1:敷地越境の承諾
隣同士の敷地が狭い場合、隣の敷地に足場が越境する可能性があります。
フェンスの取り外しや共用のブロック塀の上に足場を乗せる必要がある場合があります。
その場合に隣家の了承を得る主体者は、原則、お客様です。
リフォーム会社は隣家様との関係性がなく、在宅を見計らって訪問をすることも難しいです。
最近はコロナの影響もあり、見知らぬ人が訪問して会話をすることがはばかれます。
いつでも接触できる環境にあるお客様に承諾を取っていただきます。
2:あいさつ回り
リフォーム会社は工事前に近隣居住者様宅へあいさつ回りをおこないます。
基本的にお客様宅を中心にした周りの家屋と、私道から公道までの左右の家屋にあいさつをします。
工事予定日を記載したあいさつ状とタオルをもって訪問します。
工事中は音や搬入搬出、ほこりなど、さまざまなご迷惑をおかけいたします。
わたしたちとは別にお客様にもひとことあいさつをしていただくと、助かります。
3 :駐車場
工事期間中は原則、駐車場が利用できません。
板金工職人さんはトヨタハイエースくらいの大きさの車両にのっています。
金属屋根や金属サイディングなどの屋根材と外壁材は1枚当たり3m以上あり、とても大きいです。
屋根材を持ち上げるためのはしご置き場も必要です。
屋根の葺き替えをおこなうと、更に大きな敷地スペースが必要です。
工事期間中は近くのコインパーキング、もしくは短期間でお借りできる月極駐車場にマイカーを駐車いただきます。
【Youtube動画】駐車場と材料置き場
4: 庭木の剪定と植木鉢の移設
雨どいの先端から50センチの間に植物や植木鉢があると、足場を組むことができません。
大事に育てている植物もあると思います。
基本的にはお客様に庭木の剪定や植木鉢の移設をお願いしています。
移設ができる物置は、中を空にしておいてください。
足場の組み立て時に邪魔にならない箇所に動かします。
5 :水道と電気の用意
屋根と外壁のリフォーム工事では、水道と電気を利用いたします。
基本的には散水栓と電源コンセントは外にあることが多いです。
配水や配電ができない場合は、室内からお借りいたします。
水道料金と電気料金はお客様負担になります。
6 :アンテナやエアコンの処理
足場がないとできない工事は、屋根と外壁の工事とあわせて一緒におこなう準備をしましょう。
最近は、屋根上アンテナは風による転倒被害が増えているため、転倒リスクの低い破風板に取り付けるデザインアンテナが人気です。
アナログアンテナを処分する人も多いです。
室外機を壁付けしているエアコンを取り換えることも多いです。
意外と足場がないとできない工事は多いので、できるだけ一緒におこなってしまいましょう。
7 :ペットと子供に注意
音や人に敏感なワンちゃんや赤ちゃんがいるお宅は、足場工事中は散歩にでかけたり、誰かに預けたりするとよいでしょう。
金額屋根と金属サイディングの工事は鋭利な金属片のゴミが外壁の周りに大量に散乱します。
玄関周りや庭先に出る時はワンちゃんや子供を抱っこして出るようにしてください。
外壁塗装時は床下を養生シートで覆っているので、階段の上り下りは普段より不慣れなはずです。
横転しないように慎重にご自宅を出入りする心がけてください。