屋根の種類 各素材のメリットとデメリット【画像付】

全記事 一覧 | 2017.03.21

目次

1.屋根素材の種類
2.コロニアル
3.ガルバリウム鋼板
4.瓦棒葺き
5.立平葺き
6.和瓦(陶器瓦)
7.ジンカリウム鋼板(表面石粒仕上げ)
8.ROOGA(ルーガ)
9.アスファルトシングル
10.その他屋根の種類
11.建築会社が勧める屋根が最適であるとは限らない
12.良い屋根工事会社の見つけ方
13.最後に

※こちらの記事では、一般住宅で使用される屋根の種類について解説しています。
倉庫や工場の屋根に関する記述がございません。ご了承ください。

屋根の種類 

1.屋根素材の種類

建築会社(建築士)から提案された屋根材に対してお施主様は十分な検証を行っていますか?

内装の新築やリフォームを行う際、私たちはキッチンの使い心地やクロスの柄、床の素材などにこだわります。
一方、屋根は目立たないところであり、建築会社が提案する屋根材を言われるがままに承諾する傾向が高いです。
屋根は真っ先に予算削減の対象になりやすい部位でもあります。

しかし、屋根こそ住宅にとって一番重要な部位です。
電気やガス、水回りなどは最近の話であり、住宅の歴史は屋根の組み立てから始まっています。
高温多湿の気候風土から住宅を長持ちさせるため、雨漏りを防ぐため、屋根材を検証し選択することはとても大切なことです。

屋根のリフォーム工事は極めて高額です。
弊社のスタッフが現場調査に伺う際、「屋根の種類や形について販売会社から十分な説明がなかった。こんなことになるならもっとよく調べれば良かった。」と語られるお施主様は少なくありません。

ひと昔に比べて屋根に使用される新しい素材や工事方法が増えています。
専門家から一方的に屋根材を紹介される時代は終わりました。
現在は、お施主様自らインターネットを用いて「予算」や「将来のメンテナンス」「屋根の耐久性」「形状」「断熱性」「デザイン」などを調べて、使用する屋根材の種類を自由に選択できる時代です。

下記の図は定額屋根修理にお問合せされたお施主様の既存屋根の割合をグラフ化したものです。
一部、現在販売されていない(不具合報告が多い)屋根材(セキスイかわらU・パミール)を含めて12種類の屋根材があります。
これらに新しい屋根材(スーパーガルバリウム鋼板・天然石粒付ジンカリウム鋼板・ルーガ)が加わります。

今回の記事では戸建て住宅で用いられる代表的な屋根材8種類をご紹介します。
是非、お施主様が屋根の種類を判断する際の参考にしてください。

屋根の種類リフォーム前

2.コロニアル

コロニアル
コロニアルは新築で最も使用されている屋根材で、セメントや粘土などを基材にした薄い板状瓦です。
コロニアルの他、「化粧スレート」「カラーベスト」「スレート瓦」「軽量スレート瓦」とも呼ばれています。
コロニアルはケイミュー株式会社から販売されているスレート瓦の商品名で、流通量がとても多いため、商品名が一般名詞化しています。
化粧スレート市場では98%のシェアを占めています。
ケイミューでは12種類ものスレート瓦が販売されています。
いずれも、「価格」「グレード」「デザイン」「保証期間」などが異なります。
高価格な商品ほど遮熱やメンテナンス性などの点で優れています。
コロニアル屋根の詳細はこちら「コロニアルの耐用年数 耐久性とメンテナンスをご覧ください。

2-1.コロニアルのメリット

・施工が容易
・施工できる業者が多い
・最も使用されている「コロニアルクァッド」は低価格
・軽量なため耐震性に優れている
・30年経過しても色あせ(塗装のメンテナンス)しにくい製品「グラッサシリーズ」がある
・大手メーカーのブランド力と保証内容
・カラーバリエーションが豊富

