トタン屋根の雨漏りDIY - コーキングと防水テープで修理

「トタン屋根の錆びをDIYで取ることができる？」
「棟板金をDIYで補修することはできる？」
このページではホームセンターで購入できる道具を用いて、素人の人でも簡単にできる補修方法をご紹介します。

※補修方法は品質重視から簡易補修までさまざまです。
本記事の補修方法が最適であるとは限りません。
ご自宅の不具合状況に応じて、適切な方法で補修をおこなってください。

※この記事は危険な屋根上での作業を推奨する記事ではありません。
原則、日常的に屋根上での修理作業に慣れている職人さんに補修作業は依頼してください。

今回の補修で使用した道具は以下の通りです。

・皮スキ(スクレーパー）：PROACT貫通スクレーパー100mm/約950円
・タワシ：シャイネックス粒度120/約200円
・補修テープ：ゴリラテープ シルバー/約1,000円

東京都練馬区のコーナン豊玉店で購入しました。
合計約2,150円です。

屋根修理業者に頼むと最低20,000円はかかると思います。

棟板金の錆びがひどく、大きな穴が開いています。
もちろん、穴あきは雨漏りの原因になります。
屋根の内部に雨水が入り込むおそれがあります。

こちらはゴリラのイラストでおなじみのゴリラテープ！
どうしてこのネーミングにしたか謎ですが、実は大手化学メーカーであるクレ556の呉工業が製造しているテープです。

ゴリラテープは手首に巻き付けて持ち運べるので、両手が使える状態で屋根上にのぼることができます。
また、手で簡単にちぎれるので、ハサミやカッターなども使わずに貼ることができます。
安全面と作業面に優れたテープです。

錆びがあるとテープやコーキング材が付着しないため、錆びをしっかりと除去させる必要があります。

補修テープよりシーリングを用いた補修の方が補修効果があります。
しかし、シーリングは持ち運びやコーキングガンの装着に手間がかかるので、簡易的な補修としてはテープによる補修をおすすめします。
養生テープは見た目だけの問題です。

築後30年以上経過したトタン屋根は内部腐食の進行が進んでいることが多いです。
雨漏りや強い風で飛ばされるリスクが高まっています。
今回の事例は応急処置としての側面が強いです。
屋根の劣化が激しい場合は補修に頼らず屋根の張り替えも検討してください。