マンションの斜壁にはなぜアスファルトシングルが使われるのでしょうか?
このページではRC造のアスファルトシングルが用いられる理由を解説すると共に、改修時期を迎えたアスファルトシングルの改修方法についても解説をします。
アスファルトシングルがマンションで採用される理由
斜壁に張る機会が多いアスファルトシングル
アスファルトシングルを張ったマンションをよく見かけます。
その多くは斜めになっている外壁部分に張られています。
いわゆる斜壁にアスファルトシングルが張られていることが多いです。
斜壁は雨風の影響を受けやすいので、外壁をタイルで仕上げてしまうと、タイルが剝落してしまう恐れがあります。
そのため、比較的安全で安価なアスファルトシングルが採用されています。
アスファルトシングルが斜壁で採用するメリット
マンションでアスファルトシングルが採用されるメリットは以下のとおりです。
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軽くてコンパクトであるため高層階でも持ち運びが容易
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スレートや瓦に比べて剥がれ落ちたの被害が少ない
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価格が安い
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施工が簡単
施工方法で耐風性能が変わる
国内のアスファルトシングル製造大手の田島ルーフィングは、アスファルトシングルの施工方法に応じて耐風性能(固定強度)を求めています。
メーカー純正品のシングルセメントでしっかり接着させる工法を採用すれば、高さ30mの場所でも安全にアスファルトシングルを張って仕上げることが可能です。
風による飛散リスクが高い
台風で剥がれ落ちる不具合報告が増加中
アスファルトシングルは20年~30年程度が寿命の屋根材です。
つまり、20年目に葺き替えやカバー工法などの本格的な改修工事を検討したい屋根材です。
アスファルトシングルは他の屋根材と比べると、耐久性が高い屋根材ではありません。
そのため、築後30年が経過したアスファルトシングルは、本格的な改修工事を検討してほしいです。
アスファルトシングルの改修方法
マンションは張り替えが基本
マンションなどの大規模施設の場合は、張り替え工事が基本です。
カバー工法は屋根の下地に手を加えることができない工事であるため、多少の不安を残したまま、屋根を改修することになります。
大規模施設は足場の組立工事が伴います。
万が一の事態を避けるためにも、張り替え工事をおこなう方が賢明です。
防水工事をした後にアスファルトシングルを張る
マンションのアスファルトシングルは、コンクリートの上に防水層を形成させ、防水層の上にルーフィングとアスファルトシングルを張る工程が基本です。
戸建て住宅のような野地板がありません。
また、メーカーによってはマンションなどのRCかつアスファルトシングル専用のルーフィングも用意されています。
防水層の工事を得意とする職人さんと、屋根工事を得意とする職人さん、2人の職人さんが関わる工事になります。
コストパフォーマンスでは屋根カバー工法
コストパフォーマンスを重視する場合は、屋根カバー工法がおすすめです。
用いる屋根材は、アスファルトシングル、もしくは金属屋根で古いアスファルトシングルの上に屋根を被せます。
テイガクでは、低層のマンションの屋根カバー工法の施工実績が豊富にあります。
アスファルトシングルの上に金属屋根を用いてカバー工法
マンションの大規模建築物の屋根改修工事はテイガクで
大型建築物の屋根改修工事はテイガクにお任せください。
テイガクはマンションやビルの屋根や外壁の改修工事が得意な会社です。
マンションのアスファルトシングルの張り替えやカバー工法は、これまで数多くの施工実績がございます。
管理組合様や不動産管理会社様、居住者様へ適切に応対いたします。
もちろんアスファルトシングルの屋根の改修だけではなく、外壁の塗装や外壁の補修もご提案可能です。
お見積りの作成までは無料です。
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