2-2.コロニアルのデメリット

・(コロニアル屋根の上にコロニアル屋根を張る)カバー工法ができない
・最も使用されている「コロニアルクァッド」は寿命が短い(約30年)
・日本の伝統的な家屋には適さない単調なデザイン
・定期的な塗装が必要になる(主に景観維持が目的)
・軽量分野に属する屋根であるが金属屋根に比べると重い(和瓦の1/2で金属瓦の4倍の重さ)

2-3.コロニアルの材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 4,500円~8,000円
おすすめ度 △~○

 

3.ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は屋根のリフォーム分野で最も使用されています。
JIS規格では「溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板」と定められています。
ガルバリウム鋼板の他、「ガルバ屋根」「(軽量)金属屋根」「成型ガルバリウム鋼板」とも呼ばれています。
「金属屋根」はアルミや銅、ステンレス、GL鋼板なども含まれますが、現在では金属屋根はガルバリウム鋼板のことを示します。
屋根瓦の形に加工されたガルバリウム鋼板を「成型ガルバリウム鋼板」と呼びます。
戸建て住宅では「成型ガルバリウム鋼板」を用いることが多く、裏側に断熱材が充てんされている製品が人気です。

ガルバリウム鋼板は既存のコロニアル屋根に直接張るリフォーム(カバー工法)が認知され、爆発的に普及しました。
定額屋根修理でも屋根のリフォームをする際に、最もお勧めしています。

ガルバリウム鋼板の中には塗膜が強化された「フッ素樹脂の3層構成タイプ」やメンテナンスフリーとされている「天然石粒仕上げタイプ」の商品もありグレードは様々です。
日本の伝統的な住宅の美観を損ねない和瓦フォルムの製品もあります。
2016年3月には大手であるアイジー工業からマグネシウム含有の成型ガルバリウム鋼板屋根「スーパーガルバリウム鋼板 商品名:スーパーガルテクト」が販売されました。
スーパーガルバリウム鋼板は従来品に比べて3倍の寿命が認められ、製品保証期間も10年から15年に拡大されています。

スーパーガルバリウム鋼板の詳細はこちら「ガルバリウム鋼板屋根メーカー比較」をご覧ください。

3-1.成型ガルバリウム鋼板屋根メーカー

主な成型ガルバリウム鋼板屋根を取り扱うメーカーをご紹介します。
同じガルバリウムを使用していますが、各メーカーごとに商品の特徴や品質が異なります。
「保証期間」「断熱材の有無」「色」「塗膜形成」「フッ素タイプ」「鋼板の厚み」「価格」「フォルム」などに注目してください。
定額屋根修理では各メーカー、全ての屋根材をご用意、施工ができます。
アイジー工業株式会社 「スーパーガルテクト」
ニチハ株式会社 「横暖ルーフα」
日新製鋼建材株式会社 「月星タイトルーフ」
マックス建材株式会社 「マックス瓦」
リクシル式会社 「T・ルーフ」
JFE鋼板株式会社 「プレーゲル」
セキノ興産 「SLルーフ」
中山化成株式会社 「ニュールーフィックス」

3-2.ガルバリウム鋼板のメリット

・既存のコロニアル屋根に直接張ることができる(屋根カバー工法)
・施工実績が豊富であり検証や評価もされている(販売から30年以上が経過している)
・軽量で地震に強い
・耐久性が高い
・断熱効果がある(断熱材付の製品のみ)
・頻繁なメンテナンスが不要
・大手メーカーのブランド力と保証内容
・和風と洋風のデザインがあり、色も豊富

3-3.ガルバリウム鋼板のデメリット

・工事費が比較的高額
・常時の浸水に弱いため、なるべく屋根の勾配(角度)を要する

3-4.ガルバリウム鋼板の材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 6,000円(断熱材なし)~9,000円
おすすめ度

 

4.瓦棒葺き(トタン・ガルバリウム鋼板)

