【スーパーガルテクト】さらに進化したガルバリウム鋼板

全記事 一覧 | 2019.07.29
アイジー工業 スーパーガルテクト

スーパーガルテクトは金属建材トップメーカーであるアイジー工業が取り扱う金属屋根です。
ガルバリウム鋼板ではない次世代鋼板であるSGL(エスジーエル)鋼板が用いられています。
他社メーカーの金属屋根と比較しても、多くの点で優れている人気の屋根材です。
このページはスーパーガルテクトの特徴とメリットについて詳しく解説します。

1.アイジー工業とは

1-1.アイジー工業とは

アイジー工業とは山形県に本社がある住宅用金属建材のトップメーカーです。
金属サイディングと金属屋根の建材を販売しています。
主力商品はサイディングでは「ガルスパン」、屋根では「スーパーガルテクト」です。

サイディング分野では窯業サイディング、屋根分野では瓦やコロニアルのシェアが高いこともあり、アイジー工業は一般の人にはあまり名前が知られていません。
しかし、住宅建築に関わる人であれば知らない人はいない会社です。
スーパーガルテクト

1-2.アイジー工業の評価

「日経ホームビルダー」では毎年、工務店にアンケートを募り、採用したいメーカーランキングを発表しています。
アイジー工業は毎年、金属サイディングと金属屋根の各分野で1位を獲得しています。
金属屋根では3年連続1位を獲得しています。
売り上げだけではなく、業界関係者からの評価も高いメーカーであるということです。
アイジー工業

2.人気の金属屋根

現在の金属屋根は主にガルバリウム鋼板とよばれるメッキ鋼板が用いられています。
ガルバリウム鋼板は販売開始から30年以上が経過している素材です。
しかし、販売当初のガルバリウム鋼板の屋根は全く売れませんでした。
住宅の重要部位である屋根に新しい素材を使うことはリスクが高すぎるため、誰も率先して使わなかったからです。

そんなガルバリウム鋼板の屋根ですが、販売開始から十分な年月が経ち、実績も増えたことで評価が確立されました。
さらにガルバリウム鋼板にマグネシウムを添加させたSGL鋼板が新日本製鐵から販売されました。
そのような背景があり、2017年、屋根材の中で初めて金属屋根が瓦とコロニアルを抑えてシェアナンバーワンになりました。
この人気の勢いはとどまることなく、これから金属屋根の需要は益々高くなる見込みです。
ガルバリウム鋼板について詳しくはこちら
進化したガルバリウム鋼板「SGL鋼板」について(外部サイト)
金属屋根出荷シェア

3.二種類の金属屋根

3-1.縦葺き(たてぶき)

縦葺きとは縦方向に張る金属屋根のことです。
従来の金属屋根は縦葺きが主流でした。
20年以上昔の金属屋根の多くが縦葺きです。
しかし、横葺き屋根の人気が高まり、戸建て住宅市場で縦葺きは減少傾向です。
安価で施工できることもあり、工場や倉庫などの大規模建築物は今でも縦葺きで施工することが多いです。
縦葺き(たてぶき)

3-2.横葺き(よこぶき)

横葺きとは横方向に張る金属屋根のことです。
かつて、横葺き金属屋根は寺社仏閣などの一部を除き、ほとんど取り入れられていない形状でした。
しかし、金属屋根の製造技術が向上することで大量生産されるようになり、横葺きは現在の戸建て住宅の主流となっています。
スーパーガルテクトも横葺きです。
横葺き(よこぶき)

4.スーパーガルテクトの特徴とメリット

スーパーガルテクトはアイジー工業が販売する横葺きタイプの金属屋根です。
金属屋根の中でも断トツに人気がある商品です。
人気がある理由は、さまざまな点で他社製品よりも優れた特徴があるからです。
スーパーガルテクトが優れている点について解説します。

4-1.全商品がSGL鋼板(エスジーエルこうはん)

SGL鋼板は日本最大手の製鋼会社である新日本製鐵が取扱う次世代の鋼板です。
従来のガルバリウム鋼板にマグネシウム添加させることで、ガルバリウム鋼板がもつ耐久性をさらに高めた素材です。
ガルバリウム鋼板と比べ、3倍超の耐久性があります。
2016年、アイジー工業は新日本製鐵からSGL鋼板コイルの供給を受け、金属屋根全商品を他社に先駆けてガルバリウム鋼板からSGL鋼板に切り替えました。
同時に屋根の商品名を「ガルテクト」から「スーパーガルテクト」に変更しました。
従来のガルテクトの穴あき保証は10年でしたが、SGL鋼板製品になったことで保証年数が25年に拡張しました。
保証年数が倍以上になるほどSGL鋼板が優れた素材ということです。
新日本製鐵と取り引きがないメーカーが製造する金属屋根は「ガルバリウム鋼板」のままです。
言うまでもないことですが、これから金属屋根を使用する予定の方はSGL鋼板の屋根を選ぶことをおすすめします。
SGL鋼板(エスジーエルこうはん)

