修工事でも手厚いメーカー保証(25年から50年の穴あき保証)が得られます。
製品保証のあるなしが金属屋根とルーガの大きな違いになります。

ルーガ(ROOGA)「鉄平」と「雅」について

4-1. 「雅」と「鉄平」は全く異なる屋根材

ルーガ ROOGA 雅と鉄平
ルーガ 雅と鉄平

ルーガには「雅」と「鉄平」、2種類のデザインがあります。
和風住宅には「雅」、洋風住宅には「鉄平」を使用します。

この2種類の屋根材そのものの性質は同じです。
しかし、「施工方法」や「重量」「施工できる条件」が異なります。

特に鉄平では役物(棟や軒先に使用する部材)を同質役物(屋根と同素材)もしくは板金(ガルバリウム鋼板)役物かを選択できます。

板金役物の方が安価です。
したがって、ルーガを使いたいが安く仕上げたいという人は「ルーガ鉄平の板金仕上げ」を選択してください。

4-2. ルーガ「雅」について

ルーガ ROOGA 雅
ルーガ ROOGA 雅

「雅」は和瓦に近いデザインが特徴です。
そのため、鬼や高棟などの役物がたくさん用意されています。

4-3. ルーガ「鉄平」について

ルーガ ROOGA 鉄平
ルーガ ROOGA 鉄平

「鉄平」は名前の通り平たいデザインが特徴の屋根です。
洋風住宅用としておすすめの屋根材ですが、日本瓦からの葺き替えに用いても素敵です。
屋根がすっきりした印象になります。

4-4. 結局、ルーガと金属屋根はどっちがいい?

ルーガ 雅
ルーガ雅の施工写真

「ルーガ」と「ガルバ」どちらが良いか、お客様からよく聞かれます。
基本的には筆者はデザインが決め手だと思います。
屋根の意匠にこだわりたい、重厚感のある仕上げにしたい方にはルーガをおすすめします。

ルーガ金属屋根
デザイン
メンテナンス性〇(フッ素の場合)
価格×
耐震性
耐久性
保証期間×

テイガク屋根修理のルーガの施工事例

テイガク屋根修理で施工したルーガ屋根施工事例のご紹介です。
ご案内の施工事例は一部です。

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ルーガの施工地域

年間積雪が30センチ以下の地域のみ、ルーガの施工が可能です。
施工地域の可否については、お近くのルーガショップもしくはケイミューの営業所にお尋ねください。

積雪と施工可能エリア
施工可能エリア

テイガクでは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県が施工対象エリア(一部地域除く)です。
ルーガの工事をお求めのお客様はお見積りまでは無料でございますので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
著者経歴

大阪府堺市生まれ。船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク屋根修理の記事を執筆しています。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は10,000棟を超えます。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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