太陽光パネルが着いた屋根のリフォーム費用が高い理由

全記事 一覧 | 2017.10.10

目次

1.屋根はいずれ本格的なリフォームが必要
2.太陽光(ソーラー)パネル脱着費用は高い
3.顧客の囲い込み
4.分離発注のすすめ
5.定額屋根修理の太陽光(ソーラー)パネルの脱着

投資目的で太陽光(ソーラー)パネルを設置される方がたくさんいらっしゃいます。
しかし、当初のプランニング通りに投資資金は回収できるのでしょうか?
インターネット上では「太陽光パネルメーカー」や「太陽光パネル設置業者」からの一方的な情報で溢れかえっています。

太陽光パネルの脱着には、見過ごされている問題があります。

この記事では「屋根業者の視点」で太陽光パネルの設置に伴うリスク(リフォーム時の負担)について詳しく解説します。
ソーラーパネル 屋根リフォーム

1.屋根はいずれ本格的なリフォームが必要

太陽光パネルを設置する際、屋根のリフォーム費用については太陽光パネル設置業者から説明を受けることがほとんどありません。
なぜなら、設置業者は太陽光パネルの販売を目的にしているからです。
屋根のリフォーム工事が見過ごされています。
後着けで太陽光パネルを設置した戸建住宅の場合、およそ10年から20年で本格的な屋根の改修工事が必要となります。

例えば、コロニアルの場合、10年に1度に塗装、30年目に葺き替えもしくは重ね葺き(カバー工法)によるリフォームが求められています。
コロニアルについて詳しくはこちら

屋根の中には建築後10年から15年で急速に劣化が進行し、直ちに葺き替えもしくは重ね葺き(カバー工法)を必要とする屋根材もあります。(2000年初頭に製造された化粧スレート屋根の場合)

それでは太陽光パネルの脱着を伴う屋根リフォーム工事の費用はいくらでしょうか?
屋根はいずれ本格的なリフォームが必要

2.太陽光(ソーラー)パネル脱着費用は高い

重ね葺きとは軽量金属屋根材をコロニアルの上に張る工事方法です。
カバー工法について詳しくはこちら
現在、最もスタンダードなコロニアルの改修方法として認められています。
重ね葺きを行う際、太陽光パネルの脱着が必要です。

一般の工事に比べ、下記のような負担やデメリットが伴います。
・太陽光パネルを取り外す費用
・取り外した太陽光パネルを保管する費用(置き場所がなく、トランクルームで保管するケースがあります)
・新たに太陽光パネルを取り付ける費用
・新しい屋根の専用架台や金具の交換取り付け費用
・メーカー保証切れ
・設置業者によるアフターメンテナンス保証切れ

屋根のリフォーム時に太陽光パネルを脱着する費用はとても高額です。
古いパネルを一度外して設置するのですがから、新品の設置以上に手間がかかります。
傾斜で足元が悪い劣化した屋根の上で、1枚10KGを超える太陽光パネルを取り外す作業はとても大変です。危険です。
また、屋根材が変わるのため専用金具が必要になります。
一度外した太陽光パネルは基本的にメーカー保証が切れてしまいます。
(太陽光パネルの保証は最低10年、メーカーによっては20年です。)
保証が切れるということは脱着時の故障・破損リスクが担保されていないということであり、必然的にリフォーム費用は高くなります。
太陽光パネルの設置業者の保証も切れてしまいます。

大量に太陽光パネルがある住宅では、脱着費用が数十万に及ぶことも少なくありません。
投資資金の回収計画が大幅に狂うことになります。
屋根のリフォームを主体にした観点では、太陽光パネル設置は大きな恩恵が見込めないのです。
太陽光(ソーラー)パネル脱着費用

3.顧客の囲い込み

「太陽光パネルが設置されているから」太陽光パネル設置業者に屋根のリフォームができるか相談される方がいます。
「他業者の手が加わると保証が切れるから」といった理由で太陽光パネル設置業者に相談される方もいます。
この設置事実や、アフターメンテナンス保証切れを条件にして、太陽光パネル設置業者は屋根のリフォーム工事の受注を目的にした営業を強く推し進めます。

