


外壁塗装や外壁カバー工法の費用は高額です。
テイガクでは「金属屋根と外壁塗装」もしくは「金属サイディング」の工事を年間500棟以上おこなっています。
外壁工事がはじめての人にお問い合わせから工事終了までの外壁工事の流れとポイントをご案内いたします。
外壁工事の流れ
目 次
閉じる- STEP1.外壁リフォームについて知る
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- 1.1自宅の外壁材を知る
- 1.2外壁材の製造年を知る
- 1.3外壁工事の方法を知る
- 1.4外壁工事の相場を知る
- 1.5保険と補助金の利用を検討する
- 1.6適した工事時期を見極める
- STEP2.工事業者を決定する
-
- 2.1外壁工事業者の選び方
- 2.2現地調査前の準備を確認する
- 2.3見積書の内容を知る
- 2.4リフォーム業者を決定する
- 2.5契約を結ぶ
- STEP3.工事準備〜工事期間中
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- 3.1色とデザインを決定する
- 3.2工事前に必要な準備事項を知る
- 3.3屋根リフォームの注意点を確認
- 3.4外壁リフォームの注意事項を確認
- STEP4.外壁工事完了後〜
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- 4.1工事引き渡しを受ける
- 4.2保証とアフターメンテナンス
- 4.3よくあるトラブル
- 5.2つの工事プラン
- 6.施工エリアを調べる
- 7.テイガクについて
- 8.外壁リフォームに関するよくある質問

外壁リフォームについて知る

1. 自宅の外壁材を知る
外壁リフォームをおこなう前に、数ある外壁材の種類と特徴について把握しておきましょう。そして、自宅の外壁材が何であるか知っておきましょう。
主な外壁材の種類は「モルタル」「窯業サイディング」「金属サイディング」「ALC」「タイル」の5つです。
2022年現在、新築で用いられる外壁材の約80%が窯業サイディングです。外壁材ごとに用いる塗料や外壁リフォーム料金が変わります。

2. 外壁材の製造年を知る
2000年に制定された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の前後では、基本的に外壁の性能が異なります。これは、”2000年以前の外壁は雨漏りしやすい外壁”とも言い換えられます。
また、2007年以降は12㎜厚の窯業サイディングが製造されなくなりました。理由は割れや反りが頻繁に起こるからです。外壁材の製造年代ごとに適した外壁リフォームを検討し、工事方法を決定することが賢明です。

3. 外壁工事の方法を知る
外壁のリフォームは大きく3つに分類されます。「外壁塗装」「外壁カバー工法」「外壁張り替え」です。工事費用が安いため、95%の人が外壁塗装を選択します。
その一方で、外壁の機能向上やデザインを目的に、外壁カバー工法をおこなう人も増えています。外壁リフォームの目的は何であるかを明確にして、外壁工事を決定してください。

4. 外壁工事の相場を知る
ハウスメーカーの定期点検で「外壁は10年に1度塗装が必要」という言葉を耳にしたことがあるかも知れません。しかし、近年の外壁材は、企業努力により機能が大きく向上しています。必ずしも10年に1度塗装が必要とは限りません。
建築後、25年間塗装をしないで金属サイディングをする人もいます。業者の言葉を鵜呑みにせず、将来の計画とあわせて本当に外壁工事が必要か検討しましょう。

5. 保険と補助金の利用を検討する
自然災害による外壁の損害については、加入している火災保険(もしくは共済保険)を用いて修理ができる可能性があります。また、外壁塗装の改修は、自治体によって助成金・補助金が設定されている場合があります。申請が可能かどうか、各自治体のウェブサイトを確認してください。

6. 適した工事時期を見極める
外壁のリフォームを検討する時期は、外壁材の種類や劣化の状態により異なります。外壁塗装は、外壁に塗膜を形成させ、外壁材に雨水を浸透させるのを防いでいます。
外壁の色あせは、塗膜が剥がれてきた状態なので、外壁リフォームの検討時期かもしれません。
色あせ以外にも「ひび割れ」「外壁の反り」「シーリングの劣化」「雨漏り」も重要なポイントです。

7. 外壁工事業者の選び方
塗装だけが目的であれば、外壁塗装会社を検討するのも良いでしょう。ただし、屋根と外壁のリフォームを同時に検討している場合は、屋根のリフォームが得意な工事業者にも見積りを取ってみましょう。金属屋根の工事を専門する外壁塗装が得意な業者も存在します。
金属サイディングの工事は金属屋根と同じ、建築板金を専門にしている工事業者に依頼しましょう。

