横浜市栄区 - オートンイクシードを用いたシーリング工事と屋根カバー工法

施工前の屋根
施工後の屋根
施工前の外壁
施工後の外壁

工事情報

施行実施日 2023年8月
施工地域 神奈川県横浜市栄区
施工地域ページ 神奈川県
テイガク拠点 神奈川工事センター
築年数 築18年
屋根材(施工前) スレート/コロニアル
外壁材(施工前) 窯業サイディング
工事内容
シーリング工事 屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換

工事前の状態

施工前の屋根

屋根のはじめの状態です。
工事前は既存屋根材としてノンアスベスト製のコロニアルが使用されていました。
お住まいの築年数が18年ということもあり、色褪せ、色むらなどの劣化が広範囲に見られました。
この状態がさらに進行すると、雨漏り、雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがあります。

施工前の外壁

外壁の工事前の状態です。
窯業サイディングは厚みが製品によって異なり、耐久性もそれぞれ異なります。
昔は12mm厚の窯業サイディングが普及しており、不具合が多かったため、塗装による細かなメンテナンスが必要とされました。
しかし今回の現場では、厚みが15mmの分厚い窯業サイディングが使用されていたため、反ったり割れたりする頻度は高くありません。
このような厚めの窯業サイディングは塗装をおこなわなくとも長持ちする傾向があります。
また窯業サイディングはデザイン性も高いため、塗装してしまうと1色で塗られ、のっぺりとした印象になり、逆に多彩な色彩が損なわれてしまいます。
そのため、最近は外壁塗装をおこなわずに、窯業サイディングのシーリング打ち替えだけで済まされるお客さまが増えています。
なお、現在は12mmや13mmといった窯業サイディングは不具合が多いため、製造されていません。

テイガクからのご提案

今回は、神奈川県横浜市栄区のお客さまから、屋根と外壁のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築18年で、屋根にはノンアスベスト製のコロニアルが、外壁には窯業サイディングが使用されていました。
屋根は色むら、色褪せなどの劣化が進行しており、雨漏りが心配される状況でした。
外壁は15mmの厚い窯業サイディングが使用されていたため、昔使用されていた12mm、13mmの窯業サイディングと比較して、塗装をおこなわずとも長持ちする傾向があります。
外壁塗装によってデザイン性を損なう恐れもあるため、外壁は高耐久シーリング材を使用したシーリング工事のみのメンテナンスを、屋根はスーパーガルテクト(ブラウン)を使用した屋根カバー工法によるリフォームをご提案させていただきました。
耐久性が向上し、美しく生まれ変わったお住まいの様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • シーリング工事

  • オートンイクシード

  • 屋根カバー工法工事

  • スーパーガルテクト

横浜市栄区でおこなった、オートンイクシードを用いたシーリング工事と屋根カバー工法リフォーム工事手順

古いシーリング材を撤去

ここから、横浜市栄区でおこなったシーリング工事についてご紹介いたします。
まずはシーリング工事をおこなう部分を養生し、古いシーリング材を撤去しました。
シーリングも劣化すると、破断、剥離、欠落などの症状をきたし、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるため、定期的なメンテナンスが必要です。

プライマーを塗布

シーリングを撤去したら、下地に接着剤であるプライマーを塗布しました。
プライマーを塗布することで、シーリング材と下地の密着性を高めることができます。

新規のシーリング材を充填

プライマーを塗布したら、その上から新規のシーリング材を充填しました。
新規のシーリング材として使用したのは、オート化学工業株式会社のオートンイクシードです。
オートンイクシードは、約30年の耐久性維持が期待できる超寿命シーリング材です。
一般のシーリング材と比較して、耐久性、耐候性に非常に優れており、長く安心してお過ごしいただけます。
窓枠まわりなどは増し打ちで対応しました。

オートンイクシード

使用したシーリング材は写真撮影をして、お客さまにご確認いただきました。
塗装をおこなう際も、塗装の様子や使用塗料をすべて写真撮影して、確実に工事がおこなわれたことをお客さま方にご確認いただいております。
以上でシーリング工事が完成です!
引き続き、屋根カバー工法工事についてご紹介いたします。

ルーフィングシートを貼り付け

ここから、屋根カバー工法工事についてご紹介いたします。
屋根カバー工法工事においては、まず既存屋根材に防水の役割をもつルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を張り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクト(ブラウン)です。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板という錆に強い金属と断熱材が一体となったつくりをしています。また、写真に見えるケラバ板金は内部に立ち上がった部分があり、ケラバ板金を伝った雨水が屋根内部に入り込まないようになっています。
スーパーガルテクトは、耐久性、断熱性に優れているだけではなく、止水性の高い板金部材が揃っている点でもおすすめの屋根材です。

