【簡単!!】火災保険を用いた屋根修理の申請方法

全記事 一覧 | 2017.02.25

目次

1.火災保険の申請はとても簡単
2.必要書類は合計4枚・被保険者が用意する書類は2枚だけ
3.速やかに保険金を受け取るには
4.屋根修理だけではない!火災保険の補償内容
5.火災保険の申請方法
6.保険が適応できないケース
7.保険金の利用方法は自由
8.定額屋根修理は屋根修理の専門工事会社です
9.最後に

保険金を利用して屋根の修理を行う方が年々増加しています。
弊社でもたくさんのお施主様から保険申請に関するご相談をいただいています。
保険の申請は読者の方が思っているより簡単です。
このページでは火災保険を申請するための手続きを中心に解説します。2017年度2月に加筆いたしました。

火災保険 屋根 修理

1.火災保険の申請はとても簡単

風による被害にあった屋根(風災被害)は火災保険の対象となり、保険金を利用して屋根の修理ができます。
火災保険は積極的に活用するべきです。

一方、「保険会社に対するその一言で保険金が貰えなくなります」といった不確実性を煽る表現がネット上でしばしば見かけられます。
これは火災保険の申請代行を目的にした会社が好んで用いるフレーズです。
火災保険申請代行ビジネスは国民生活消費者センター保険会社も問題視しています。

火災保険の申請はとても簡単です。
正しい方法で申請を行えば、希望額に近い保険金がスムーズに保険会社から支払われます。
正しい方法とは被災した屋根(経年劣化ではありません)を被保険者自身が申請することです。
定額屋根修理にもたくさんのご相談が寄せられていますが、この方法で保険会社とトラブルがあったことは一度もありません。

火災保険の申請はとても簡単

 

2.必要書類は合計4枚・被保険者が用意する書類は2枚だけ

大手保険会社の火災保険申請用の書類をご紹介します。
お施主様が記入する用紙はたった2枚です。
「保険金請求書」「事故状況説明書」です。
保険金請求書 火災保険    火災保険 事故状況報告書
その他、「修理見積もり書」「被害物の写真」が必要です。
これらは私たち屋根工事会社が用意します。
「被害物の写真」の室内側(雨漏り被害等)はお施主様に撮影いただくよう弊社ではお願いしています。
いずれの書類も難しいところは一切ありません。
それにも関わらず、難しい話に膨らませて申請代行を勧誘する会社が存在します。

火災保険 修理見積書火災保険 屋根被害写真

3.速やかに保険金を受け取るには

3-1.火災保険は被保険者自身が申請する

被災した屋根は一刻も早く修理が必要です。
希望額に近い保険金が保険会社から速やかに認められ、入金されることが望まれます。
そのためには、被保険者が自ら保険会社に連絡し、必要書類を用意して申請を行うことが大切です。
弊社で工事を行ったお施主様の中には2週間で保険金が入金された実例もあります。
行政や保険会社が指摘する通り、火災保険は被保険者(お施主様)自身が申請してください。

火災保険は被保険者自身が申請する

3-2.火災保険の申請代行会社に依頼することは避ける

火災保険の申請代行会社は全くの第三者です。
関わる人が増えると問題は複雑化し、スムーズに保険金を受け取ることができなくなります。
当事者(火災保険には加害者がいません)の見解が異なりやすい交通事故でさえも、私たちは自分自身で保険会社に連絡を取って手続きを行います。
もし交通事故の補償で争いになった場合は弁護士に依頼します。
弁護士でもない第三者の会社に申請書類の作成を依頼することは極めて不合理なことなのです。

火災保険の申請代行会社は「高い工事見積り(保険金)- 低い実際の工事費」で利益を得ます。
この利益が大きいため「0円修理・申請代行費無料」のビジネスが成立します。
できる限り高い工事見積りを申請代行会社は請求するため、保険会社の折衝がつまずいて保険金の受け取りが遅くなるだけではなく、最悪の場合、保険契約の解除になります。

そして、なるべく安くて手間がかからない工事を申請代行会社は行うはずです。
屋根は目に見えないため恰好の工事対象です。
工事会社を選択する機会もお施主様には設けられません。
工事品質の担保がありません。

