建築板金とは
建築板金とは板金工事のことで、金属屋根や金属外壁(金属サイディング)の工事を指します。
テイガクは20年以上、建築板金を専門に事業を営んできた建築板金の専門工事業者です。
現在の建築板金業界の変容と、これまでの建築板金の歴史を振り返りながら、建築板金に関する“リアルな本音”を消費者の方に向けてご案内します。
これから金属屋根や金属サイディングの工事を検討する予備知識としてお役立ていただければうれしいです。
建設業許可の業種のひとつ
建設業を営む一定規模の事業者(請負代金500万円以上等)は、29種類ある建設業の業種ごとに許可を受ける必要があります。
許可を与えるのは都道府県もしくは国土交通大臣です。
板金工事も29種類の建築専門分野のひとつです。
その他に屋根工事や電気工事、ガラス工事、防水工事、鉄筋工事、塗装工事などがあります。
建築板金とはすなわち「板金工事」のことです。
同じ板金業のなかに、車の板金修理業があります。
板金というと車の修理屋さんをイメージする人が多いため、わたしたちは建築板金とよんでいます。
なお、専門業種はひとつではなく2つ以上取得できます。
テイガクでも板金工事と屋根工事、塗装工事などの専門工事の許可を取得しています。
しかし、一番のメインとなる事業は何かと尋ねられると、板金工事業と応えます。
複数分野の工事を得意としていても、その工事会社がもつカラーが必ずあります。
板金工事と屋根工事の違い
現在、屋根の仕上げ材で最も流通しているのは、軽くて耐久性がある金属屋根です。
そのため、板金工事業者が金属屋根を仕上げる工事を担っています。
一方で10年以上昔は、今ほど金属屋根が流通しておらず、屋根材の大半が瓦屋根もしくはスレート屋根でした。
長い間、板金工事業者は3番目のマイナーな屋根(当時はトタン屋根)を取り扱う業者であり、屋根工事の担い手はといえば瓦屋根工事業者でした。
金属屋根と瓦屋根は、それぞれ異なる技術が求められます。
金属屋根と瓦屋根の工事は、全くの異業種です。
どのくらい違うかというと、パスタ屋と蕎麦屋くらい違います。
人だけではなく所属する組合も異なります。
業界としては、金属屋根の担い手は「板金工事業者」、瓦屋根の担い手は「屋根工事業者」といった区分がなされています。
板金工事と屋根工事の違い
業種 | 工事内容 |
---|---|
板金工事 | 金属屋根・金属外壁・板金取付(破風板金や庇板金) |
屋根工事 | 瓦屋根 |
工事の担い手
工事業者 | 工事内容 |
---|---|
板金工 | 金属屋根・金属外壁・板金取付(破風板金や庇板金) |
瓦葺工 | 瓦屋根 |
業者と加盟組合
工事業者 | 加盟組合 | 通称 |
---|---|---|
板金工事業者 | 全日本板金工業組合連合会 | 全板連 |
瓦屋根工事業社 | 全国瓦工事業連盟 | 全瓦連 |
なお、コロニアルで知られるスレート屋根やアスファルトシングルは、工事が簡単なので板金工事業者でも瓦屋根工事業者でも工事ができます。
金属屋根の急激な需要の高まり
前述のとおり、屋根材市場は瓦から金属屋根へと変容しています。
なぜ金属屋根の需要が急激に高まったのかというと、ガルバリウム鋼板の登場と評価が背景があります。
ガルバリウム鋼板の登場により、需要と供給が完全に崩れてしまい、屋根工事業界が大きく再編されることになりました。
いずれ屋根工事=金属屋根工事(従来の板金工事)となることでしょう。
しかし、それでは業界にネジレが生まれてしまいます。
現在はその過渡期にあたります。
筆者の肌感覚では、瓦屋根職人は板金職人の3倍近く存在します。
瓦屋根現場の急減と金属屋根現場の急増に伴い、積極的に板金工事に動く瓦屋根工事業者も増えています。