瓦棒屋根

瓦棒葺きとは「金属板」と「垂木(たるき)と呼ばれる棒」で構成された屋根です。
現場でコイル状になった金属板を切り張りするだけで施工できるため、道幅の狭い住宅地や十分なスペースのない住宅地でも施工ができます。
昔の瓦棒はトタン(亜鉛鋼板)を使用していました。
そのため、瓦棒葺きのことを「トタン屋根」と呼ぶことがあります。
現在より15年以上昔の瓦棒屋根はトタン製である可能性が高いです。
トタンは赤錆が発生し拡大しやすい素材です。
現在の瓦棒葺きの金属板はガルバリウム鋼板を使用します。
トタン葺きについて詳しくはこちら「トタン屋根の雨漏り修理やリフォーム工事について」をご覧ください。

4-1.瓦棒葺きのメリット

・施工が容易
・施工上の制限(狭所や道幅等)がない
・勾配(角度)のない屋根に使用することができる
・工事費が低価格

4-2.瓦棒葺きのデメリット

・断熱性がない
・雨音がする
・カバー工法には適していない(施工不良になりやすい)
・トタン製の瓦棒は寿命が短い(現在はガルバリウム鋼板製)

4-3.瓦棒葺きの材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 5,200円
おすすめ度

 

5.立平葺き

立平葺き屋根

立平葺きは瓦棒葺きと異なり、垂木を使用せず、金属だけで仕上げたよりシンプルな屋根です。
金属素材はガルバリウム鋼板を用います。
立平はお施主様宅の屋根に合わせて、あらかじめ工場でオーダーメードすることができます。
現場加工の手間がなくなるため、施工に要する時間は驚くほど短期間で済みます。
長尺の屋根を必要とする大型の屋根で特に有効です。
シンプルモダンな住宅に適合したフォルムであるため、最近では外壁にも使用されつつあります。
立平葺きの詳細はこちら「最も値段が安い、低価格な立平葺きによる屋根リフォーム」をご覧ください。

5-1.立平葺きのメリット

・勾配(角度)のない屋根に使用することができる
・工事費が低価格
・超短期間で施工ができる

5-2.立平葺きのデメリット

・断熱性がない
・雨音がする
・現場脇に大型トラックを駐車できるスペースが必要
・カバー工法には適していない(施工不良になりやすい)
・瓦棒と比べて難易度が高い(施工できる業者が少ない)

5-3.立平葺きの材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 5,200円
おすすめ度

 

6.和瓦(陶器瓦・粘土瓦)

日本瓦

和瓦は日本古来から伝わる屋根材です。
全体の51.3%を占めている、シェアナンバーワンの屋根材です。
しかし、初期費用やメンテナンス費用が高額であり、耐震性にも劣るため、和瓦のシェアは低下傾向です。
和瓦の他、「日本瓦」「陶器瓦」とも呼ばれます。
飛鳥時代の瓦が未だに現存するほど耐久性に優れています。
コロニアルの単調なデザインを避けるお施主様が増加傾向にあり、最近の新築戸建て住宅ではF型瓦(フラット瓦・平瓦)の人気が高まりつつあります。
和瓦について詳しくはこちら「【全9種】屋根(日本)瓦の葺き替え方法と工事費用」をご覧ください。

6-1.和瓦のメリット

・50年~100年近い耐久性
・昔ながらの日本家屋に合った厳かな雰囲気

6-2.和瓦のデメリット

・非常に重く耐震性に劣る
・漆喰部分のメンテナンスが必要
・台風時に飛散する危険性がある(重大な落下事故になりやすい)
・初期費用もメンテナンス費用も高額

6-3.和瓦の材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 8,000円~12,000円
おすすめ度 ×

 

7.ジンカリウム鋼板(表面石粒仕上げ)

ジンカリウム鋼板屋根

ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板の耐久性能は変わりません。
ただし、2016年、ガルバリウム鋼板市場では、マグネシウムが添加された耐久性の高い「スーパーガルバリウム鋼板」が販売されました。
そのため、マグネシウムが添加されていないジンカリウム鋼板はスーパーガルバリウム鋼板より耐久面で劣ります。