このような背景があるため、火災保険の申請を代行会社に依頼することは絶対に避けるべきことです。

火災保険の申請代行会社

4.屋根修理だけではない!火災保険の補償内容

火災保険は住宅購入時に必ず加入します。
火事による保険金申請自体が減少しているため、「火災保険」を「住まいの保険」と言い換える会社も増えています。
火事や屋根の風災以外も火災保険(住まいの保険)は幅広く補償をしてくれます。
見落としている補償があるかもしれません。

下記は火災保険(住まいの保険)の枠組みの中で、保険会社からの保険金支払いが認められている事例です。
・塀にスプレーで落書きされた(不測かつ突発的な事故)
・カギを紛失したので玄関ドアを開けてほしい(三井住友海上火災保険株式会社 QQサービス)
・室内で遊んでいた子供が窓ガラスを割った(不測かつ突発的な事故)
・空き巣に室内の家財を盗まれた(盗難)
※実際の補償内容、支払い額は各保険会社の特約やオプション契約により異なります

このように火災保険の対象は多岐にわたります。
屋根に限らず、その他の被災も正しく申請すれば、保険会社から希望通りの回答が得られるはずです。
火災保険の申請手続きはとても身近な存在です。
屋根修理だけではない!火災保険の補償内容

5.火災保険の申請方法

火災保険は以下の手順で申請してください。
※保険会社により必要申請書類や手続きの手順が異なる場合がございます。

5-1.保険会社もしくは保険代理店に問い合わせをする

はじめにお施主から「保険会社」又は「保険代理店」に問い合わせをしてください。
(電話番号は保険証書に記入されています)
特に保険代理店は火災保険の申請経験が豊富であり、立場が中立です。
正しい方法で申請手順を行えば、保険代理店の営業担当者は親身に相談に乗ってくれる(味方になってくれる)はずです。

5-2.被災内容を伝える

被災内容について保険会社もしくは保険代理店に報告します。
台風や突風、雪、雷等で実際に被害にあった内容を口頭で伝えて、保険申請の方法や必要書類についてご確認ください。
具体的な被害例:棟板金や屋根瓦の飛散やズレ、落下・雨漏り・落雪によるカーポート破損 等

5-3.保険申請の書類

保険申請の書類は下記の4点です。
①保険金請求書
②事故状況説明書
③修理見積もり書
④被害物の写真
この4つのうち①保険金請求書と②事故状況説明書はお施主様自身で記入してください。

5-4.屋根修理会社に問い合わせる

「屋根の調査・見積書作成」を屋根修理会社に依頼します。
見積書の作成は無料であり、保険会社提出用の見積書の作成経験がある会社が最適です。
「屋根修理工事」というタイトルで見積書は作成して下さい。
現場調査(火災保険のアドバイス)と見積り書の作成を依頼した時点で契約とする会社が存在するので注意してください。

5-5.保険会社の調査

保険会社(代理店)から、保険鑑定人が被害状況の確認に伺う旨の連絡が入ります。
保険鑑定会社は保険会社が選定します。
日時調整をした上、保険会社(代理店)の担当と保険鑑定人が同行してお客様のご自宅の屋根の損害状況を確認します。

たいていは屋根にのぼらず、屋根の現場確認はとっても長いカメラ付きの棒で被害状況の確認をします。

5-6.保険金の確定

保険会社から保険金支払いの内容について連絡があります。
現場確認後、7日から10日程度で提出した見積もり内容の回答が得られます。
ただし、大災害時は大幅に保険会社の対応が遅延します。
2015年の九州地方の大雨・土砂災害では東京の鑑定士さんが九州にまで泊り込みで派遣されるほどで、保険鑑定までおよそ2ヶ月掛かったそうです。

火災保険 屋根修理 期間 時間

6.保険が適応できないケース

火災保険が適応されないケースがあります。
適応外になる条件は保険会社ごとに異なりますので、保険申請前に確認してください。
以下は代表的なケースです。
・過去5年以内に屋根塗装を含む屋根修理をした
・修理が必要になった日から3年以上経過した
・修理費用が20万円以下
ただし、屋根の被災を修理する工事は足場の組み立てが必要です。
足場組立を伴う屋根工事の大多数は20万円以上の費用がかかります。
足場の組立費用は忘れずに見積り書内に組み入れてください。
・保険契約者、被保険者等の故意もしくは重大な過失または法令違反

