生駒市 - 太陽光パネルがついた屋根のカバー工法工事

奈良県生駒市にお住まいの方から、屋根の雨漏りに関するご相談をお受けいたしました。 現場の屋根には、太陽光パネルが設置されていました。 最近、屋根に設置されているお宅を見かけることが増えてきた太陽光パネルですが、屋根にビスを通して設置するタイプの取り付け方は、設置箇所の屋根には穴があいてしまいます。 お客さま宅の屋根にも、太陽光パネル設置のために穴があけられており、そこから雨漏りが発生していました。 また、お客さま宅の屋根にはスレートの屋根材が使われており、屋根材は経年劣化が進行していました。 今後屋根に関するお悩みがなくなるよう、太陽光パネルを取り外して、新しい金属屋根をうえから被せるカバー工法リフォームをおこなうことになりました。

奈良県生駒市でおこなった屋根カバー工法リフォーム

BEFORE

現地調査 太陽光パネルがついた屋根

現地調査 太陽光パネルがついた屋根

奈良県生駒市のお客さまから、雨漏りについてのご相談をいただきました。
ご相談をいただいた時点で、弊社の担当者とお客さまで現地調査の日程を調整いたします。
現地調査を終えて、おおよそ1週間ほどで見積書を送付させていただく流れとなります。

写真は、今回ご相談いただいたお客さま宅の現地調査時の屋根です。
屋根の広範囲に太陽光パネルが設置されていました。
一見するときれいに設置されており、屋根と太陽光パネルが2重になっているため、耐久性も高いように感じます。

現地調査 屋根裏の様子

現地調査 屋根裏の様子

こちらの写真は、お客さま宅の屋根を屋根裏から撮影したものです。
屋根裏に、太陽光パネルを固定するためのビスが突き抜けてきています。
お客さま宅では、こちらの穴から雨漏りが起きていました。

太陽光パネルを設置する際に屋根に穴をあけてしまうと、今回のお客さま宅のように雨漏りが発生したり、屋根材を傷めたりします。
そうなるとメンテナンスの時期も本来のメンテナンス時期より早まってしまう可能性があります。

屋根の最も重要な役割は雨風からお住まいを守り、快適な住環境を実現することです。
太陽光パネルの設置は慎重におこないましょう。
今回はこちらの屋根を、屋根カバー工法(重ね葺き)によりメンテナンスしていきます。

屋根工事開始 太陽光パネル取り外し

屋根工事開始 太陽光パネル取り外し

お客さまとの契約まで進みましたら、工事開始です。
まずは太陽光パネルを取り外していきます。

写真は太陽光パネルを取り外したあとの、スレート屋根の様子です。
太陽光パネルが設置されていた箇所は雨水の渇きが遅かったためか、とくに劣化が進んでいました。
スレート屋根の劣化を放置していると、雨漏りにつながるばかりか、屋根材のズレや飛散など危険な状
況にもつながりかねません。
また見た目にも劣化の度合いがよくわかるので、外観にも影響がでます。

古い棟板金を取り外す

古い棟板金を取り外す

太陽光パネルの次は、屋根の棟に取り付けられている「棟板金(むねばんきん)」を取り外していきます。
写真は「棟板金」を取り外した後の様子です。
太陽光パネルが取り付けられた部分とは別に、棟の下地部分にも雨水による腐食がみられました。
こちらの腐食した下地も取り外し、のちほど新しい下地を取り付けます。

ルーフィングシート張り付け

ルーフィングシート張り付け

太陽光パネルと棟板金を取り外したら、その上からルーフィングシートを張り付けていきます。
後の工程でこの上から屋根材を取り付けていくため、工事後はルーフィングシートが完全に隠れます。
そのため、あまりルーフィングシートを重要視されないお客さまもいらっしゃいます。
しかし、ルーフィングシートは住居を雨水から守るとても重要な部材です。
屋根からの雨漏りを防ぐ最後の砦といっても過言ではありません。

