![施工前の屋根](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_3739-1-300x225.jpg)
![施工後の屋根](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_4067-768x576.jpg)
工事前の状態
![施工前の屋根](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_3739-1-350x240.jpg)
お住まい屋根の工事前の状態です。
パナホーム様施工で、屋根材としてスレートと縦葺きの金属屋根材が使用されており、建築時に京セラのサムライ太陽光発電を設置されたとのことでした。
![錆が発生](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_3745-1-350x240.jpg)
スレートに太陽光パネルを設置する場合、屋根材に穴をあけて施工することになります。
そのため、パナホーム様からは、屋根に穴をあけるパネル取り付けを避けるように20年前から勧められており、縦葺き金属屋根の上にキャッチ工法で太陽光パネルを設置されたとのことでした。
金属屋根材には、穴をあけずに取り付け金具を金属屋根材につかませる、キャッチ工法で太陽光パネルを設置することが可能です。
しかし、25年が経過していることもあり、縦葺きのガルバリウム鋼板製金属屋根材には、ところどころに錆が発生していました。
![屋根の劣化の様子](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/81B5F73F-E7B4-43BB-A1BD-13D63775C66A-350x240.jpeg)
また、太陽光パネル設置面以外のスレートにも、割れや欠けが多く見られました。
屋根材の割れや欠けなどの劣化が進行すると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがあります。
そのため、今回思い切って葺き替え工事をおこなうご決断をなされたとのことでした。
テイガクからのご提案
今回は、京都市左京区のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築25年、パナホーム様施工で、屋根材としてスレートと縦葺きの金属屋根材が使用されており、金属屋根材の部分には、京セラの太陽光パネルであるサムライが設置されていました。
スレートに太陽光パネルを設置する場合には、屋根材に穴をあけて取り付け、一方、金属屋根材に太陽光パネルを設置する場合には、金具を屋根材につかませるキャッチ工法という方法で取り付けます。
そのため、建築時にパナホーム様からスレートに穴をあけての太陽光パネルの施工を避けるように言われており、金属屋根材に設置する形となったようです。
しかしスレートは割れや欠けなどの劣化が激しくなっており、金属屋根材の部分も錆の進行がみられたため、今回は新規の金属屋根材に葺き替えた上で、太陽光パネルを取り付け直すご提案をさせていただきました。
耐久性が向上し、しっかり太陽光パネルが設置された美しい屋根の様子をぜひご覧ください。
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太陽光パネル
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葺き替え工事
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スーパーガルテクト
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キャッチ工法
京都市左京区でおこなった、パナホームの屋根葺き替えと、太陽光発電脱着リフォーム工事手順
![太陽光パネル取り外し](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/3A5506E4-3417-4115-A9C0-EF0D613D946B-1-350x240.jpeg)
ここから、京都市左京区でおこなった、屋根葺き替え工事と太陽光パネル脱着工事の手順についてご紹介いたします。
葺き替え工事をおこなうにあたり、まずは太陽光パネルと古い屋根材を取り外しました。
![新規の野地板を取り付け](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/88528500-68C7-4F2A-A847-BD2F8EB91E4E-350x240.jpeg)
既存の屋根材を撤去したら、新規の野地板を取り付けました。
野地板は屋根を支える下地材です。
テイガクでは厚さ12mmの構造用合板を野地板として使用しています。
この厚い野地板が、上に載る屋根材をしっかり支えます。
![スーパーガルテクトを取り付け](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/661ACB18-2FA6-431F-B33B-0A045638E831-350x240.jpeg)
野地板を張り付けたら、その上から新規のルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートは、防水の役割をもち、屋根を雨漏りから守ります。
ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を取り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクトです。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、耐久性と断熱性に優れています。
![ケラバ板金](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/CF0F0FAD-9F07-4620-B0BF-E0C0238EBD33-350x240.jpeg)
ケラバ板金の様子です。
スーパーガルテクトのケラバ板金には、内部に立ち上がった部分があり、屋根に雨水が浸入するのを防いでくれます。
このように止水性や排水性を緻密に計算した、不具合を抑える部材が揃っているのもスーパーガルテクトの魅力です。
外観もおしゃれでモダンに仕上がるため、スーパーガルテクトならば、さまざまなお客様のニーズに応えることができます。
![煙突](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/547816B5-45F3-4712-BD4E-7A3FE8DF457D-350x240.jpeg)
今回のお住まい屋根には、パナホーム特有の煙突もありました。
煙突は、屋根材と接合する部分が多くあり、雨漏りの原因となりやすい場所です。
![煙突まわりの雨仕舞](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/CBFDB06D-3424-467D-8B36-4931472F5D07-350x240.jpeg)
雨漏り防止のため、煙突まわりは板金でしっかり雨仕舞しました。
![棟には面戸を取り付け](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/C041B30A-FDF8-4290-A55D-FA1F36EF4F3C-350x240.jpeg)
屋根材と屋根材が接合する棟も、雨漏りしやすい箇所です。
また、棟板金を支える下地が腐食すると、強風の際に棟板金のめくれや飛散などの事故につながるおそれがあります。
そのため、棟には面戸を取り付けて止水性を高めました。
この下地の上に棟板金を取り付けて、しっかり雨仕舞をおこないます。
![太陽光パネルを取り付け](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_4054-350x240.jpg)
棟板金を取り付けて屋根の葺き替えが完成したら、太陽光パネルを取り付けました。
金属屋根材に太陽光パネルを設置する場合には、屋根材を取り付け金具につかませる、キャッチ工法で取り付けをおこなうことができます。
スレートのように屋根材に直接穴をあける必要がありません。
ただし、今回取り付けた京セラのサムライは、パネル取り付け金具を一般のものよりも多く用いるため、通常の太陽光パネル脱着費用よりも工事費用が高くなります。
京都市左京区でおこなった、パナホームの屋根葺き替えと、太陽光発電脱着リフォーム工事が完成です!
![施工後の屋根](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_4067-768x576.jpg)
以上で、京都市左京区でおこなった、パナホームの屋根葺き替えと、太陽光発電脱着リフォーム工事が完成です!
割れや欠けなどの劣化が見られたスレートと、錆の見られた縦葺き金属屋根を、新規のスーパーガルテクトで葺き替えたことにより、耐久性の向上した美しい屋根が完成しました!
スーパーガルテクトならば、スレートのように穴をあけることなく、キャッチ工法で太陽光パネルを設置することが可能です。
太陽光パネルを伴った屋根のリフォームの際は、ぜひスーパーガルテクトの使用をご検討ください。
テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。
京都府京都市左京区と周辺地域のその他工事例
京都府京都市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!
![大阪工事センター](https://yanekabeya.com/wp-content/uploads/2023/08/oo-1.jpg)
大阪工事センター
住所 | 大阪府豊中市利倉1-5-37 (Googleマップはこちら) |
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電話番号 | 066-152-6576 |
都道府県ページ | 大阪 |
テイガクは、大阪府豊中市に「大阪工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
大阪工事センターは、2023年夏、大阪北摂地域と兵庫地域、京都地域、滋賀地域の工事を管理する拠点として誕生しました。
今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。
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