・経年劣化等

「経年劣化」もしくは「自然消耗」は保険適応されません。
「サビ」や「ヒビ割れ」「塗膜剥離」「コケやカビ」その他類似の事由、または「ねずみ食い」「虫食い」等に起因する損害も該当します。

保険が適応できないケース

7.保険金の利用方法は自由

保険申請の内容はあくまでも「損害箇所の原状回復」です。
見栄えを良くしたり、既存の製品より高品質の製品を用いたリフォーム工事ではありません。
例えばスレート瓦(コロニアル)が被災した場合、金属屋根によるカバー工法(重ね葺き)の保険申請はできません。
しかし、保険金に追加料金を支払って屋根カバー工法を行うことや外壁塗装を行うことは認められます。
保険金の利用方法は被保険者の自由です。(新価保険特約除く)
そのまま保険金を利用せず被害箇所が更に悪化するまで放置することも可能です。

つまり、「保険申請」と「保険金の利用」は分別する必要があります。
火災保険の申請代行会社は保険金と工事費用の差益を目的にしています。
したがって、「保険申請」と「保険金の利用」「屋根修理工事」が全てセットになる落とし穴があるのです。
被保険者の「保険金の使い道」や「修理業者の選定」が制限されることになります。

火災保険申請代行会社との工事契約を被保険者がキャンセルした場合、保険申請の労務を理由に火災保険申請代行会社は申請代行手数料(キャンセル料)を請求するはずです。
法律上、クーリングオフが認めらますが、保険申請代行会社とのトラブルは避けられません。

「まず始めに保険会社に連絡し、信頼できる屋根修理会社(直接工事の会社)に見積り書と被災写真撮影の依頼をする。」
これこそが保険申請を行う最も正しい方法です。

火災保険 屋根カバー工法 重ね葺き

8.定額屋根修理は屋根修理の専門工事会社です

火災保険を利用する場合、「直接工事の会社」「火災保険の見積り作成の経験がある会社」に依頼することが屋根修理会社の前提条件です。
屋根の修理を請け負う会社は店舗形態でもインターネット上でもたくさんあります。
しかし、その多くは仲介業者(営業会社)です。
仲介業者は工事を受注した後、下請け会社に工事を紹介するシステムで成り立っています。
屋根の修理会社の営業形態をお施主様は見極める必要があります。

直接工事会社の選定には「倉庫有無の確認」が有効です。
材料を発注して工事を請け負う会社であれば屋根材を保管する倉庫が必要かだからです。
屋根修理会社をお探し中の被保険者さまはインターネットを活用して「倉庫有無の確認」をしてください。

定額屋根修理はお客様と直接契約し、直接工事を請け負う会社です。
日本瓦(陶器瓦)やコロニアル(スレート瓦)を金属屋根に葺き替えしたり重ね葺きする工事を専門としています。
金属屋根を保管する倉庫が「埼玉県川口市」「神奈川県横浜市」「千葉県市川市」「大阪府堺市」にあります。
直接工事の会社であるからこそ屋根の工事料金を「定額制」で公表しています。
火災保険を利用した屋根リフォーム工事も実績が豊富です。
見積り作成や写真作成は無料で承っております。
屋根修理工事会社をお探しのお施主様はお気軽に弊社宛にご相談ください。

火災保険の見積もり作成は定額屋根修理で

 

9.最後に

・「火災保険」は「住まいの保険」と呼ばれるようになり、火事や屋根の被災以外にも様々な補償を行っています。

・経年劣化による不具合は保険適応されません。

・保険申請は被保険者(お施主様)自身で必ず行ってください。

・被災が確認できた場合、はじめに被保険者は保険会社に連絡し、必要書類を確認してください。

・被保険者が用意する書類は「保険金請求書」「事故状況説明書」の2枚だけです。内容も複雑ではありません。

・思っているより簡単で速やかに保険金は支払われます。

・「見積り書」と「被災写真撮影」は無料で提供してくれる屋根修理工事会社に作成してもらいましょう。

・「直接工事の会社」「火災保険の見積り作成の経験がある会社」に依頼することが屋根修理会社の選定条件です。

・火災保険申請代行会社に「保険申請」と「屋根工事」を依頼をするのは避けましょう。

 

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