東京都世田谷区₋庇補強を伴う築45年の屋根葺き替えと外壁塗装

施工前の屋根
施工後の屋根
施工前の外壁
施工後の外壁

工事情報

施行実施日 2023年9月
施工地域 東京都世田谷区
施工地域ページ 東京都
テイガク拠点 本社
築年数 築45年
屋根材(施工前) スレート/コロニアルNEO
外壁材(施工前) モルタル
工事内容
パミール•コロニアルNEO 外壁塗装 屋根葺き替え 築40年以上の外壁改修

工事前の状態

工事前の屋根

工事前の屋根の様子です。
お住まいは築45年で、15年前に瓦屋根からスレート屋根に葺き替え工事をおこなわれたとのことでした。
しかし、葺き替えに使用された屋根材が不具合報告のあるコロニアルNEOであり、劣化の進行が見られたため、今回の工事で再度屋根を葺き替える運びとなりました。

工事前の庇板金

庇板金もボロボロの状態でした。
外壁と他の建材の取り合い部は雨漏りが多い部分であるうえ、板金の劣化は見た目にも影響します。

工事前の外壁

工事前の外壁の様子です。
外壁にはモルタルが使用されていました。
築45年ということもあり、汚れが広範囲に見られたため、同じく汚れの見られるブロック塀とともに、塗装によるリフォームをおこなう運びとなりました。

テイガクからのご提案

今回は、東京都世田谷区のお客さまから、屋根と外壁のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築45で、工事前の屋根材としてコロニアルNEOが、外壁材としてモルタルが使用されていました。
屋根は15年前に、瓦屋根からスレート屋根への葺き替え工事をおこなわれたとのことです。
しかし、葺き替えで使用された屋根材が、比較的早期に不具合が生じることで知られているコロニアルNEOであったため、既に劣化が広範囲に見られました。
また、モルタル外壁にもひび割れや汚れが確認されました。
以上のような状態であったため、今回は劣化した庇の補強と、屋根の葺き替え工事、また、ブロック塀を含めた外壁塗装リフォーム工事をおこなうご提案をさせていただきました。
美しく生まれ変わった屋根と外壁の様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • コロニアルNEO

  • 葺き替え

  • スーパーガルテクト

  • 外壁塗装

東京都世田谷区でおこなった、庇補強を伴う築45年の屋根葺き替えと外壁塗装リフォーム工事手順

劣化したコロニアルNEOを撤去

ここから、庇補強を伴う屋根葺き替え工事の手順についてご紹介いたします。
屋根葺き替え工事において、まずは劣化したコロニアルNEOを撤去しました。
写真は、既存屋根材を撤去し、古いルーフィングシートが見えてきたときの様子です。

新規の野地板を張り付け

既存屋根材を撤去したら、その上から新規の野地板を張り付けました。
テイガクでは厚さ12mmの構造用合板を野地板として使用しています。
この厚い野地板が上に載る屋根材をしっかり支え、長く安心できるお住まいづくりに貢献します。

新規の金属屋根材を取り付け

野地板を張り付けたら、防水の役割をもつ新規のルーフィングシートを貼り付け、さらにその上から、新規の金属屋根材をビスで取り付けました。
新規の金属屋根材として使用したスーパーガルテクト(チャコール)は、エスジーエル鋼板と断熱材からできており、高い耐久性と断熱性を発揮します。
スレートより軽量であるため、工事前より家屋の重心が下がり、耐震性が向上するのもポイントです。
棟には腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を使用しているため、強風などの災害にも強い屋根となっています。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

劣化した庇板金を撤去

続いて、劣化した庇板金を撤去した様子です。
庇板金がボロボロであったため、中の下地も腐食が進んでいました。

古い下地を解体して撤去

板金を撤去したのち、古い下地を解体して撤去しました。

下地の補強

下地がボロボロのままだと、板金をしっかり固定できないため、下地の補強をしました。

構造用合板を取り付け、補強

さらに構造用合板を取り付け、補強しました。

板金を取り付け

最後に板金を取り付けて、庇補強を伴う屋根葺き替え工事の完成です!
ボロボロのコロニアルNEOをスーパーガルテクトで葺き替えるとともに、下地の補強をしたうえで庇板金を取り替え、耐久性の高い美しい屋根が完成しました!
今後長い間雨漏りに悩まされることなく、快適にお過ごしいただけることと思います。
引き続き、外壁塗装工事の手順をご紹介いたします。

高圧洗浄

ここから、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。
外壁塗装工事においては、まず高圧洗浄をかけて塗装面をきれいにととのえます。
高圧洗浄をかけることで、塗装後に汚れごと塗膜が剥がれ落ちてくるような事態を防ぎ、耐久性が高く、美しい塗膜をつくることができます。

外壁の塗装(中塗り)

高圧洗浄をかけたら、塗装をおこないました。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りをおこないました。
使用した塗料はエスケー化研のプレミアムシリコンです。
プレミアムシリコンは、耐候性、耐久性が非常に高いという特長をもつ塗料です。
またラジカル制御型塗料であるため、チョーキング現象の発生を抑えることができます。
この3回塗りの様子と使用した塗料はすべて写真撮影し、確実に工事がおこなわれたことをお客さまにご確認いただいております。

工事前のブロック塀

工事前のブロック塀の様子です。
外壁と同様、汚れが見られたため、塗装をおこないました。

ブロック塀の塗装

ブロック塀の塗装も完成しました!
外観に大きくかかわるブロック塀も塗装をおこなったことで、家屋全体の印象がより美しく変化しました。

東京都世田谷区でおこなった、庇補強を伴う築45年の屋根葺き替えと外壁塗装リフォーム工事が完成です!