8. 現地調査前の準備を確認する
正確な見積書の作成には、現地調査が必要です。2~3社に見積書の作成依頼をしてください。ただし、一括で複数の業者を紹介してくれる業者紹介サービスの利用は控えましょう。
契約が決まると、契約に至った業者は紹介サービス運営会社に20万円程度の紹介手数料を支払う仕組みになっています。業者紹介サービスを利用しなければ20万円分安く工事ができたかもしれません。
工事費用を抑えるためにも、自分で目当ての業者を探すことをおすすめします。
電話やメールであらかじめ、「相見積もり」をおこなうことを事前に伝えておきましょう。

9. 見積書の内容を知る
外壁塗装は「塗料」で金額が大きく変わります。外壁塗装業界の競争が激しいため、高価格高品質の塗料や外国メーカーの塗料をすすめる会社が増えています。値段相応のメリットがあるのか、塗料の特性を理解したうえで塗料を選びましょう。
金属サイディングの場合は、「金額」に着目してください。塗装よりも高額なリフォームとなるため、見積りを取る業者ごとに驚くほど金額に差があることがわかるはずです。基本的には中間マージンが発生しない建築板金工事会社に見積りを取ることをおすすめします。

10. リフォーム業者を決定する
実際に工事をおこなってもらいたい会社に外壁工事の依頼をかけます。他の候補の会社には、お断りの連絡をするのがマナーです。 強引な勧誘をおこなう外壁工事業者とのトラブルが少なくありません。はっきりと断るなど、意思表示をしましょう。

11. 契約を結ぶ
工事契約書(注文書)にサインをして契約を結ぶのが一般的です。工事の10年後20年後に予想されるメンテナンスをあらかじめ契約前に確認しておきましょう。
残念ながら外壁塗装は、塗膜による「耐候性」があるのみなので、塗装後の雨漏りなどは保証されていません。
金属サイディングは、外壁自体の機能を回復させるので、雨漏りなどの不具合についても保証が得られます。

12. 色とデザインを決定する
外壁塗装の場合は、塗り板(サンプル)を用意してもらい、数多くある色から決定しましょう。金属サイディングの場合は、シンプルでモダンなデザインから、最近ではインクジェットで加工が施された「レンガ」「タイル」「木目」などもあり、種類が増えています。

13. 工事前に必要な準備事項を知る
足場の障害物になる植木鉢の移設や近隣あいさつはもちろんですが、トイレやお茶出しの必要性など、工事前に把握しておくことは意外とたくさんあります。
また、金属サイディングの場合と、屋根のリフォームをする場合は、大きな資材を扱います。塗装のみの場合とは違い、足場の組み立て方や作業に必要なスペースも変わってきます。不明点や不安なことがあれば、何でも現場管理者(施工管理者)に相談をしましょう。

14. 屋根リフォームの注意点を確認
足場が同時利用できるため、外壁塗装工事と屋根リフォーム、あるいは金属サイディング工事と屋根リフォーム工事をセットにおこなう人が多いです。屋根リフォームでも注意したいポイントを押さえておきましょう。

15. 外壁リフォームの注意点を確認
しっかりと養生されているか確認しましょう。外壁塗装は、塗料が飛び散ることを、金属サイディングは、金属の切断で発生する切粉(きりこ)が付着するのを防いでくれます。
また、外壁カバー工法の場合は、壁に設置されている給湯器なども工事前によく確認しておきましょう。壁から脱着ができない場合は、その箇所を残したまま、金属サイディングを貼ることになります。

16. 完成物の引き渡しを受ける
外壁塗装は、塗り残しがないか、本当に回数を重ねて塗られているのか写真で確認するように心がけましょう。
金属サイディングは、金属の切れ端や釘などが、敷地内に散乱している場合があるので注意しましょう。

17. 保証とアフターメンテナンス
外壁塗装は、雨漏りや色あせの保証はなく、塗膜のはがれが保証の対象になります。
塗装後に余った塗料は、補修用の塗料として、ペットボトルなどに入れて貰っておくと良いでしょう。
ガス給湯器や物置きなどを交換する際に活用できます。

18. よくあるトラブル
塗装後、3年や5年で、塗膜の不良ではがれと膨れが発生することがあります。原因は塗装の乾燥時間を守っていないことによることが多いです。外壁塗装は冬は2週間、夏は10日間ほどかかりますので、極端に短い工事期間で仕上げられた場合は注意が必要です。
金属サイディングは、外観の仕上がりについてトラブルが発生することがあります。外壁の角の継ぎ目も種類があり、事前によく打ち合わせをしておくことが大切です。
2つの工事プラン
テイガクでは、外壁リフォーム方法に合わせた2つのプランをご紹介します。
料金プラン例の他に、シミュレーションによる料金プランや、工事提供価格もサイト内で公表しています。ぜひ参考にしてみてください。
料金プランの参考例
外壁塗装の相場 (想定外壁面積 140㎡前後/窯業サイディング)

