■リフォーム業界の慣習
昔、定額屋根修理はハウスメーカーや総合リフォーム会社の下請け工事だけをおこなう会社でした。
主な請け負い業務は3つです。
「金属屋根への葺き替え」「金属屋根の重ね葺き」「金属外壁の重ね張り」です。
この3つの工事単価はあらかじめ定められおり、現場がどんな状況でも工事を受け入れる必要がありました。
下請け工事会社の宿命です。
下請け工事単価が定められているのには理由があります。
ハウスメーカーや総合リフォーム会社は住宅に関わる工事全般を受注します。
例えば耐震改修工事の場合は内壁や筋交い増設、基礎など様々な工事と合わせて屋根工事が行われます。
したがって、一つの工事現場にはハウスメーカーから請け負う複数の会社が存在します。
いずれも専門分野の異なる工事会社や職人が集まります。
複数の会社が関わり合うので、単独で一つの会社が現場調査やお施主様と話し伺う機会などは設けられません。
下請け会社は元請け会社の言われるがまま、“いつもの工事価格”で請け負います。
リフォーム業界の慣習です。
■分離発注が世の中の常識に
ところが、インターネットが普及したことでリフォーム業界は大きく変わりました。
お客様自身が、直接工事の会社(下請け会社)を選ぶ時代になったのです。
東日本大震災が大きな契機でした。
被災した住宅が多く、関東地区の屋根リフォームを請け負う会社は軒並み受注オーバーに陥りました。
ハウスメーカーや近場のリフォームショップ、ホームセンター、工務店、どこに行ってもすぐに屋根を修理してくれる会社が見つかりません。
これまでこれらの工事会社に工事を頼っていたお施主様はご自身で工事会社を探し出します。
工事価格や専門知識の点で、直接工事の会社に依頼する方が有利であることが結果的に認知されるようになりました。
お客様自身が個別に発注することを、建築用語で「分離発注」と呼びます。
外壁塗装は塗装工事会社、トイレは水回り工事会社、屋根葺き替えは屋根工事会社に発注するといった具合です。
現在ではこの分離発注が常識となり、下請け工事会社の元請け化が加速しています。
■定額屋根修理はお客様の下請け会社です
定額屋根修理は下請け工事会社から脱却し、お客様から直接工事をいただく会社として運営しています。
ハウスメーカーや総合リフォーム会社から定額で請け負っていた工事をそのままお客様「直」にシフトすることができました。
つまり、弊社はお客様の下請け工事会社になります。
従来の「金属屋根への葺き替え」「金属屋根の重ね葺き」「金属外壁の増し張り」に加え、「塗装工事」も請け負っています。
このような背景があるからこそ、定額屋根修理はお客様宅に合った適切な工事方法をご提案し、定額&低額のリフォーム工事をご提供することができます。
リフォーム工事価格は「面積もしくは長さで換算できる定額制」です。
当社の屋根修理価格表はこちら
「屋根工事2万円〜」、「50万円〜150万円」などの曖昧な表現を定額屋根修理は用いません。
「598,000円(消費税・諸経費込)」のようなコミコミパック定額制ではありません。
最小限単位(平米単価)による定額制なので、お客様が損をすることがありません。
また、工事価格は表記している金額以下に必ずなります。
工事開始後、追加の工事料金を請求する業者が存在します。
これは仲介リフォーム会社が間に入るケースに多い話です。
仲介リフォーム会社は屋根工事に関しては素人なので、しばしば初期の見積もり段階で必要な工事を見逃します。
屋根瓦を剥がしたら、下地材が腐食していたため下地補修代金を請求するといった問題です。
定額屋根修理はプロによる診断と見積もりによる完全責任施工です。
初めに提出したお見積りから工事費用を余分に請求することはありません。
定額屋根修理はお客様と直接契約を交わし、直接工事を請け負います。
大量に屋根資材を仕入れて、屋根専門の工事職人を管理しています。
資材コストを抑え、中間マージンが発生しない一元的なシステムです。
そのため、屋根のリフォーム工事価格は低価格です。
価格に自信があるからこそ、屋根工事価格を公表しています。
定額屋根修理は金属屋根への葺き替えや重ね葺き工事に特化しています。
一方、日本瓦を葺いたり、漆喰を詰める屋根工事があります。
これは同じ屋根工事に該当しますが異業種です。
工事技術や道具、職人に至るまで全く異なります。
金属屋根工事と日本瓦工事は切り離して考えてください。
(注:日本瓦を金属屋根に葺き替える工事は金属屋根工事になります!)