施工後
屋根葺き替えと外壁塗装リフォーム工事が完成

以上で、東京都世田谷区でおこなった、庇補強を伴う築45年の屋根葺き替えと外壁塗装リフォーム工事が完成です!
劣化が進行していたコロニアルNEOをスーパーガルテクト(チャコール)で葺き替えたことにより、耐久性の向上した美しい屋根が完成しました!
軽量の金属屋根材で葺き替え、棟板金下地には金属下地を使用したことで、地震や強風などの災害にも強い屋根となっています。
また外壁塗装により、家屋全体が美しく生まれ変わりました。

テイガクでは、お住まいやお客さまの好みに合わせた、適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

東京都世田谷区と周辺地域のその他工事例

東京都世田谷区の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

テイガク本社

テイガク本社

住所 東京都杉並区高円寺北2-13-3
(Googleマップはこちら)
電話番号 03-5364-9762
施工都道府県ページ 東京

テイガクは板金工事会社です。お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
テイガクの東京エリアには、本社の他に、東京中央工事センター、東京・埼玉工事センターがあります。こちらの3拠点で、東京都全域の屋根工事を承っております。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

東京本社の
Googleのクチコミ

レビュアーアイコン
2024年04月18日

令和5年の夏、外壁の改装と屋根の補修を具体的に検討し、昭和ルーフリモ社と契約することにしました。(きっかけはネットで検索した結果、会社の情報提供が信頼に足り、口コミの評価も良好、かつ本社が杉並区であり、当方の世田谷区に近いことから興味を持ちました。) 他社見積りも行いましたが、工事概要説明、製品特性、サンプル提供、工期、工事価額等の事前相談はテイガクさんが一番詳細、丁寧であり、信頼できる事業者と思われました。但し、着工の時期が秋以降となる予定での契約となりました。 実際の着工は令和6年1月初旬となり、冬場の工事は天候にもかなり左右され、完工は3月初旬、約2カ月掛かりました。 屋根はスーパーガルテクトによるカバー工法で、仕上がりも綺麗で事前説明の通りでした。外壁は金属サイディングによるカバー工法ですが、こちらも丁寧な工事で仕上がりも上々でした。 職人さんが色々と工夫を凝らしながら施工し、説明もしてくれるので、発注側も家屋の状態が分かり勉強になりました。建築後 25年以上経過している家屋で、細かな支障も出ているのですが、工事責任者の方が状況を確認し、必要な提案と対策を講じてくれるので安心して任せることができました。 雨どい交換、一部塗装、カーポート屋根の張り替えも含め、全体としても満足できるリフォームであったと思います。 戸建て住宅の場合、リフォームについては色々と悩むことが多いと思われますが、昭和ルーフリモ社は発注者側の期待に応えてくれる事業者だと思いました。見積書、注文書、請求書、工事保証書、製品保証書等の書類においても業務の品質が維持されていると思います。

レビュアーアイコン
2024年01月24日

スレート屋根がだいぶ傷んでいるということなので、屋根カバーをつけ、合わせて家の外壁・外塀の塗装等をしてもらいました。声をかけた会社により、価格はもちろんですが、屋根カバーではなく葺き替えを推奨するというところ、カバーは推奨するも石粒つき鋼板だったりと大変な違いがありました。その中でテイガクさんの、屋根工事に関する考え方に共鳴する部分が多く(仕様確認書を見て「なるほど」と思える部分が多かったです。他社は或いは同じような工事をするのかもしれませんが、そこまでの説明はありませんでした。)結果として、仕様的にはご提案通りの実行を依頼し、価格も納得できたので発注しました。工事もきちんと実行していただけました。 実は、既存の雨樋を交換するのかどうか、またなぜ交換しなくてもOKなのかという点について、会社により説明が違い、テイガクさんが、最初に会ったときにその点を明快に説明していただけたことなどの誠実な対応が大きなポイントでした。 ここまで書くと、いかにも営業の方の対応が至れり尽くせりだったような印象を持たれるかもしれませんが、よくいる塗装業者の営業とは大違いで、何せ当時は大忙しだったようで、例えば見積書が出てくるまで何日も要するなど、まあ、社長さんの方針で専任の営業は設けず、工事担当の方が(片手間に?)営業を行うということのようですから、依頼する側はその点を含んでおく必要があると思います。 当時その方は多くの受注を抱え大変だったようで、最初の見積書をメールで出していただいたのは、夜の11時ころでした。 というわけで全く余分な話ですが、社長さんへのお願いとしてその方のボーナスを増やしたら、また時期により何がしかの応援体制の整備が必要だろうと思います。でないと、更に余分な老婆心ながら、テイガクさんに新しい受注の機会損失が生じるのではないかとの心配が生じます。実際私は、テイガクさんは受注残が多くて腹いっぱいなので、新たな受注をさほど欲しがっていないのだと思っていました。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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