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・2021年8月より屋根工事価格を改定いたしました。

【外壁リフォーム】塗装とカバー工法の費用とメリットデメリット

各外壁リフォームの種類

外壁リフォームは3種類!イラストをクリックして各リフォームの特徴をおさえましょう

外壁塗装について

最もポピュラーな外壁リフォーム

”ひび割れ”や”すき間”が生じた外壁に塗装をすることで外壁を保護します。
外壁塗装は工事価格が安いため、最も多く選択されている外壁リフォームです。

塗料のグレードによって”色もち”や”工事費用”が変わります。
ひと昔前は、外壁塗料といえば水性シリコン塗料(色もち12年前後)一択でした。

最近は、価格差がほとんどないシリコンより2~3年ほど色もちするラジカル制御型の塗料が主流です。
一方で、フッ素や無機などの”超”高耐候塗料を推す会社や、外国製の塗料を推す会社も増えています。
背景として外壁塗装業界の競争が激化していることがあげられます。

抑えてほしいのは、塗料のグレードは、あくまでも塗料の耐候性(色あせにくさ)を示すことです。
外壁の耐久性の維持を保証するものではありません。
高額な塗料を用いたからといって、外壁の長寿命化が約束されるわけではありません。
あくまでも”色もちの差”に過ぎないため、過度な期待をかけすぎないようにしょうましょう。

外壁塗料のグレード

塗料㎡単価期待耐候年数
ウレタン(3回塗)2,500円10年前後
シリコン (3回塗) 2,700円 12年前後
ラジカル (3回塗) 2,800円 15年前後
フッ素 (3回塗) 3,500円 20年前後
無機 (3回塗) 4,000円 25年前後
フッ素以上の塗料にすると工事価格が10万円単位で高くなります
外壁塗装の価格と耐久性の比較
外壁塗装の価格と耐久性の比較

外壁塗装の費用の目安

窯業サイディングの塗装費用の目安(ラジカル制御型)

外壁塗装(外壁平米 × 2.7千円)

付帯塗装20万円

シーリング20万円

足場代20万円

消費税

外壁面積150㎡の中心価格帯

90~110万円(税込・足場代込)

モルタル外壁の塗装費用の目安(ラジカル制御型)

外壁塗装(外壁平米 × 2.7千円)

付帯塗装20万円

足場代20万円

消費税

外壁面積150㎡の中心価格帯

70~90万円(税込・足場代込)

窯業サイディングはシーリングが最重要

シーリングの耐久性が重要
シーリングの耐久性が重要

外壁が窯業サイディングである場合、外壁の継ぎ目や窓枠廻りにあるシーリングが外壁の塗膜よりも先行して劣化します。
築後10年で断裂や剥がれなどの症状が現れる耐久性の低いシーリング材が用いられているからです。
ニチハでは2002年から15年保証の高耐久シーリング「プラチナシール」を販売しています。
筆者がニチハの営業担当者に聞いたところ、20年近く経った現在、ニチハの新築現場のプラチナシール普及率はわずか10%程度だということです。
10年程度でボロボロになる質の悪いシーリングが今でも標準的に用いられているということです。

高耐久シーリングがおすすめ
高耐久シーリングがおすすめ

是非、外壁リフォーム時には高耐久シーリングを用いるようにしてください。
テイガクでは「オート化学工業のオートンイクシード」をよく用いています。

外壁カバー工法について

外壁の耐久性を改善させる外壁リフォーム

既存外壁のうえから新しい金属サイディングを張り付ける
既存外壁のうえから新しい金属サイディングを張り付ける

古い外壁のうえに金属サイディング(金属の外壁材)を重ねる工事方法です。
外壁の耐久性と見た目が大幅に改善されます。
古い外壁と新しい外壁に空気層(すき間)を形成させるので雨漏りも解消されます。
特殊な金物を用いて耐震強度をあげられる工事(サポートカバー工法)もできるようになっています。
外壁塗装と違って外壁の耐久性を改善できる工事です。

外壁カバー工法は、”金属サイディングの種類”と”商品”、”張り方”によって工事費用が変わります。
たとえば、30年くらい前は、アルミサイディングを用いた外壁カバー工法がよくおこなわれていました。
アルミは軽量で耐久性もある一方、かなり高額です。
そのため、最近はガルバリウム鋼板の金属サイディングが主流になりつつあります。

金属サイディングの種類

金属サイディングの材質㎡単価期待耐久年数
アルミサイディング13,000円/㎡35年~45年
サポートカバー工法
(横張り/単色洋風レンガ調)
10,000円/㎡ 30年~40年
ガルバリウム鋼板
(縦張り/スパンサイディング)
10,000円/㎡ 30年~40年
ガルバリウム鋼板
(横張り/単色洋風レンガ調)
9,000円/㎡ 30年~40年
ガルバリウム鋼板
(横張り/スタッコ調)
8,000円/㎡ 30年~40年
金属サイディングを横向き張る「横張り」と縦向きに張る「縦張り」で工事価格が変わります