15年色持ちプラン
約70万円
(屋根カバー工法と同時施工で
約175万円・足場込)
※正式な金額を算出するには現場調査が必要です。
工事費用は屋根や外壁の形や角度、使用部材、現場環境によって変わります。
ポイント・工事詳細
表示する費用対効果を重視した工事プラン
①外壁塗料
ラジカル(水性)
15年前後の耐候性

②付帯部
シリコン(弱溶剤)
12年前後の耐候性

③外壁目地
変成シリコン
15年前後の耐候性

【想定面積】
外壁面積 | 140㎡前後 |
【工事金額】
養生・洗浄 | 5万円 |
外壁塗装 | 30万円 |
付帯塗装共 | 10万円 |
シーリング | 20万円 |
諸経費 | 5万円 |
【参考商品】
外壁塗料 | プレミアムシリコン/エスケー化研 |
25年色持ちプラン
約85万円
(屋根カバー工法と同時施工で
約205万円・足場込)
※正式な金額を算出するには現場調査が必要です。
工事費用は屋根や外壁の形や角度、使用部材、現場環境によって変わります。
ポイント・工事詳細
表示する長期色もちを重視した工事プラン
①外壁塗料
無機塗料(水性)
20年前後の耐候性

②付帯部
ラジカル(弱溶剤)
15年前後の耐候性

③外壁目地
高耐久ポリマー配合
25年前後の耐久性

【想定面積】
外壁面積 | 140㎡前後 |
【工事金額】
養生・洗浄 | 5万円 |
外壁塗装 | 45万円 |
付帯塗装共 | 12万円 |
シーリング | 23万円 |
諸経費 | 5万円 |
【参考商品】
外壁塗料 | エスケープレミアム無機/エスケー化研 |
金属サイディングの相場(想定外壁面積 140㎡前後)

価格重視プラン
180万円
(屋根カバー工法と同時施工で
約305万円・足場込)
※正式な金額を算出するには現場調査が必要です。
工事費用は屋根や外壁の形や角度、使用部材、現場環境によって変わります。
ポイント・工事詳細
表示する価格を重視した工事プラン
①外壁材
ガルバリウム鋼板

②塗料
塗膜保証なし
遮熱ポリエステル

③断熱材
あり

④下地材
木下地

⑤外壁継ぎ目
通し目地

⑥外壁の角
通し出隅※
1本の金属製の部材を取り付ける

⑦色
単色

⑧デザイン
石調(薄いエンボス)

※ 出隅……出隅(でずみ)は外壁の角のこと。
【想定面積】
外壁面積 | 140㎡前後 |
【工事金額】
接着物脱着 ひび割れ処置 |
10万円 |
通気下地取り付け | 15万円 |
金属サイディング | 100万円 |
板金取り付け | 20万円 |
付帯塗装 | 15万円 |
シーリング | 10万円 |
諸経費 | 10万円 |
【参考商品】
外壁材 | シャドーライン/アイジー工業 |
品質重視プラン
300万円
(屋根カバー工法と同時施工で
約425万円・足場込)
※正式な金額を算出するには現場調査が必要です。
工事費用は屋根や外壁の形や角度、使用部材、現場環境によって変わります。
ポイント・工事詳細
表示する性能とデザイン性を重視した工事プラン
①外壁材
アルミ

②塗料
塗膜保証10年
遮熱フッ素

③断熱材
あり

④下地材
樹脂下地

⑤外壁継ぎ目
段目地

⑥外壁の角
段出隅※
外壁材と同じ模様の部材を取り付ける

⑦色
インクジェット
(多彩色)

⑧デザイン
深絞り(立体感のあるエンボス)