ジンカリウム鋼板名で販売されている屋根材の一番の特徴は、屋根表面に天然石が付着していることです。
天然石の色が屋根全体の色となるため、塗装によるメンテナンスが不要とされています。
ジンカリウム鋼板の他、「ストーンチップ鋼板」「自然石粒付き鋼板」「天然石付き仕上げ屋根」とも呼ばれています。
商品ごとにデザインや価格が異なります。
株式会社ディートレーディングの「エコグラーニ」伊藤忠建材株式会社の「スカイメタルルーフ」が有名です。

ジンカリウム鋼板の名前で販売している屋根材は、国産のものではなく輸入品(韓国・ニュージーランド・アメリカ製)です。
ジンカリウム鋼板の屋根材を推し進める会社は輸入品であることや、製造国を積極的に情報開示しない傾向があります。
製造国が気になる方はリフォーム工事が始まる前にリフォーム会社、もしくは輸入元に屋根材の製造国を確認してください。
ジンカリウム鋼板屋根の詳細についてはこちら「高品質 屋根材 【ルーガとジンカリウム鋼板】」をご覧ください。

7-1.ジンカリウム鋼板のメリット

・既存のコロニアル屋根に直接張ることができる(屋根カバー工法)
・軽量で地震に強い
・表面が石なのでメンテナンスフリー
・音が響かない
・販売元による30年長期保証

7-2.ジンカリウム鋼板のデメリット

・輸入品(韓国・ニュージーランド・アメリカ製)であることが多い
・断熱性が無い(屋根材の裏に断熱材が充てんされていない)
・ガルバリウム鋼板製(2017年現在の金属屋根はスーパーガルバリウム鋼板が主流)
・工事費が比較的高額

7-3.ジンカリウム鋼板の材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 6,500円~8,000円
おすすめ度

 

8.ROOGA(ルーガ)

ルーガ屋根

ROOGA(ルーガ)はコロニアルメーカーであるケイミューが独自で開発した屋根瓦です。
一般名称は「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」です。
既存コロニアルの上に重ねて張る、カバー工法で用いられることも特徴のひとつです。
ガルバリウム鋼板などの金属瓦に次ぐ、ハイブリット屋根材として人気が高まりつつあります。
ROOGA(ルーガ)を用いて施工するにはルーガショップとしてケイミューから認定される必要があります。
認定には一定基準(研修や紹介制など)が設けられているためそのため、ルーガショップであることは工事品質の担保と成り得ます。
ROOGA(ルーガ)の詳細についてはこちら「ルーガ屋根(ROOGA)雅瓦の特徴・リフォーム施工例」をご覧ください。

8-1.ROOGA(ルーガ)のメリット

・コロニアル屋根メーカーが認める屋根カバー工法専用屋根材
・販売開始から10年が経過し実績と検証もされ専門家の評価が高い
・屋根瓦最大手メーカーのブランド力と保証内容
・和瓦のような重厚感がありながら、硬くて割れない
・特殊なコーティング(グラッサコート)によるメンテナンスフリー
・洋瓦風の「鉄平」や和瓦風の「雅」があり、カラーバリエーションも豊富
・高品質の工事担保が得られる(ルーガショップのみ工事ができる)

8-2.ROOGA(ルーガ)のデメリット

・工事費が高額
・施工業者が限られている
・施工地域が限られている
・工事期間が比較的長い

8-3.ROOGA(ルーガ)の材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 8,500円~9,500円
おすすめ度

 

9.アスファルトシングル

アスファルトシングル

アスファルトシングルは端的にいうと、【防水シートが仕上げ材になった屋根材】です。
アメリカでは80%以上の住宅で使用されています。
「シングル材」とも呼ばれています。
シート状で施工が容易であるため、曲面や高層マンションなどの屋根によく用いられます。
防火基準が認定されたことにより、近年、新築住宅でも工事件数が増加傾向にあります。
ただし、屋根材全体のシェアでは約2%であり、まだまだ市場では認められていない立ち位置です。