外壁カバー工法の費用の目安

外壁カバー工法費用の目安(横張り)

金属サイディング(外壁平米 × 9千円)

付帯塗装25万円

足場代20万円

消費税

外壁面積150㎡の中心価格帯

190~210万円(税込・足場代込)

外壁カバー工法費用の目安(縦張り)

金属サイディング(外壁平米 × 1万円)

付帯塗装25万円

足場代20万円

消費税

外壁面積150㎡の中心価格帯

210~230万円(税込・足場代込)

金属サイディングの人気が高まっている

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外壁カバー工法施工前の写真 外壁カバー工法施工後の写真

外壁カバー工法の施工例

外壁カバー工法の歴史は古く、30年以上前からおこなわれている工事方法です。
ちなみに金属建材トップメーカーのアイジー工業やニチハ(元チューオー)が本格手に屋根材を販売しはじめたのは、ここ20年くらいのはなしです。
事実、アイジー工業の売上は屋根材よりも外壁材のほうがはるかに大きいです。

実はテイガクも創業当初は金属サイディングの工事だけをおこなう板金工事会社でした。
屋根工事の需要が高くなり2012年に会社名を変えました。

しかし、最近、金属サイディングが再注目・再評価されています。
理由はデザイン性です。
シンプルモダンなデザインが若い世代を中心に支持されています。
新築の戸建て住宅やリフォームで金属サイディングを選ぶ消費者が急増しています。

外壁張り替えについて

外壁の張り替え
モルタルを崩して外壁を張り替える工事

外壁が生まれ変わる

古い外壁を解体して、新しい外壁に張り替える工事方法です。
外壁が新築時のように完全にリフレッシュします。
外壁を剥がせば、雨漏りの原因箇所を特定することができ、外壁からの雨漏りを確実に改善できます。
加えて断熱性能や通気性能向上などの手を加えることもできます。

張り替えで用いる外壁材の商品によって工事費用が変わります。
20年~30年以上昔の窯業サイディングにはアスベストが含まれた商品があります。
アスベストを含んだ外壁材の処分費はかなりの高額です。

外壁張り替えのパターン

既存外壁材㎡単価期待耐久年数
モルタル外壁を張り替え施工できない 施工できない
窯業サイディングを
窯業サイディングへ
15,000円/㎡50年以上
窯業サイディングを
金属サイディングへ
16,000円/㎡ 50年以上
ALCを
金属サイディングへ
16,000円/㎡ 50年以上
モルタル外壁は外壁通気工法が採用されている場合は張り替えが可能です

外壁張り替えの費用の目安

窯業サイディングへの張り替え費用の目安

金属サイディング(外壁平米 × 1.5万円)

付帯塗装20万円

シーリング代20万円

足場代20万円

消費税

外壁面積150㎡の中心価格帯

300~330万円(税込・足場代込)

金属サイディングへの張り替え費用の目安

金属サイディング(外壁平米 × 1.6万円)

付帯塗装20万円

シーリング代20万円

足場代20万円

消費税

外壁面積150㎡の中心価格帯

320~350万円(税込・足場代込)

各外壁リフォームのメリット

外壁塗装のメリット

外壁塗装のメリットは工事価格の安さです。
工事価格は足場費用と消費税込みで100万円前後です。

苔やほこり、塗膜の色あせなど、見た目が悪くなった外観を改善することができます。
工事前に穴埋めやサイディングの固定などの補修をおこなってから塗装をすることで、外壁機能の延命効果が期待できます。

外壁カバー工法のメリット

外壁塗装以上に外壁の外観が変わり、見違える仕上がりになります。

外壁カバー工法をおこなう際、胴縁(どうぶち)とよばれる部材を用いて通気層を新たに設けます。
通気層は、雨漏り解消と断熱効果をもたらせてくれます。
さらに、最近の金額サイディングは断熱一体型が標準品です。
さらなる断熱性能と防音効果向上も期待できます。
遮熱効果ではなく断熱効果なので、夏と冬両方がお過ごしやすくなります。

金属サイディングは焼付塗装によるフッ素塗膜の商品が標準品です。
長期的な美観の維持も期待できます。
外壁に特殊な金物を用いて外壁カバー工法をおこなうことで、耐震性能向上も図ることができます。
(サポートカバー工法)

外壁張り替えのメリット

外壁を新築時の状態に戻すことができます。
金属サイディングだけではなく、窯業サイディングやALC、さらに塗り壁など、好みの外壁材を自由に選ぶことができます。

各外壁リフォームのデメリット

外壁塗装のデメリット

住宅購入から約35年のローンを完済するまでに2度から3度、工事をおこなう必要があります。
足場組立の準備やご近所さんへの配慮、見知らぬ人が自宅に出入りすることは、とにかくストレスが溜まります。