たしかに、太陽光パネルメーカーや設置業者の保証があると安心です。
しかし、屋根のリフォーム工事を行うのは太陽光パネルの設置業者ではありません。
「太陽光パネル設置工事」と「屋根のリフォーム工事」は全く別分野の工事です。
太陽光パネル設置業者は、屋根のリフォーム専門工事業者に工事を依頼します。
つまり、太陽光パネルの設置業者を通して屋根のリフォーム工事を行うと、リフォーム工事費用が仲介となり、とても高くなります。

「太陽光パネルの設置業者が提示した屋根カバー工法の見積り金額が、どうも高い」といった内容で定額屋根修理宛にご相談される施主様が最近増えています。
「保証」や「アフターメンテナンス」とは顧客の囲い込みをすることであり、次なる工事費用の回収を行うといった側面があるのです。

なお、この手法は太陽光パネルに限りません。
大手ハウスメーカーのリフォーム部門も同様のビジネスモデル(アフター保証を武器にした顧客の囲い込み)を用いています。
太陽光パネル脱着 費用 見積もり

4.分離発注のすすめ

建築用語のひとつに「分離発注」というものがあります。
「分離発注」とは施主様が各専門分野の工事会社に発注する工事方式のことです。

・トイレは水廻りの専門工事会社に。
・クロスの貼替はクロスの専門工事会社に。
・外壁塗装は塗装の専門工事会社に。
・サッシの交換はサッシメーカー直営やサッシ専門の工事会社に。
・ソーラーパネルはソーラーパネル専門の工事会社に。
・金属屋根のリフォームは金属屋根の専門工事会社に。
このように専門工事会社に直接、施主様が新築やリフォーム工事を依頼することを「分離発注」と呼びます。

特にリフォーム工事部門では急速に「分離発注」が進んでいます。
理由はインターネットによる情報発信の影響です。

昔は建物を建てた住宅会社や不動産会社、地域の工務店や総合リフォームショップ、訪問販売、チラシ営業しか、依頼先の選択がありませんでした。

しかし、現在はインターネット上で細かな工事情報や専門工事会社について簡単に調べることができます。
また、専門工事会社に依頼することは大きなメリットがあることも認知されるようになっています。

・ハウスメーカーや工務店などを通さずに直接専門工事会社と契約することで、仲介費用が発生のない安い工事費用で依頼できる

・専門分野の知識や経験が豊富であるため、施主様の建物に応じた適切な工事方法が提案してもらえ、納得できる

・不具合や災害事故などが発生しても、直接連絡ができるので迅速な応対が期待できる

また、最近ではインターネット上で工事会社や工事内容の様子をできる限りオープンに情報公開しているリフォーム会社も増えています。
弊社でも直接工事であることを示すため、直接仕入れた材料保管倉庫の様子などを写真に納めてインターネット上で情報公開しています。
太陽光パネル 屋根リフォーム業者

5.定額屋根修理の太陽光(ソーラー)パネルの脱着

下記は弊社が行った太陽光パネルの脱着工事の経過です。
太陽光(ソーラー)パネルが取り付けられた屋根
リフォーム前の画像です。太陽光(ソーラー)パネルが取り付けられています。
「アーバニー」と呼ばれる化粧スレート系の屋根です。
最近、リフォーム工事を希望される施主様が増えている商品です。

太陽光(ソーラー)パネル取り外し
太陽光パネルを取り外します。
屋根は劣化している上、傾いています。
その上、一度取り外しを行ったパネルは保証が切れるので、慎重に取り外します。
屋根カバー工法今回は直接下葺き材張りカバー工法で施工を行いました。
下葺き材を屋根全面に張ります。
屋根本体張り屋根本体を張ります。
ガルバリウム鋼板製の金属屋根です。
使用した屋根はアイジー工業のスーパーガルテクトです。
パネル架台取付金属屋根専用架台を取り付けます。
金具は屋根に穴をあけないグリップ仕様です。(コロニアルで使用する金具は屋根に穴を開ける仕様となっています。)
ソーラーパネル取付なおしパネルを取り付けます。
ソーラーパネル電気工事電気配線を整えます。
ソーラーパネル屋根リフォーム完成屋根カバー工法と太陽光パネルの脱着工事が終わりました。
定額屋根修理の工事保証は10年となります。

太陽光パネルの脱着が伴う屋根のリフォームは定額屋根修理にお任せください。
施工実績が豊富な屋根専門工事会社が直接契約・直接施工で屋根のリフォームをお客様から承ります。
お見積りまでは無料で承っております。
是非お気軽にお問い合わせください。

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