棟の雨仕舞

スーパーガルテクトを張り付けたら、棟の雨仕舞をおこないました。
棟は下地が腐食すると、強風の際に上に載る棟板金がめくれたり飛散したりするおそれがあります。
その点、テイガクでは腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を使用しているため、長く安心できる強風にも強い棟ができあがります。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

専用のステンレスビスで棟板金を取り付け

下地を取り付けたら、その上から専用のステンレスビスでしっかりと棟板金を取り付けました。
1mmの厚いパッキンがついているため、ステンレスとガルバリウム鋼板の接触による電蝕が抑えられます。
テイガクでは、細かい部分まで不具合の起こらない丁寧な施工を心がけています。

横浜市栄区でおこなった、オートンイクシードを用いたシーリング工事と屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

以上で、横浜市栄区でおこなった、オートンイクシードを用いたシーリング工事と屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!
劣化のひどかったコロニアルの屋根が、スーパーガルテクト(ブラウン)でカバーしたことにより、耐久性の向上した美しい屋根へと生まれ変わりました!
棟は金属下地を使用し、シーリングも耐久性の高いオートンイクシードで打ち替えたことで、長く安心できるお住まいとなっています。

テイガクでは、お住まい、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

神奈川県横浜市と周辺地域のその他工事例

神奈川県横浜市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

テイガク横浜店

神奈川工事センター

住所 神奈川県横浜市都筑区池辺町4672
(Googleマップはこちら)
電話番号 045-511-8559
都道府県ページ 神奈川

テイガクは、横浜市都筑区に「神奈川工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
神奈川エリアは、神奈川工事センターと湘南・相模工事センターの2拠点で対応しております。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

神奈川工事センターの
Googleのクチコミ

レビュアーアイコン
2023年10月18日

築30年余の持ち家の石綿入りスレート屋根をスーパーガルテクトに葺き替えて頂きました。 相見積もりを取った他社と比べると、テイガクさんのお見積りは少しだけ高かったのですが、①見積書の明細を比べてみると使用部材のグレードがテイガクさんの方が良く、結果として差は大きくないと納得出来たこと。②以前からYouTubeでテイガクさんの動画を拝見していて、表から見えない細部に至るまで丁寧な施工をされると信じられたこと。③Google他のクチコミをチェックしたところ、施工件数が多くても不評がほぼみられなかったこと。④以前近所でテイガクさんが屋根葺き替え工事をされており、その時お話した職人さんのご対応に好感が持てたこと。等の事情によりテイガクさんにお願いしました。 やはりお願いして良かったです。理由としては、工期がしっかりと守られたこと、現場にいらっしゃった職人さん達が、厳しいテイガクさんの施工マニュアルに沿って、評判通り丁寧かつ綺麗に施工して頂いたことが挙げられます。 屋根は普段なかなか見ない部分ですが、家にとって屋根は最重要です。その部分をお任せするからには、値段もそうですが、やはり良い職人さんに施工頂く事が何よりも重要だと思います。ありがとうございました。

レビュアーアイコン
2023年07月02日

今回、屋根改修工事は2度目となります。1軒目は台風後の屋根修復で、3社からの相見積もりの比較の結果、テイガク・昭和リーフ(株)さんからの見積もりだけが、いわゆる、工業規格などの標準化に適合していると判定できました。他社の見積もりには、屋根材一式〇〇円といった感覚的な数字が2,3行だけ記述されていました。今回の2軒目の発注先決定は、1軒目の成果物を見ての当然の帰結となります。シェイドチャコール(切れのある灰色)のスーパーガルテクトによるカバー工法、オプションの換気棟とステンレス製ビス、ステンレス製雨樋設置などとなっています。1軒目は小型車購入と同程度の予算でしたが、2軒目はもっと広いため中型車程度となりました。10数年前の他業者による屋根の補修ペンキ塗装は超高圧洗浄で脆くも吹き飛ばされ、コロニアル屋根へのペンキ塗装は必要だったのか、などとその耐久性に疑問を感じました。超高圧洗浄では、全ての外壁のカビや汚れも削ぎ落されて白亜が蘇り、新金属屋根の光沢と相まって、まるで新築のようなファサードに変身しました。金属屋根には熟練の技師が不可欠ですが、今回も細部まで美しい仕上がりを見せてくれました。ありがとうございました。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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