しかし、実際は両方の工事を請け負う屋根工事会社が大半を占めています。
仲介として他業者に仕事を振って仲介料金を得ることができるからです。
定額屋根修理は「直接工事」であることを強くアピールしている会社です。
したがって、日本瓦の葺き直しや漆喰工事は一切、請け負いません。
専門性の高い一つの工事に特化することが、これからのリフォーム工事会社には求められます。
金属屋根工事だけで実績を積むことではじめて、高い職人の技術や正しい現場監督の知識を工事に反映することができます。
定額屋根修理は関東と関西地区、合計4か所に拠点があります。(2017年1月 現在)
営業所の他、倉庫(屋根材の資材置き場)があります。
倉庫を持つことは「直接工事」を行う会社である根拠を示します。
言うまでもないことですが、仲介工事でリフォームを請け負う会社は倉庫を持ちません。
営業所だけで運営しているはずです。
定額屋根修理はヒト(職人)とモノ(資材)が整っています。
屋根の修理が必要になる場面はいつも突発的に発生します。
地震や台風、長雨、大雪などの天災時ばかりです。
このようなトラブルの際、弊社であればすぐに駆けつけて対処ができます。
弊社には営業専属の社員が存在しません。
社長もしくは現場監督が営業を兼ねてお客様宅に伺います。
営業に関わる一切の費用を定額屋根修理は削減しています。
立派なショールームを設けたり、看板やチラシを用いた販促を行いません。
図面やカラーシュミレーションの作成などは、お客様が断りづらい雰囲気を出すためのツールでしかありません。
これらのサービスを充実させるより、10,000円でもいいから工事費を安くして欲しいのがお客様の本音だと思います。
そのため、営業的な能力は他社様より落ちるのは事実です。
しかし、工事に関する経験は豊富であり、知識は一流です。
定額屋根修理ではホームページでのみ営業活動をしています。
はじめから明瞭かつリーズナブルな工事価格で屋根の修理工事をご案内するだけでなく、様々な屋根に関わる情報提供をホームページ上で積極的に行っています。
このような背景から弊社の営業スタイルはスマート&シンプルです。
押し売りや繰り返しの電話・訪問は行いません。
見積り作成後は速やかに退出します。
■直接工事を行うには材料発注と在庫管理業務が必要です
屋根に限らず直接工事でリフォームを請け負う会社を探す方が増えてます。
インターネットの登場により、下請け会社がお施主様に直接アプローチできるようになったからです。
屋根リフォームにおける直接工事会社の前提条件は「保管倉庫の有無」です。
直接工事を行うためには屋根材を発注し保管する業務が必要です。
自社倉庫があるからこそ、低料金の直接工事が可能となると言い換えられます。
楽天市場などの大手IT企業も参入し、リフォーム業界は熾烈を極めています。
インターネット上では「安さ」や「安心感」を売りにするだけではなく、根拠もなく直接工事会社であることを表現することができます。
このような背景があるため、定額屋根修理ではホームページ上で自社倉庫に関する情報を開示し、強調しています。
弊社には関東地区と関西地区に自社倉庫(工事センター)があります。
埼玉県川口市と千葉県市川市、神奈川県横浜市、大阪府堺市に倉庫はあります。
これからのインターネットを用いるリフォーム会社には、お客様が見極めできる根拠を示す会社が望まれると定額屋根修理は考えてます。
東京都杉並区と大阪府堺市に営業所があります。
もちろん、各営業所に直接ご来店いただくことも可能です。
定額屋根修理は設備と材料整え、屋根工事職人を自社管理している会社です。