4-2.篏合式(かんごうしき)

横葺き金属屋根は「篏合式」と「インターロック式」に分かれます。
篏合式とは屋根の上下を引っ掛け合わせて張るタイプの屋根です。
インターロック式は屋根の上下を側面からビスで留めて張るタイプの屋根です。

嵌合式は日本製品が多く、インターロック式は外国製品に多いです。
嵌合式は製造技術力がある日本製らしい丁寧なつくりの形です。
お互いをはめ合う形になる篏合式の屋根を前面に張ると、屋根が一体化します。
そのため、嵌合式は耐風性能が高いです。
インターロック式は重なり合う板金か所がずれた状態でビス留めしてしまうと、風でめくれて飛ばされるリスクが高くなります。
2018年に大きな台風が発生しました。
弊社の施工ではないですが、インターロック式の金属屋根が台風で飛ばされる被害がありました。
一方、テイガク屋根修理が手掛けた嵌合式のスーパーガルテクトは剥がれなどの不具合が一例もありませんでした。
篏合式(かんごうしき)インターロック式屋根

4-3.断熱材一体型で欠損か所がない

スーパーガルテクトの裏側には断熱材が貼られています。
断熱材が金属屋根の欠点である「暑さ」と「うるさい雨音」を軽減してくれます。

スーパーガルテクトは嵌合部にも断熱材が充てんされているのが特徴です。
多くの他社メーカー商品は嵌合部まで断熱材が充てんされていません。
断熱材の欠損か所を「熱橋(ねっきょう)」とよびます。
スーパーガルテクトは熱橋がなく屋根全体を断熱材で覆うことができる数少ない金属屋根です。
また、断熱材の厚みも他のメーカー製品に比べて厚いです。
スーパーガルテクトの断熱材他のメーカーの断熱材

4-4.販売実績と年数

スーパーガルテクトが改良される前の金属屋根であるガルテクトは2006年に販売開始されました。
販売開始から10年以上が経過し、出荷量も多く安全安心して使うことができる評価が確立された製品です。

4-5.国産

最近の金属屋根は韓国製品が増えており、年々シェアを伸ばしています。
シェアを伸ばしている一番の理由は安いからです。
韓国製品はポスコとよばれる会社の鋼板が使われています。
しかし、輸入品の場合、突然供給されなくなったり入手困難になったりするリスクがあります。

一方、スーパーガルテクトは新日本製鐵の鋼板を加工した国産品です。
輸入品よりは安定した供給が期待できます。
アイジー工業の工場

4-6.保証体制

スーパーガルテクトは穴あきの不具合が25年間、赤さびは20年間、メーカーより保証されます。
フッ素製品は塗膜の変退色保証も付与されます。

保証内容 ガルテクト(通常) スーパーガルテクト(フッ素)
穴あき 25年 25年
赤さび 20年 20年
塗膜変退色 なし 20年

スーパーガルテクトの保証内容は屋根本体だけではなく、工事費も含まれます。
しかし、他社メーカーの商品は工事費までは保証されず、屋根材の代替のみだけであることが多いです。
1枚屋根が錆びてしまい、1枚だけ新しい屋根を送られてくるだけの対応は保証がないに等しいです。
金属屋根を比較検討するときは必ず、保証規約を確認しましょう。
最近は50年保証の屋根材も登場していますが、保証内容の免責事項を比べると、明らかにスーパーガルテクトの保証が手厚いことがわかります。金属屋根の保証内容

4-7.施工しやすく高品質の工事ができる

スーパーガルテクトは役物(やくもの)のラインアップが他のメーカー製品に比べて、圧倒的に多いです。
2倍から3倍近くの役物があります。
役物とは金属屋根本体以外で使用する板金のことです。
たとえば、金属屋根を張る時、軒先部分には「唐草(からくさ)」とよばれる板金を取り付けます。
ある会社の金属屋根は唐草が1種類しかありません。
一方、スーパーガルテクトは唐草が4種類もあります。
スーパーガルテクトの場合、屋根の形状や条件に応じて、唐草を使い分けて取り付けることができます。
スーパーガルテクトは他の金属屋根よりも施工がしやすい屋根材です。

外科手術(板金工事)をする時、外科医(職人)の腕が一番大事ではありますが、手術で使う道具が30種類ある病院と10種類しかない病院では、30種類ある病院の方が手術が成功できる可能性は高くなるはずです。
つまり、役物数が豊富なスーパーガルテクトはより品質の高い工事がおこないやすいということです。スーパーガルテクトの役物数スーパーガルテクトの唐草