9-1.アスファルトシングルのメリット

・耐久が高い(25年や30年保証の製品もある)
・施工が容易
・軽量で地震に強い
・カバー工法(重ね張り)によるリフォームが可能

9-2.アスファルトシングルのデメリット

・施工実績や技術力のある業者が少ない(流通量が少ないため)
・表面にカビが生じやすい
・主に輸入品である(アメリカ)
・災害大国の日本を基準にして製造された屋根材ではない
・高温多湿の日本の風土には適さない
・経年劣化により捲くれや剥がれが生じる
・風に弱い印象がある(弊社の私見です)

9-3.アスファルトシングルの材料費・工事費とおススメ度

材料費・工事費 5,000円~7,000円
おすすめ度

 

10.その他屋根の種類

その他、工場などで使用される「折半屋根」や「波型スレート」「セメント瓦」「カラー鋼板」「アルミ」「銅」「ステンレス」などがあります。
もし、施工内容や工事価格についてご相談がありましたら、弊社宛にお電話もしくは、ホームページのメールフォームからお問い合わせください。

 

11.建築会社が勧める屋根材が最適であるとは限らない

現在、たくさんの種類の屋根材があります。
その上、同じ屋根素材の中でもグレードに幅があります。
例えば成型ガルバリウム鋼板では、「スーパーガルバリウム鋼板」「フッ素」「断熱材の有無」「ちぢみ塗装」「遮熱塗装」「天然石の有無」「和瓦フォルム」「厚み」「短尺タイプ」などの種類があります。
昔に比べて、お施主様の選択できる幅が広がっています。

建築会社やリフォーム会社が勧める屋根材が最適であるとは限りません。
中には特定メーカーの製品しか勧めない業者が存在します。
理由は単純で、利益率の高い特定メーカーの屋根材を使用してもらいたいからです。
たしかに、余った材料を繰り返し使える、仕入れ値が安くなるなどの理由から、より低価格のリフォーム工事を提供できるメリットもあります。
しかし、予算だけではなく、住み心地や将来の負担など、様々な角度から屋根の種類を比較・検討することの方が大切です。

そもそも、工事会社や営業担当者の屋根材に関する知識が乏しいこともあるはずです。
定額屋根修理では金属屋根メーカーだけでも合計8社の商品を取り扱っており、屋根に関する最新情報をいち早く取り入れて情報発信することを使命にしています。
たくさんの屋根材の工事に取り組んでいるリフォーム会社を探し、工事依頼することをお勧めします。

スーパーガルテクトの特徴

12.良い屋根工事会社の見つけ方

これまで、屋根の種類について解説しましたが、結局はどんな優れた屋根を用いることより、屋根工事会社の技術力の方がはるかに重要です。
工事技術が疎かでは全てが台無しです。

良い屋根工事会社を見極めるポイントは2点あります。
「屋根工事の専門分野」「直接工事」です。

「屋根工事の専門分野」は主に3つあります。
「コロニアル工事業者」「金属屋根工事業者」「和瓦(陶器瓦)工事業者」の3つです。
これらの業者は同じ屋根工事業者であっても活躍するフィールドが異なります。
使用道具や求められる工事技術、職人が異なります。

