相模原市緑区 - 太陽光パネル脱着と葺き替え工事で屋根リフォーム

施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年8月
施工地域 神奈川県横浜市
施工地域ページ 神奈川県
テイガク拠点 神奈川工事センター
築年数 築17年
屋根材(施工前) スレート/コロニアルNEO
外壁材(施工前)
工事内容
太陽光パネル付き工事 屋根葺き替え

工事前の状態

工事前の屋根の様子

お客さま宅屋根の工事前の状態です。
屋根材として、旧クボタのコロニアルNEOが使用されていました。
コロニアルNEOは、比較的早期にひび割れ、欠け、反りなどの不具合が発生する屋根材として知られています。
また、工事前から太陽光パネルが設置されていました。

スレートに太陽光パネルを設置する場合には、屋根に穴をあけて取り付け

スレートに太陽光パネルを設置する場合には、写真のように屋根に穴をあけて取り付けます。
ただでさえ不具合報告のある屋根に穴をあけて太陽光パネルを設置していたうえ、屋根材の劣化も進行していたため、雨漏りの危険性の高い状態でした。
この状態から、金属屋根材を使用したリフォームをおこなった場合には、屋根材に穴をあけずに太陽光パネルを設置できます。
ただし、カバー工法をおこなうと太陽光パネルも加えた屋根の重量の問題が生じるため、リフォームには葺き替えがおすすめです。

テイガクからのご提案

今回は、神奈川県相模原市緑区のお客さまから、太陽光パネル付き屋根のリフォームについてご相談をいただきました。
お客さま宅は築17年のお住まいで、工事前には不具合報告のある屋根材として知られているコロニアルNEOが使用されており、太陽光パネルが設置されていました。
コロニアルNEOのようなスレート屋根材に太陽光パネルを設置する場合は、屋根材に穴をあけて施工します。
今回の現場ではただでさえ不具合報告のある屋根材のコロニアルNEOに劣化の進行が見られたうえ、太陽光パネルは穴をあけて設置されていたため、雨漏りの危険性の高い状態でした。
以上のような状態であったため、今回は屋根葺き替えによるリフォーム工事をご提案させていただきました。
太陽光パネル脱着を伴うリフォーム工事の場合、太陽光パネルを含んだ屋根の重量が問題となるため、カバー工法よりも葺き替えがおすすめです。

ポイント
  • 太陽光パネル

  • コロニアルNEO

  • 葺き替え

  • キャッチ工法

相模原市緑区でおこなった、太陽光パネル脱着と葺き替えによる屋根リフォーム工事手順

太陽光パネルの発電量を計

ここから、相模原市緑区でおこなった、太陽光パネル脱着と葺き替えリフォーム工事の手順についてご紹介いたします。
工事をおこなうにあたり、まずは事前に太陽光パネルの発電量を計測しました。
この作業は工事前と工事後におこない、工事後も適切に発電ができているか確認します。

太陽光パネルを取り外し

発電量を計測したら、太陽光パネルを取り外すとともに、既存屋根材であるコロニアルNEOを撤去しました。

既存屋根材を撤去

既存屋根材を撤去したら、新規の野地板を張り付けました。
テイガクでは厚さ12mmの構造用合板を野地板として使用しております。
この厚い野地板が上に載る屋根材をしっかりと支えます。

ケラバ板金は、ステンレスビスでしっかり固定

野地板を張り付けたら、その上から防水の役割をもつルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートを貼り付けたら、さらにその上から新規の金属屋根材を張り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクト(ブラウン)です。
スーパーガルテクトは、錆に強いガルバリウム鋼板をさらに改良したエスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
スレートよりも軽いため、葺き替え工事で使用すると、家屋の重心がより下がり、耐震性も向上します。
写真に見えるケラバ板金は、ステンレスビスでしっかり固定しました。

棟の雨仕舞

最後に棟の雨仕舞をおこないました。
テイガクでは棟板金下地に金属下地(エスヌキ)を使用し、すき間に面戸を取り付けて雨仕舞しております。
棟板金の下地が腐食した場合、強風の際に棟板金を支えきれず、棟板金のめくれや飛散につながるおそれがあります。
その点、金属下地は腐食しにくいため、強風の際の棟板金飛散リスクを大きく低減させることができます。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

相模原市緑区でおこなった、太陽光パネル脱着と葺き替えによる屋根リフォーム工事が完成です!