4-8.カラーラインアップと特殊塗膜

スーパーガルテクトは通常商品である「ポリウレタン」と高額商品である「フッ素」の塗膜商品があります。
どちらも遮熱効果を備えています。
フッ素商品はポリウレタンよりも塗膜の質が高く、耐候性が高い(色あせにくい)です。

スーパーガルテクトのポリウレタン商品は塗膜に厚みがあり、ちぢみ塗装(結晶塗装)が採用されています。
結晶塗装は傷が付きにくい特徴があります。(※結晶は年月が経過するとともに無くなります)
また、ちぢみ塗装の屋根はそうでない屋根よりも滑りにくいです。
スーパーガルテクトは滑りやすい他の屋根材よりも安全に工事ができやすいため、高い工事品質が確保しやすいです。

スーパーガルテクトのポリウレタン商品は他社製品と比べてカラーラインアップも豊富です。
「ブラック」「ブラウン」「グリーン」「ブルー」「チャコール」の5色があります。
金属屋根の遮熱性は色が大きく影響するため、チャコールをテイガク屋根修理はよくお客様におすすめします。
スーパーガルテクトの塗装ラインアップ

4-9.沿岸地域でも使える

SGL鋼板はガルバリウム鋼板より錆びにくく、耐久性が高い素材です。
そのSGL鋼板はガルバリウム鋼板と比べて塩害が受けにくい特徴があります。
ガルバリウム鋼板製品であった「ガルテクト」は沿岸から5キロ圏内に位置する住宅は保証が得られませんでした。
しかし、SGL鋼板製品の「スーパーガルテクト」になってから、保証適用外地域は沿岸から500メートルに大幅に改善しました。
海に近い建物でも安心して使用ができるようになったということです。
錆びたガルバリウム鋼板

5.スーパーガルテクトの施工費用

5-1.ざっくりしたスーパーガルテクトの施工費用

テイガク屋根修理がお客様にご提供する大雑把なスーパーガルテクトの施工費用です。
屋根面積に単価をかけて工事金額を計算してください。
100㎡のコロニアル(スレート屋根)にカバー工法でスーパーガルテクトを張った場合の工事金額は、110万円~130万円の間でおさまることが多いです。

工事内容(足場や諸経費含む) 工事費用
カバー工法 11,000円~13,000円/㎡
葺き替え(アスベスト無し) 16,000円~18,000円/㎡
葺き替え(アスベスト有り) 18,000円~20,000円/㎡

上記金額は税別価格となります。

5-2.安心の定額&低額料金

テイガク屋根修理はスーパーガルテクトのリフォームでかかる費用をホームページ上で細かく公開しています。
詳細金額を知りたい方はこちらの屋根リフォーム工事価格表を参考にしてください。

施工対象か所 工事費用
スーパーガルテクト本体(通常) 6,500円/㎡
スーパーガルテクト本体(フッ素) 7,500円/㎡
ルーフィング/PカラーEX+ 650円/㎡
棟板金 3,000円/m
軒先板金 1,500円/m
ケラバ板金 1,500円/m
谷どい板金 5,000円/m

6.テイガク屋根修理はスーパーガルテクトの施工実績数が日本一

スーパーガルテクトは鋼板の質、保証年数、保証内容、実績と検証数、耐風性、施工性の良さ、工事品質の確保、色の数、断熱性、どれをとっても優れています。
特に役物のラインアップ数に関しては毎年増え続けています。
これほど役物の数があり、ハイペースで新しく増やしているメーカーは他にありません。
スーパーガルテクトが金属屋根の中で、他の会社を寄せ付けないポジションにある商品ということです。

テイガク屋根修理を運営している昭和ルーフリモ株式会社は10社20種類以上の金属屋根を取り扱う板金工事会社です。
スーパーガルテクトだけではなく、たくさんの会社の金属屋根を施工してきている会社です。
しかし、現在はお客様にとってメリットが多いスーパーガルテクトを施工することが増えています。
そのような背景もあり、2019年5月にはアイジー工業から施工面積数が最も多い施工店として「施工店の部 最優秀賞」をいただきました。

スーパーガルテクトの人気が高まり、スーパーガルテクトを施工する業者が増えています。
しかし、どんな優れた屋根材であっても、施工する屋根工事会社の技術力が伴っていなければ意味がありません。
関東地区と関西地区で高品質なスーパーガルテクトの工事をお求めのお客様は、施工実績が豊富なテイガク屋根修理にご相談ください。
お見積りまでは無料です。

スーパーガルテクト日本一施工店

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