これまでの板金工事と屋根工事の垣根が取り除かれつつあります。
石粒付き金属屋根の普及
金属屋根も種類があり、商品によっても全く施工方法が異なります。
輸入の屋根材である石粒付き金属屋根は、日本製の金属屋根と比べて屋根材の長さが短く、持ち運びにも苦労しません。
そして、施工が省力化されています。
たとえば、棟板金の取付方法は、アスファルトシングルやコロニアルと変わりません。
石粒が屋根の表面に付着していて硬いため、従来の金属屋根の有益な特性である「折り曲げ加工による止水性能向上」がおこなえません。
石粒付き金属屋根は、デメリットがある屋根材でありながら、瓦葺工でも板金工事の導入として扱いやすい金属屋根です。
すでに多くの瓦屋根工事業者が取り扱っています。
若く技術が乏しい職人でも比較的早期に現場に出て活躍ができる屋根材です。
石粒付き金属屋根は、金属屋根の普及に大きく貢献をしています。
しかし、このような屋根材が普及しない限り、金属屋根の工事の担い手が確保できないといった背景もあります。
良質な日本製の金属屋根と金属外壁
断熱効果が高い断熱材一体型の金属屋根と金属サイディングは、業界に革命をもたらしました。
ここまで金属屋根と金属サイディングが普及している国は日本だけです。
歴史的な国内メーカーの競争もあり、日本の金属屋根と金属サイディングは独自の発展を遂げています。
良質な金属屋根と金属サイディングの点においては、国内メーカーの屋根材と外壁材をおすすめしたいです。
しかし、国内メーカーの金属屋根と金属サイディングは良質である一方、施工が難しい課題を抱えています。
また、1枚1枚が長い長尺商品(長いので継ぎ目が少なく質が良い商品)であるため、保管や物流面でも制約があるといった課題もあります。
新しい板金工事と屋根工事の区分
日本製の金属屋根、中でも断熱材一体型の金属屋根は扱いが難しいです。
技術をマスターするまでには最低でも3年はかかります。
また、工場や倉庫で用いる金属屋根(折板屋根)も、瓦屋根工事業者が扱うには難しいでしょう。
金属屋根の工事をおこなうプレイヤーが増えており、筆者はこれからの板金工事業者を以下のように区分します。
工事業者 | 工事内容 |
---|---|
板金工事 | 日本製の金属屋根・折板屋根・金属外壁・板金取付(破風板金や庇板金) |
屋根工事 | 瓦屋根・石粒付き金属屋根 |
板金工事業者の実態
元々のルーツは雨どい屋
80歳を越えたお客様に「板金屋です」。と伝えたら「雨どい屋さんが屋根の工事をするんですね」。と言われた過去があります。
このお客様の回答は間違いではなく、実は昔の板金工事とは雨どい工事のことでもありました。
昔の雨どいは今のような樹脂ではなく、ブリキの雨どいが用いられていました。
雨どい工事の担い手が板金工職人であり、それが派生して今に至っています。
雨どいの看板を街中で見かけた場合、瓦屋根工事業者ではなく板金工事業者であることの方が多いです。
金属サイディングの外壁工事も板金工事
金属サイディングの工事も板金工事業者が専業で営む工事です。
最近は金属屋根だけではなく、デザイン性と断熱性から金属サイディングの需要も高まっています。
窯業サイディングの職人さんは、金属サイディングの施工をおこなうことは基本的にできません。
ハサミを使って切ったり張ったりする作業は、板金工職人だからこそできる工事です。
読者の方に伝えたいのは、「屋根の構造」と「外壁の構造」を共に理解しているのが板金工事業者であるということです。
わたしたちは、新築で屋根や外壁を張ったり、改修で屋根を葺き替えたり、外壁を張り直したりすることを日常的におこなっています。
どの専門工事業者よりも屋根と外壁についての見識を備えている自信があります。
塗装会社が自社施工で建築板金工事ができるのか?