このルーフィングシートにはさまざまな種類が存在し、製品ごとに特徴や耐用年数が異なります。
ぜひ、こだわっていただきたい箇所です。
今回は田島ルーフィングの「タディスホワイト」を使用しました。
改質アスファルトと呼ばれる素材からできており、20年ほどの耐用年数が期待できます。

ルーフィングシートについて詳しくはこちら

金属屋根本体の張り付け

金属屋根本体の張り付け

ルーフィングシートを張り付け終えたら、その上から金属屋根本体を張り付けていきます。
今回は屋根材として、アイジールーフの「スーパーガルテクト」を使用しました。
スーパーガルテクトはSGL鋼板という素材からできており、一般的な金属屋根材の素材として使われるガルバリウム鋼板よりも耐久性があります。
耐食性能では、ガルバリウム鋼板よりも約3倍強の性能が認められています。
軽量かつ強風で飛ばされにくい取り付け方ができるため、地震や台風といった自然災害が多い日本において、とてもお勧めな屋根材です。

スーパーガルテクトについて詳しくはこちら

谷どい板金の施工

谷どい板金の施工

屋根と屋根が取り合う部分に取り付ける板金を「谷どい板金」と呼びます。
谷になっている部分は雨水が集まりやすい部分なので、雨漏りが起きやすい箇所です。
そのため「谷どい板金」の施工には細心の注意が必要です。

テイガクに所属する職人さんによって、写真のように丁寧な雨仕舞処理が施されました。

棟下地、棟板金の取り付け

棟下地、棟板金の取り付け

金属屋根本体を取り付け終えたら、棟部分を仕上げていきます。
棟部分にはまず「棟板金下地」を取り付けます。
「棟板金下地」には木製のものを使用している業者が多いですが、テイガクでは「棟板金下地」として腐りにくい素材の下地を使用します
そのため、下地が劣化することなく、棟板金の不具合発生を防ぐことができます。

棟板金下地を取り付けたらその上から「棟板金」を取り付けていきます。
写真に写っているのは「棟板金」を取り付け後、さらに「換気棟」と呼ばれる建材を取り付けた様子です。
「換気棟」は写真の中心下部に写っている、棟板金のさらに上に被せている棟のことです。
「換気棟」を取り付けることで、天井裏にこもった熱気や湿気もうまく外に排出することができます。

AFTER

生駒市のカバー工法による屋根リフォームが完成です!

生駒市のカバー工法による屋根リフォームが完成

奈良県生駒市でおこなった、太陽光パネル付き屋根のカバー工法によるメンテナンスが完了です。
今後雨漏りが起こる心配もなくなり、さらに自然災害にも強い屋根に仕上がりました。
さらに外観も非常に近代的でおしゃれなものとなり、お客さまにも大変ご満足いただけたようでした。
奈良県生駒市で屋根のリフォームをご検討されている方は、ぜひテイガク屋根修理にご相談ください。
現場調査からお見積りまではすべて無料で承っております。

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奈良県生駒市の屋根リフォーム、雨漏り修理はテイガク屋根修理にお任せください!

堺工事センター
堺工事センター

奈良県生駒市でおこなった屋根カバー工法の施工例をご紹介いたしました。

屋根の1番の目的は、雨風を防ぎ、住まいの快適な状態を維持することです。
太陽光パネルを適確に設置できなければ、屋根の最も重要な機能を損ないかねません。

太陽光パネルは電気代を節約できるメリットがあると言われています。
しかし、太陽光パネルの設置によって屋根材の劣化が進み、屋根のメンテナンス代が余分にかかり、投資資金を回収できない場合もあります。
さらに屋根の工事をする際には、パネルの脱着費用がかかることも念頭に入れておかなければなりません。
太陽光パネルの設置は、くれぐれも慎重におこないましょう。

テイガク屋根修理は、大阪市堺市・兵庫県伊丹市に工事拠点を構える屋根修理専門の板金工事会社です。
奈良県生駒市は全域が施工可能エリアとなります。
生駒市周辺で、屋根のリフォームをご検討されている方は、ぜひテイガク屋根修理にお任せください。
現地調査からお見積もりまではすべて無料で承っております。

この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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