※ 出隅……出隅(でずみ)は外壁の角のこと。
【想定面積】
外壁面積 | 140㎡前後 |
【工事金額】
接着物脱着 ひび割れ処置 |
10万円 |
通気下地取り付け | 20万円 |
金属サイディング | 185万円 |
板金取り付け | 40万円 |
付帯塗装 | 10万円 |
シーリング | 5万円 |
諸経費 | 10万円 |
【参考商品】
外壁材 | シャインウォールSI/YKKAP |
テイガクは外注をおこなわない
完全自社工事です。
そのため、上乗せ料金や仲介手数料は
一切ありません。
金属サイディングのリフォーム費用の
工事単価を、定額の料金で公開しています。
外壁塗装の価格は以下をご参考ください。
※時期により価格が変動することがあります。
【塗料価格表】
塗 料 | 価 格 | 耐候性 |
---|---|---|
ウレタン | 1800円/㎡ | 耐候性10年 |
シリコン | 2100円/㎡ | 耐候性12年 |
ラジカル | 2300円/㎡ | 耐候性15年 |
フッ素 | 3000円/㎡ | 耐候性20年 |
無機 | 4000円/㎡ | 耐候性25年 |
【シーリング(増し打ち)価格表】
塗 料 | 価 格 | 耐候性 |
---|---|---|
変成シリコン | 670円/m | 耐候性10年 |
高耐久ポリマー | 700円/m | 耐候性20年 |
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テイガクの工事拠点


関東地域の工事拠点

東京本社 | 東京都杉並区高円寺北2-13-3 |
東京・埼玉工事センター | 埼玉県川口市上青木1-19-2 |
神奈川工事センター | 神奈川県横浜市港北区新羽町1960 |
テイガク横浜店 | 神奈川県横浜市都筑区池辺町4774 |
テイガクさいたま店 | 埼玉県さいたま市南区関1-7-3 2F |
千葉中央工事センター | 千葉県千葉市花見川区犢橋町149-14 |
テイガク東京中央店 |
東京都小平市上水本町 |
テイガクへのお問い合わせからご契約までの流れ
依頼
2社から3社を指定して現地調査依頼
2社から3社を指定して現地調査依頼
可能であれば図面を用意
可能であれば図面を用意
受け取り
見積り書内の屋根材や塗料の品質を確認
見積り書内の屋根材や塗料の品質を確認
施工管理者と打ち合わせをして納得できたら工事依頼
施工管理者と打ち合わせをして納得できたら工事依頼
工事内容や工事手順を最終確認して工事契約
工事内容や工事手順を最終確認して工事契約
ご契約から工事引き渡しまでの流れ
火災保険の申請は工事契約後(業者決定後)に実施
火災保険の申請は工事契約後(業者決定後)に実施
工事中は前面道路と駐車場が利用できなくなります
工事中は前面道路と駐車場が利用できなくなります
施工管理者による工事内容確認とともに工事中の写真をお客様にお渡し
施工管理者による工事内容確認とともに工事中の写真をお客様にお渡し
お客様ご確認後、足場を解体
お客様ご確認後、足場を解体
完工金のご入金後、保証書を発行
完工金のご入金後、保証書を発行
引き渡しからアフターサービスまでの流れ

訪問販売による屋根不具合の指摘を受けた場合は、業者には屋根にのぼらせず、テイガクへ連絡ください。できかぎり速やかに屋根の状態を点検いたします。

震度7の地震や風速60mを超える台風などの大規模災害が発生し、屋根の状態に不安を感じられる場合は、お客様のお求めに応じて屋根の点検をいたします。
外壁工事に関するよくある質問
A
基本的に10年~15年に1度塗装をおこなってください。
築後25年程度何もせず、外壁カバー工法を1度だけおこなって済ましてしまうこともおすすめです。
A
外壁塗装は約60万円程度かかります。
足場費用20万円とシーリング費用20万円が別途かかります。
外壁カバー工法は塗装工事の約2.5倍です。
用いる塗料や外壁材、面積、建物の形状によって価格が変わります。
A
外壁塗装とシーリング打ち替え、外壁カバー工法、外壁張り替えなどがあります。
A
基本的に季節を気にする必要はありません。
ただし、梅雨と台風シーズン、秋雨は雨天の影響で工事が長くなる傾向があります。
また、冬は塗料の乾燥が遅いため、工事期間が少し長くなります。
A
外壁塗装は、塗装会社がおこないます。
外壁カバー工法は、建築板金工事会社がおこないます。
ただし、屋根カバー工法と外壁塗装をおこなうことが一般的になりつつあるため、
テイガクのような外壁塗装を得意とする建築板金工事会社が増えています。
A
ラジカル塗料がおすすめです。
約15年程度の耐候性が期待できます。
A
高耐久ポリマーが配合されている20年超の耐久性があるシーリング材がおすすめです。
15年程度しか維持しない変成シリコンよりおすすめです。
テイガクではオート化学工業のオートンイクシードを用いています。
A
約30年程度の耐久性が期待できます。
塗装工事では雨漏り保証が付かない一方、外壁カバー工法は雨漏り保証が得られるので安心です。
A
フッ素塗膜のガルバリウム鋼板製品がコストパフォーマンスに優れています。
予算がある人にはアルミサイディングがおすすめです。