外壁内部劣化や外壁構造の悪環境から生じる外壁の不具合は、外壁塗装をおこなっても十分な外壁機能維持が期待できません。

特に1980年~2000年に建築された12㎜厚の直張り窯業サイディングは外壁塗装をおこなう価値がほとんどありません。
サイディングの反りやひび割れ、塗膜の剥がれなどの不具合が生じやすく、外壁塗装工事はお金の無駄遣いになる可能性が高いです。

遮熱効果が備わっているような塗料が販売されています。
効果は極めて限定的です。
さらに、遮熱塗料は冬は寒くなり、一年を通すと光熱費が上がる指摘もあります。
色付きの塗料を用いて外壁塗装をおこなうってしまうと、サイディングの柄が消え、立体感のないのっぺりした仕上がりになります。

外壁カバー工法のデメリット

外壁塗装工事の2倍から3倍近くの工事費用と工事期間がかかります。
将来、サッシやドアの交換が容易におこなえなくなります。
そのため、予め金額サイディング工事業者さんとの綿密な打ち合わせが必要です。

外壁張り替えのデメリット

外壁塗装工事の4倍近くの工事費用と工事期間がかかります。
外壁内部や外壁付属物と関わる工事になるため、思わぬ費用がかかる工事が要することになる可能性があります。
費用対効果を考慮すると、増改築などの大規模リフォームを除いて、おすすめできない工事です。

外壁リフォームについて

昔はこんなにも外壁塗装を推し進めるリフォームショップや業者の看板、チラシ、書籍、ウェブサイト、を見る機会がなかったはずです。
しかし、今では大きな国道の交差点には「外壁塗装」の看板を必ず見かけるようになっています。
さらに、テレビコマーシャルまで見かけるようにもなっています。

この背景は数字でも確認できます。
2010年度の外壁塗装市場は7,010億円でした。
2015年度は7,920億円、2017年度は8,091億円と年々市場は拡大しています。

人口と持ち家比率が減少し、マンションを選ぶ人が増えているにもかかわらず、なぜ外壁塗装の市場が拡大しているのでしょうか?
「お隣さんが塗装したから、私の家も綺麗にしなければならない」という強迫観念というか刷り込みが一番の理由ではないかと感じています。
「同調圧力」に近い考え方が浸透しているように思えてなりません。

戸建て住宅の外壁の品質は年々、向上していることを見逃してはなりません。
2000年以降の戸建て住宅の外壁の造りは、品確法により外壁通気工法が標準化され、飛躍的に窯業サイディングは劣化しにくくなりました。
さらに、2008年以降の窯業(ようぎょう)サイディングは、最低厚が12㎜から14㎜になり、割れにくくなっています。
2021年現在、窯業サイディングの厚みはさらに分厚い商品が標準化され、15㎜から16㎜の商品が市場の60%を超えています。

雨漏りしにくく、高品質な外壁構造が確立されている一方で、「10年目に外壁塗装は必ずおこなう」というルールは残ったままです。
外壁材メーカーとしては、外壁リフォーム会社に手を加えてもらえれば、製造責任がその時点でなくなるわけなので、メンテナンスは早期であればあるほどウェルカムなのです。

筆者からしてみると、雨漏りなどの不具合が顕在化していないのであれば、外壁は築後25年から30年まで何もしないでおいて、金属サイディングによる外壁カバー工法のリフォーム1回で済ませてしまうのが明らかに賢明な選択だと結論付けています。

チョーキングや微細なクラックで大慌てする人が少なくありません。
しかし、チョーキングや微細なクラック程度の症状は4,5年ほったらかしにしていても、外壁機能(雨漏りを防ぐという本来のあるべき機能)に問題が生じることはまずありません。

最近はそのことを理解している人が増えているせいか、外壁塗装はおこなわずにシーリング(コーキング)の打替えだけをおこなうお客様がテイガクでは増えています。
シーリングは安物のやせ細ってひび割れしやすいものが現在でも新築時に採用されているので、外壁塗装はおこなわずに目地だけをメンテナンスすることもひとつの正しい判断だと思います。

なんとなく10年、15年が過ぎたから外壁塗装をやらなければいけないと決めつけるのではなく、自宅の外壁がどんな外壁かをよく調べ、よく理解したうえで、外壁塗装をおこなうのが今本当に必要であるか、是非、考え直してみてください。


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    3. 窯業サイディングはシーリングが最重要
  3. 外壁カバー工法について
    1. 外壁の耐久性を改善させる外壁リフォーム
    2. 外壁カバー工法の費用の目安
    3. 金属サイディングの人気が高まっている
  4. 外壁張り替えについて
    1. 外壁が生まれ変わる
    2. 外壁張り替えの費用の目安
  5. 各外壁リフォームのメリット
  6. 各外壁リフォームのデメリット
  7. 外壁リフォームについて
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