太陽光パネル脱着と葺き替えによる屋根リフォーム工事が完成
太陽光パネル脱着と葺き替えによる屋根リフォーム工事が完成

金属の棟下地を取り付けたら、その上から棟板金と換気棟を取り付けました。
その後、はじめに撤去した太陽光パネルを取り付けました。
スレートとは異なり、金属屋根材に太陽光パネルを取り付ける場合には、穴をあけることなく、キャッチ工法という施工方法で屋根材に金具をつかませて架台を取り付けることができます。
以上で、相模原市緑区でおこなった、太陽光パネル脱着と葺き替えによる屋根リフォーム工事が完成です!
劣化したコロニアルNEOをスーパーガルテクト(ブラウン)で葺き替えたことにより、耐久性が向上しただけでなく、重心が下がり、耐震性も上がっています。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた、適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

神奈川県相模原市緑区と周辺地域のその他工事例

神奈川県横浜市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

神奈川工事センター

神奈川工事センター

住所 神奈川県横浜市港北区新羽町1960
(Googleマップはこちら)
電話番号 045-717-6562
都道府県ページ 神奈川

テイガクは、横浜市港北区に「神奈川工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
川崎市や横須賀市、相模原市などにお住いのお客さまからのご依頼を中心に、神奈川県の工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

神奈川工事センターの
Googleのクチコミ

レビュアーアイコン
2023年10月18日

築30年余の持ち家の石綿入りスレート屋根をスーパーガルテクトに葺き替えて頂きました。 相見積もりを取った他社と比べると、テイガクさんのお見積りは少しだけ高かったのですが、①見積書の明細を比べてみると使用部材のグレードがテイガクさんの方が良く、結果として差は大きくないと納得出来たこと。②以前からYouTubeでテイガクさんの動画を拝見していて、表から見えない細部に至るまで丁寧な施工をされると信じられたこと。③Google他のクチコミをチェックしたところ、施工件数が多くても不評がほぼみられなかったこと。④以前近所でテイガクさんが屋根葺き替え工事をされており、その時お話した職人さんのご対応に好感が持てたこと。等の事情によりテイガクさんにお願いしました。 やはりお願いして良かったです。理由としては、工期がしっかりと守られたこと、現場にいらっしゃった職人さん達が、厳しいテイガクさんの施工マニュアルに沿って、評判通り丁寧かつ綺麗に施工して頂いたことが挙げられます。 屋根は普段なかなか見ない部分ですが、家にとって屋根は最重要です。その部分をお任せするからには、値段もそうですが、やはり良い職人さんに施工頂く事が何よりも重要だと思います。ありがとうございました。

レビュアーアイコン
2023年07月02日

今回、屋根改修工事は2度目となります。1軒目は台風後の屋根修復で、3社からの相見積もりの比較の結果、テイガク・昭和リーフ(株)さんからの見積もりだけが、いわゆる、工業規格などの標準化に適合していると判定できました。他社の見積もりには、屋根材一式〇〇円といった感覚的な数字が2,3行だけ記述されていました。今回の2軒目の発注先決定は、1軒目の成果物を見ての当然の帰結となります。シェイドチャコール(切れのある灰色)のスーパーガルテクトによるカバー工法、オプションの換気棟とステンレス製ビス、ステンレス製雨樋設置などとなっています。1軒目は小型車購入と同程度の予算でしたが、2軒目はもっと広いため中型車程度となりました。10数年前の他業者による屋根の補修ペンキ塗装は超高圧洗浄で脆くも吹き飛ばされ、コロニアル屋根へのペンキ塗装は必要だったのか、などとその耐久性に疑問を感じました。超高圧洗浄では、全ての外壁のカビや汚れも削ぎ落されて白亜が蘇り、新金属屋根の光沢と相まって、まるで新築のようなファサードに変身しました。金属屋根には熟練の技師が不可欠ですが、今回も細部まで美しい仕上がりを見せてくれました。ありがとうございました。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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