最近、外壁塗装と金属屋根の工事をセットに販売する外壁塗装会社が増えています。
まず塗装会社が自社施工で建築板金工事ができるのか?の問いについては、「不可能」であるというのが筆者の意見です。
建築板金工事を自社施工でおこなう場合、巨額の設備投資が必要です。
自社施工である以上、金属建材メーカーから屋根材や外壁材、ルーフィングなどを購入しなければなりません。
もちろん、余った材料は使いまわします。
つまり、コンパクトに保管できる塗料に比べて、金属建材はその容積が大きいと言えます。
自社施工で建材を管理して建築板金をおこなうには大型倉庫が必要になります。
一方、建築板金のもう一つの主軸である金属サイディングを用いたリフォーム工事について、外壁塗装会社は否定的にならざるを得ないです。
理由はシンプルです。
金属サイディングの外壁カバー工法の有用性が認知され需要が高まると、外壁塗装の工事機会がなくなってしまうからです。
自らのビジネスの優位性を下げてしまう結果を招いてしまいます。
高いリテラシーを持つ多くの人は、外壁カバー工法は外壁塗装よりもはるかに有用性があることを認知しており、最近は屋根だけではなく外壁もカバー工法で仕上げることが増えています。
もちろん、外壁塗装と外壁カバー工法でのお客様の満足度は全く違います。
しかし、その外壁カバー工法に対してネガティブな見解を示す多くの業者が、外壁塗装業者であるのが実態です。
なにより塗装職人より板金職人を育てることの方が難しいです。
塗装会社は塗料を塗る作業が主な仕事です。
板金工事は、夏の炎天下でアスベストを含む屋根をはがしたり、ネズミやゴキブリの死骸を除去したり、重い瓦の屋根を持ち運んだり、足場のない危険な屋根にのぼったり、工事後の雨漏り責任も負わされたりします。
ここまでの話をまとめると、外壁塗装で一定の工事受注がある会社が、金属屋根のためだけに倉庫を用意し、材料を購入する投資をすることは極めて非合理であることがご理解いただけると思います。
もし「自社施工」というキーワードで消費者に金属屋根の工事をアピールする塗装会社が存在していたら、根拠と合わせて注意を払って欲しいです。
建築板金工職人の仕事
建築板金職人の仕事を整理します。
金属屋根
・新築の戸建て住宅、倉庫や工場に金属屋根を仕上げる工事
・既存の戸建て住宅、倉庫や工場に金属屋根を被せて仕上げる工事
・瓦屋根やスレート屋根をはがして金属屋根に葺き替える工事
金属サイディング
・新築の戸建て住宅、倉庫や工場に金属サイディングを仕上げる工事
・既存の戸建て住宅、倉庫や工場に金属サイディングを被せて仕上げる工事
・既存の外壁をはがして金属サイディングに張り替える工事
各種板金取付
・破風板などに鋼板を加工して張って仕上げる工事
・金属製の雨樋を取り付て仕上げる工事
・金属製の軒天(スパンドレル)を加工して張って仕上げる工事
寺社仏閣の伝統建築物
・神社や寺の屋根や雨樋を仕上げる工事
雨漏り改修
上記の業務を日常的におこなっているため、雨漏りの改修のプロとは建築板金業者であることがご理解いただけると思います。
板金工職人が直接受注する難しさ
建築板金工事がお客様に提供されるパターンは以下の通りです。
1 | 板金工職人に直接 |
2 | 施工管理者がいる板金工事業者に直接 |
3 | 塗装会社やハウスメーカーなどの外注事業者経由 |
なんとなく板金工職人に直接お願いすることが正解である気がします。
しかし、板金工職人が直接受注することは難しいです。
実際は板金工事とお客様対応は切り分けされている「施工管理者がいる板金工事業者」のケースがほとんどです。
それでは、次の「職人さんA」と「職人さんB」を見比べてください。
依頼先の職人さん | 職人さんの仕事内容 |
---|---|
職人さんA |
現地調査・営業プレゼン・見積書作成・契約書作成・入金管理・図面作成・材料発注・近隣挨拶 足場打ち合わせ・不足部材の配達・休工の電話やメール対応・雨の日の養生 廃材回収・後片付け・工事写真の用意・アフターサービス・事故対応・クレームの対応 ウェブサイトやSNSの集客 |
職人さんB | 現場作業のみ |
どちらの職人さんに信頼を寄せられますか?
