東京都杉並区 - 外壁張り替えとバルコニー解体工事

施工前
施工後
施工前
施工後

工事情報

施行実施日 2023年6月
施工地域 東京都杉並区
施工地域ページ 東京都
テイガク拠点 本社
築年数 築20年
屋根材(施工前) スレート
外壁材(施工前) 窯業サイディング
工事内容
屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換 金属サイディング(横張り)

工事前の状態

施工前の屋根

屋根にはスレートが使用されていました。
築20年ということもあり、写真のように色あせ色むらが広い範囲に見られました。
このままの状態を放置していると、外観に影響が出るばかりか、雨漏りや、雨水浸入による建材の劣化につながる可能性があります。

施工後の外壁

外壁にも色あせをはじめとする劣化症状がみられるとともに、バルコニーから外壁内部への雨漏りが確認されました。

テイガクからのご提案

東京都杉並区のお客さまから、屋根と外壁のリフォームについてご相談をいただきました。
築25年のお住まいで、2階のバルコニーから雨漏りが伝って建物内部へ進み、外壁からの雨漏りも生じていました。
そのため、今後の長期維持を目的に、外壁は金属サイディングを使用した外壁カバー工法と、バルコニー解体処理後のバルコニー床下防水によるリフォームのご提案をいたしました。
外壁カバー工法は、壁通気工法で旧外壁の上から新規の金属サイディングを取り付け、外壁としての機能、耐久性や外観の美しさを回復させる工事です。
同時に、広範囲に色あせ、色むらの見られた屋根については、屋根カバー工法によるリフォームのご提案をさせていただきました。
屋根カバー工法は、外壁カバー工法と同様に、古い屋根材を新規の金属屋根材でカバーする工事です。

ポイント
  • 外壁カバー工法

  • FRP防水

  • 金属サイディング

  • 屋根カバー工法

東京都杉並区でおこなった、外壁張り替えとバルコニー解体工事手順

古い外壁を取り外した様子

まずは外壁カバー工法工事についてご紹介いたします。
写真は古い外壁を取り外した様子です。
外壁からは雨漏りが生じており、外壁内部に雨染み跡がしっかり残されています。
白いシートは外壁用の防水にあたる透湿シートです。
今回の工事では、こちらの透湿シートも新たに張り直します。

2階のバルコニーの様子

2階のバルコニーの様子です。
外壁の雨漏りは、こちらのバルコニーの下から雨水が建物内部へ進んだことが原因でした。
そのため、バルコニーの古い防水層は解体し、FRPを用いて新たに防水層を再施工します。

透湿防水シートを張り付け

工事のはじめに、まずは透湿防水シートを張り付けました。
透湿防水シートは、水は通さないけれども、壁内の湿気はうまく外に逃がすことのできる防水シートです。

透湿防水シートを張り付けたら、その上から胴縁を取り付けました。
写真では、縦方向に伸びる黒い建材が胴縁です。
胴縁を取り付けることで、古い外壁と新規の外壁の間に通気層ができ、雨水や湿気を適切に排出することができます。
テイガクでは樹脂製の胴縁を使用しているため、劣化・変形しやすい木製のものと比較して、より長く外壁を支える機能を期待できます。
胴縁は、完成のサイディングとは逆に取り付けるため、仕上がりが横張サイディングである今回の工事では、縦胴縁を取り付けました。
横胴縁より縦胴縁のほうが、雨水の排出性能は高いです。

金属サイディング張りつけ

樹脂胴縁を取り付けたら、金属サイディング本体を張りました。
今回は横張りのサイディングを取り付けました。
使用したのは、木目調のプレシャスウッドⅡSFと、石調のスレンダラインⅡSFです。
どちらも旭トステムのガルバリウム鋼板製サイディングで、フッ素塗膜が施された商品となっています。
赤さび穴あき10年保証と塗膜の変褪色15年保証がついており、長く安心できるのはもちろん、非常におしゃれな仕上がりとなります。
金属サイディングの工事では、今回のように複数の色調を組み合わせたり、お好みの色調を選択したりして、施主様好みの外観に仕上げることが可能です。

床下防水層を再施工

バルコニーの床下は古い防水層を解体し、FRPを用いて床下防水層を再施工しました。

ルーフィングシートを貼り付け

続いて、屋根カバー工法工事についてご紹介いたします。
屋根カバー工法は古い屋根材を新規の屋根材でカバーする工事であるため、まずは古い屋根材に付属する板金や雪止めを撤去し、フラットな状態にしました。
屋根面をフラットな状態にしたら、その上から新規のルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートは防水の役割をもつ建材です。
ルーフィングシートを貼り付けることで、わずかな雨水もすべてブロックし、家屋を雨漏りから守ることができます。
今回は田島ルーフィングのタディスセルフカバーを使用しました。
タディスセルフカバーは、合成繊維不織布と改質アスファルトからできている、非常に強度の高いルーフィングシートです。

金属屋根材を張り付け

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を張り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクト(ブラック)です。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板という錆に強い金属と断熱材が一体となった構造になっており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
棟の部分は樹脂下地を取り付け、屋根材を立ち上げて止水性を高めました。

金属下地を取り付け

樹脂下地の上には金属下地(エスヌキ)を取り付け、さらにその上から棟板金を取り付けました。
腐食、変形に強い金属下地が棟板金をしっかりと支え、強風などの災害にも強い棟が出来上がります。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

