千葉県柏市 - 雨漏り部分を葺き替えて屋根カバー工法

施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年8月
施工地域 千葉県柏市
施工地域ページ 千葉県
テイガク拠点 京葉工事センター
築年数 築35年
屋根材(施工前) スレート/コロニアル
外壁材(施工前)
工事内容
屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換 棟板金の工事

工事前の状態

工事前の屋根

お客さま宅屋根の工事前の状態です。
築35年で、屋根材としてコロニアルが使用されていました。
主棟には瓦の棟が使用されており、寄棟の角部分から雨漏りがあり、屋根改修工事をご依頼いただいたとのことでした。
このように、コロニアルの屋根に瓦の棟が取り付けられている現場をまれにみかけます。
昔は主棟にも下り棟と同様、板金が取り付けられていましたが、20年前に主棟の棟板金が風で飛ばされてしまったため、棟板金の交換とあわせて立派な瓦製の棟をお取り付けになったとのことでした。

主棟の瓦を取り除いたときの様子

主棟の瓦を取り除いたときの様子です。
土で瓦が固定されていました。
最近では採用されない方法です。

テイガクからのご提案

今回は、千葉県柏市のお客さまから、屋根のリフォームについてご相談をいただきました。
現場は、既存の屋根材としてコロニアルが使用されており、主棟には板金ではなく瓦製の棟が取り付けられていた築35年のお住まいです。
普通は板金を取り付けるコロニアルの棟部に、瓦製の棟が取り付けられている現場がまれにあります。
現場調査をおこなったところ、寄棟の角部分からの雨漏りと、屋根材の経年劣化が見られました。
棟板金の下地もボロボロになり、腐食が進んでいました。
そのため、雨漏り部分のみ葺き替え、その他の部分は屋根カバー工法にてリフォームをおこなうご提案をさせていただきました。
棟にはテイガクオリジナルの金属下地を使用し、不具合の起こりにくい状態に仕上がっています。
葺き替えとカバー工法をあわせたリフォームにより生まれ変わった屋根の様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • 葺き替え

  • 屋根カバー工法

  • 棟板金

  • スーパーガルテクト

千葉県柏市でおこなった、雨漏り部分を葺き替えた上での屋根カバー工法リフォーム工事手順

棟板金を支える下地の様子

ここから、雨漏り部分の葺き替えと屋根カバー工法リフォーム工事の手順をご紹介いたします。
まずは葺き替えとカバー工法工事のために、屋根に付属する板金や、棟瓦、雨漏り部分の屋根材を撤去しました。
下り棟の貫板は水が集中するためボロボロになっていました。
棟板金を支える下地がこのようにボロボロになっていると、棟板金をしっかり支えることができず、強風の際に棟板金のめくれや飛散につながるおそれがあります。

撤去後の屋根材

撤去後の屋根材です。
下り棟には棟板金が、主棟には棟瓦が使用されていました。

軒先の雨漏り部の様子

軒先の雨漏り部の様子です。
屋根材を剥がしたところ、野地板の腐食も進んでいました。
今回はこの部分だけ葺き替え、他の部分と高さを合わせて、全面にカバー工法を施します。

雨漏り部に新規の野地板を張り付け、補修

雨漏り部に新規の野地板を張り付け、補修しました。
他の屋根材と高さを合わせフラットな状態にします。

ルーフィングシートをはりつけ

野地板を張り付けたら、その上から新規のルーフィングシートをはりつけました。
ルーフィングシートは防水の役割をもつ屋根材です。
今回は田島ルーフィングのニューライナールーフィングを使用しました。
約30年の耐用年数が期待できる、防水性と耐久性に優れたルーフィングシートです。
この上に、新規の金属屋根材であるアイジー工業のスーパーガルテクトを張り付けました。
スーパーガルテクトは、錆に強いエスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。

千葉県柏市でおこなった、雨漏り部分を葺き替えた上での屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

棟にはテイガクオリジナルの金属下地(エスヌキ)を用いて、換気棟とあわせて棟板金を取り付けました。
以上で、千葉県柏市でおこなった、雨漏り部分を葺き替えた上での屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!
腐食しにくいテイガクオリジナルの金属下地が長期間棟板金をしっかり支えるため、強風にも強い棟が出来上がりました!
既存屋根をスーパーガルテクトによってカバーしたことにより、耐久性、断熱性も向上しています。
これで、これから長い間雨漏りに悩まされることなく、快適にお過ごしいただけます。

テイガクでは、お住まいやお客さまの好みに合わせた適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根や外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

千葉県柏市と周辺地域のその他工事例

千葉県柏市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

京葉工事センター

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住所 千葉県市川市曽谷7-6-2
(Googleマップはこちら)
電話番号 047-375-8912
都道府県ページ 千葉

テイガクは、市川市に「京葉工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
京葉工事センターは、戸建て住宅が多い千葉市をはじめ、銚子市、船橋市など、千葉県と茨城県の一部の地域の工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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レビュアーアイコン
2024年05月19日

築22年、8年前に屋根・外壁塗装を行っておりましたが、数年前から「棟板金が浮いてますよ」と飛び込みの営業さんが来るようになりました。気になって、2年ほど前に、屋根点検をすると、ほんとうに棟板金の釘抜けによる浮きやスレート材の割れが確認されました。汚れも非常に気になってきたので、昨年末に屋根の修繕を決意し、数社で点検見積りをお願いしました。塗装にするか、カバー工法にするか非常に悩みましたが、今後のメンテナンススケジュールを考え、カバー工法にすることにしました。カバー工法での修繕において、アイジー工業さんのスーパーガルテクトの屋根材で費用的に最安だったのがテイガクさんでした。価格が高・中・低とあると松竹梅の法則で、真ん中を選びたくなりますが、テイガクさんの社長さんが運営する屋根修繕のサイトから真面目さを感じましたので、専門業者さんだから安心出来る!と思い、テイガクさんにお願いすることにしました。 担当の斉藤さんは、丁寧かつ迅速に対応してくださいました。屋根工事職人の小池さんも大変丁寧な方で、きっと工事も丁寧に行ってくださっているに違いないと安心できました。斉藤さん、小池さん、お世話になりました。ありがとうございました。 昨日、工事保証書と製品保証書が届き、工事が終わったーと実感しました。 保証書の他に工事完成のプレゼントも入っていました。ありがたく使わせていただきます。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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