現場作業とそれ以外の業務の分業が図られていれば、職人さんも技術を磨くことに専念できます。
現場作業一筋の職人さんに工事をしてもらうことの方がお客様は嬉しいはずです。
ここに外壁塗装の工事が加わると、板金工事どころではなくなります。
ハウスメーカーから請け負う板金工事は、板金工へ直接、発注されることはありません。
施工管理者がいる板金工事業者に工事発注がなされます。
現場代理人である施工管理者が現場作業以外の実務を担ってもらう方が安心だからです。
たとえば、お隣様の車に物を落として傷をつけてしまうと、その対応に追われて本来の実務が疎かになってしまいます。
営業に来てくれた親方職人に期待をして工事依頼をしたら、未熟な職人の子方(部下)や仲間内の他会社の板金工職人が来るといったことはよくある話です。
板金工事とYotube動画
建築板金工事会社とは?
Yotube動画で建築板金について解説する人は以下の人がいます。
1 | 板金工職人 |
2 | 板金工事業者の社員 |
3 | 塗装会社などの異業種 |
技術的なことや道具を解説するユーチューバーは、職人さんが多いです。
鋼板で鶴を折ることができる人たちです。
各々独自の美学や信念をもち、技術について深く解説をします。
筆者は2の「板金工事業者の社員」です。
日々おきる現場のトラブルや、お客様に知って欲しい建築板金のポイントを解説しています。
エンドユーザーが建築板金に関する高いリテラシーをもつことで、私たちの価値が向上することを目標にして日々、動画を撮影しています。
異なる価値観、異なる立場の人がそれぞれ建築板金について語っている前提を知ると、より一層、建築板金に関する面白味が深まると思います。
施工管理者がいる板金工事業者
施工管理者はお客様と職人さんの間に立って現場の品質と安全を管理する職業です。
営業活動を担うこともあります。
施工管理者は表舞台にでない裏方の役回りのため、一般の人にとってみれば、馴染みが薄いかもしれません。
現場と関わるか、それとも多種多様な人と関わるか、どちらも大変でかつ価値ある仕事です。
ただし、この両方を器用にこなせる人は限られています。
「テイガクの社員さんは職人さんですか?」といった質問よくいただきます。
正しくは施工管理者と職人で成り立つ板金工事業者です。
社員職人はほぼ若手だけで構成し、熟練職人は専属の一人親方として活躍しています。
なぜ社員職人が若手で熟練職人は社員ではないかは、文章が更に長くなってしまうので、割愛します。
これまでは、ハウスメーカーから下請けの建築板金工事を頂戴し、いわゆるBtoBで事業を営んできた会社です。
現在は、BtoCの事業を推し進めています。
もちろん、テイガクのような施工管理者と板金工職人で成り立つ会社はたくさん存在します。
板金工事業者の見分け方と見つけ方
金属屋根や金属外壁を自社施工でおこなっているかを基準に、板金工事業者の見分け方と見つけ方を示します。
拠点
板金工事業者 | 天井高3m以上の倉庫拠点がある(金属建材が長尺であるため) |
瓦屋根工事業者 | 入口付近に瓦を平積みしている(瓦の重量が重いため) |
屋根工事業者ではない業者 |
マンションの一室で事業を営んでいる業者 幹線道路沿いテナントや駅ビル施設で事業を営んでいる業者 |
社名
老舗の事業者の多くは、板金工事もしくは瓦屋根工事のどちらが専門であるか社名でわかります。
全板連や全瓦連の事業者名簿も是非、参考にしてください。
ホームページと住所
ホームページの施工例をチェックすることで、主業が何であるか推し量ることができます。
たとえば、テイガクのウェブサイトは瓦の修理に関する施工例がひとつもないです。