換気棟を取り付け

棟には換気棟を取り付けました。
写真に写っているのは、換気棟用の穴です。
こちらをしっかりと開け、屋根内部の湿気と熱を放出させます。
換気棟は室内外の湿気や熱気は換気し、雨水は室内に浸入させないつくりになっているため、この穴から雨水が浸入することはありません。

東京都杉並区でおこなった、外壁張り替えとバルコニー解体リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の外壁

以上で、東京都杉並区でおこなった、外壁張り替えとバルコニー解体リフォーム工事が完成です
劣化した屋根を屋根カバー工法でリフォームし、耐久性を向上させるとともに、外壁サイディング工事床下防水工事により、雨漏りせず、長く安心できる外壁が完成しました。
2トーンのサイディングを使用することにより、外壁はシックなブラックカラーとナチュラルな木目調によるコントラストがとても格好よく仕上がりました。

テイガクでは、それぞれのお住まいにあわせた最適なリフォームのご提案が可能です。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

東京都杉並区と周辺地域のその他工事例

東京都杉並区の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

テイガク本社

テイガク本社

住所 東京都杉並区高円寺北2-13-3
(Googleマップはこちら)
電話番号 03-5364-9762
施工都道府県ページ 東京

テイガクは板金工事会社です。お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
テイガクの東京エリアには、本社の他に、東京中央工事センター、東京・埼玉工事センターがあります。こちらの3拠点で、東京都全域の屋根工事を承っております。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

東京本社の
Googleのクチコミ

レビュアーアイコン
2024年04月18日

令和5年の夏、外壁の改装と屋根の補修を具体的に検討し、昭和ルーフリモ社と契約することにしました。(きっかけはネットで検索した結果、会社の情報提供が信頼に足り、口コミの評価も良好、かつ本社が杉並区であり、当方の世田谷区に近いことから興味を持ちました。) 他社見積りも行いましたが、工事概要説明、製品特性、サンプル提供、工期、工事価額等の事前相談はテイガクさんが一番詳細、丁寧であり、信頼できる事業者と思われました。但し、着工の時期が秋以降となる予定での契約となりました。 実際の着工は令和6年1月初旬となり、冬場の工事は天候にもかなり左右され、完工は3月初旬、約2カ月掛かりました。 屋根はスーパーガルテクトによるカバー工法で、仕上がりも綺麗で事前説明の通りでした。外壁は金属サイディングによるカバー工法ですが、こちらも丁寧な工事で仕上がりも上々でした。 職人さんが色々と工夫を凝らしながら施工し、説明もしてくれるので、発注側も家屋の状態が分かり勉強になりました。建築後 25年以上経過している家屋で、細かな支障も出ているのですが、工事責任者の方が状況を確認し、必要な提案と対策を講じてくれるので安心して任せることができました。 雨どい交換、一部塗装、カーポート屋根の張り替えも含め、全体としても満足できるリフォームであったと思います。 戸建て住宅の場合、リフォームについては色々と悩むことが多いと思われますが、昭和ルーフリモ社は発注者側の期待に応えてくれる事業者だと思いました。見積書、注文書、請求書、工事保証書、製品保証書等の書類においても業務の品質が維持されていると思います。

レビュアーアイコン
2024年01月24日

スレート屋根がだいぶ傷んでいるということなので、屋根カバーをつけ、合わせて家の外壁・外塀の塗装等をしてもらいました。声をかけた会社により、価格はもちろんですが、屋根カバーではなく葺き替えを推奨するというところ、カバーは推奨するも石粒つき鋼板だったりと大変な違いがありました。その中でテイガクさんの、屋根工事に関する考え方に共鳴する部分が多く(仕様確認書を見て「なるほど」と思える部分が多かったです。他社は或いは同じような工事をするのかもしれませんが、そこまでの説明はありませんでした。)結果として、仕様的にはご提案通りの実行を依頼し、価格も納得できたので発注しました。工事もきちんと実行していただけました。 実は、既存の雨樋を交換するのかどうか、またなぜ交換しなくてもOKなのかという点について、会社により説明が違い、テイガクさんが、最初に会ったときにその点を明快に説明していただけたことなどの誠実な対応が大きなポイントでした。 ここまで書くと、いかにも営業の方の対応が至れり尽くせりだったような印象を持たれるかもしれませんが、よくいる塗装業者の営業とは大違いで、何せ当時は大忙しだったようで、例えば見積書が出てくるまで何日も要するなど、まあ、社長さんの方針で専任の営業は設けず、工事担当の方が(片手間に?)営業を行うということのようですから、依頼する側はその点を含んでおく必要があると思います。 当時その方は多くの受注を抱え大変だったようで、最初の見積書をメールで出していただいたのは、夜の11時ころでした。 というわけで全く余分な話ですが、社長さんへのお願いとしてその方のボーナスを増やしたら、また時期により何がしかの応援体制の整備が必要だろうと思います。でないと、更に余分な老婆心ながら、テイガクさんに新しい受注の機会損失が生じるのではないかとの心配が生じます。実際私は、テイガクさんは受注残が多くて腹いっぱいなので、新たな受注をさほど欲しがっていないのだと思っていました。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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