「コロニアル工事業者」はコロニアル葺きを専門にし、主に新築工事を中心に工事を請け負います。
「金属屋根工事業者」は金属瓦葺きを専門にし、主にリフォーム工事を中心に工事を請け負います。
金属瓦とは「ガルバリウム鋼板」「ジンカリウム鋼板」「瓦棒」「立平」「折板」が該当します。
「和瓦(陶器瓦)工事業者」は和瓦葺き、葺き替えや葺き直し、漆喰の詰めを専門にします。
多くの和瓦工事業者は、台風や地震などの災害時に仕事の依頼が集まるため、協会(全日本瓦工業連盟)に所属しています。
しばしば、この協会に所属している業者に屋根工事全般を依頼することを勧める方がいますが、これは間違いです。
この協会のホームページをご覧ください。
和瓦(陶器瓦)の記述しかありません。
コロニアル(スレート)や金属(ガルバリウム鋼板)の文字がひとつもありません。
和瓦葺き業者は和瓦葺きだけで生計を立ててきています。
したがって、「和瓦葺き」と「金属瓦葺き」の両方の工事を請け負う会社や職人には注意を要します。
中には手先が器用で和瓦葺きも金属瓦葺きもできる職人がいるかもしれません。
それでも、金属瓦葺きだけしか行わない業者や職人に比べると、提案力や技術力、現場管理力に差があるのは言うまでもありません。
屋根工事業者を選定する際は、お施主様が目的とする屋根の種類や工事種別(新築工事かリフォーム工事か)によって選択する屋根工事業者が異なります。

屋根工事会社

「直接工事」であるかが屋根工事会社を選定する重要な要素になります。
現在、リフォーム業界では「下請けの元請け化」が加速し、専門工事会社に依頼を希望するお施主様が増えています。
インターネットによる情報発信が広がり、情報入手も容易になり、リフォーム業界の「儲けの仕組み」が解明されているからです。
建築会社や総合リフォーム会社、ハウスメーカーは基本的に、自社で材料を発注したり、職人を抱えることはありません。
例えば、ハウスメーカーは工事を請け負った後、各業種(大工・基礎・ボード・クロス・設備・電気・空調・塗装・屋根・板金)の専門工事会社(下請け会社・別会社)に発注して工事の手配を行います。
屋根の種類も自社オリジナルと称して販売していますが、多くはメーカーのOEM製です。
全般的なリフォーム工事を請け負う会社は営業会社としての側面が強いです。

「直接工事」の会社を選択するメリットは、適切な工事内容の判断と専門的な工事技術のご提供ができることです。
屋根の種類も制限がなく、幅広い観点からお施主様にお勧めすることができます。
「直接工事」の会社を選定する基準は屋根資材置き場(倉庫)の有無で確認することができます。
直接工事を行うには、屋根の材料を仕入れる発注業務が伴います。
屋根の材料はとても大きく、十分なスペースが必要です。
例えば、オフィスビルのテナントでは保管することは不可能です。

定額屋根修理は長年ハウスメーカーの下請け会社として、関東地方と関西地方を中心に屋根と壁の工事会社として携わってきました。
専門分野は金属屋根と金属外壁工事です。
阪神大震災と東日本大震災をきっかけに、お客様から直接工事を承るようになりました。
関東地区では埼玉県川口市、神奈川県横浜市、千葉県市川市に、関西地区では大阪府堺市に自社倉庫があります。
「金属屋根の専門」であり、「直接工事会社」であるから、屋根の種類別に定額制の工事価格を公表しています。

金属屋根によるリフォーム工事をご検討中のお施主様は、定額屋根修理に一度、お問い合わせください。
お見積りは無料です。
お施主様の希望に合った屋根の種類を提案することをお約束いたします。

定額屋根修理 川口倉庫

 

13.最後に

・屋根の種類はたくさんあり、各素材の中でもグレードやデザインなどが異なります。
・屋根種類の選定は費用対効果、価格と品質のバランスが大切です。
・建築会社やリフォーム会社が推奨する屋根材だけで判断するのではなく、お客様自身が各屋根材を比較・検討して判断してください。
・どんな優れた屋根の種類より、施工する屋根工事会社の技術力の方がはるかに重要です。
・屋根のリフォームは「金属屋根の専門工事会社」で「自社倉庫のある直接工事会社」であることが、「工事品質」と「工事費用」の判断基準になります。

定額屋根修理では屋根に関する様々な情報を記事形式でご案内し、各記事をカテゴリー別に整理しています。
上記カテゴリーから気になるジャンルをご選択ください。