金属屋根と金属サイディング、外壁塗装の施工例が中心のホームページです。
ただし、ホームページだけを見ても、営業主体の会社か工事主体の会社か見極めることが難しいです。
倉庫があるかどうかは、必ずチェックしてください。
板金工事業者 | 金属屋根と金属サイディングの工事例が中心 |
瓦屋根工事業者 | 瓦屋根とスレート屋根の工事例が中心 |
塗装業者 | 外壁塗装の工事例が中心 |
総合リフォーム業者 | トイレなどの水回りの工事例がある |
業者を紹介して手数料を得るIT事業者 | 工事例がほとんどない |
グーグルマップのストリートビュー(おすすめ)
一番のおすすめはグーグルマップのストリートビューで業者の拠点施設を確認する方法です。
気になった屋根工事会社をグーグルマップで社名検索し、実際の建物の様子を確認できます。
グーグルマップで住所検索をおこない、実際の施設をグーグルが撮影した写真で確認をします。
建築板金工事ができる倉庫であるかを見極めることができます。
テイガクの工事拠点
テイガクは関東と関西に工事拠点がある建築板金工事会社です。
長尺の屋根材や外壁材を保管と管理をおこなう施設が複数あります。
全ての拠点に共通していることは、高さが3m以上の資材置き場があることです。
板金工事会社が工事を直接請け負うには、このような施設が必要です。
関東地域の工事拠点
東京本社 |
東京都杉並区高円寺北2-13-3 TEL:03-3338-8850 |
多摩・圏央工事センター |
東京都八王子市滝山町2-9-1 TEL:042-659-3502 |
東京・埼玉工事センター |
埼玉県川口市上青木1-19-2 TEL:048-229-2610 |
神奈川工事センター | 神奈川県横浜市都筑区池辺町4672 TEL:045-511-8559 |
湘南・相模工事センター | 神奈川県綾瀬市1-231-2 TEL:046-727-5303 |
千葉中央工事センター | 千葉県千葉市花見川区犢橋町149-14 TEL:043-215-8571 |
京葉工事センター | 千葉県市川市曽谷7-6-2 TEL:047-375-8912 |
テイガク東京中央店 |
東京都小平市上水本町2-8-16 TEL:042-312-4065 |
テイガクさいたま店 | 埼玉県さいたま市中央区鈴谷2-1245-1 TEL:048-714-5195 |
金属屋根と金属外壁の工事は板金工事会社へ
長々と書きつづりました。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
現在、日本は少子高齢化が進んでおり、建築関係の仕事に携わる職人が不足しています。
専門業種の中でも建築板金は業務内容が激務であり、トップクラスに人出不足が激しい業種です。
この問題を解消させるためには、お金の流れを本業ではないところに流れるシステムを排除し、板金工職人に利益が分配できるシステムにしなければならないと筆者は感じています。
屋根修理業者を紹介するウェブサイト制作会社や塗装会社、ハウスメーカーなどが利益を得るシステムになってしまっては、板金工職人に利益を還元をすることができません。
板金工事に夢がなく、いつまでたっても成り手が不足したままです。
しっかりとした所得がもらえるシステムを構築する。
その信念をもって、筆者は下請け会社から元請け会社として事業を転換させました。
ここに書き示したことに共感をもたれ、適正価格で良質な工事を提供する建築板金工事会社に読者の方が巡り合うことができたら、それは筆者にとって最もうれしいことであり、建築板金業界にとっても有益なことです。