堺市 - 工場の波型スレート屋根改修工事はテイガクで

大阪府堺市で工場の屋根をリフォームしました。
画像は建物の外観です。
屋根の作りは町工場でよく見かける、「切妻の波型スレート屋根」です。
テイガクで手がける工場屋根の中でも施工実績の多いタイプの屋根です。

古い波型スレート屋根です。
昔の波型スレート屋根はアスベストが含有されています。
リフォーム方法は既存波型スレート屋根を残したまま、その上に新しい屋根を被せる屋根カバー工法が一般的な工事方法です。
被せる屋根はアスベストが含有されていない波型スレート屋根、もしくは軽量金属（ガルバリウム鋼板）屋根を使用します。
ただし、波型スレート屋根は重いため、テイガクでは軽量金属屋根によるカバー工法を原則としてお勧めしています。
今回の改修工事も金属屋根によるカバー工法で工事を行いました。

ボルトが錆び付いています。
昔の波型スレートは鉄製なので、長い年月を経たボルトはこのように大きく錆び付きます。
現在のボルトはステンレス製を用います。
ステンレスは錆びが発生しにくい素材です。
屋根本体だけではなく、本体以外に使用する材料も昔の物に比べて耐久性が向上しています。

お客様に見積り書を提出し、正式に工事の契約を頂戴しました。
屋根の改修工事を開始します。まずはじめに、防護ネットを敷きます。
これは屋根の踏み抜き事故を防止するためのものです。
老朽化した屋根は踏み抜いてしまうことがあります。
防護ネットは踏み抜いて転落する事故を未然に防いでくれます。
古くなった屋根は踏み抜きが発生しやすいので、お施主様は必ず上らないようにしてください。

屋根本体工事を開始します。
現場では屋根材置き場が必要です。
置き場がない場合は駐車場所から運搬になるため搬入搬出費用が別途発生します。

屋根を張ります。
屋根はあらかじめ製造工場で加工したものを張ります。
現場で加工することはないため、短時間で施工が完了します。

△の形をした切妻屋根は棟が1本で済むため、他の屋根よりは短時間かつ低価格で工事ができます。

屋根と屋根の隙間に面戸を取り付けます。
面戸はスポンジのような素材できています。

棟板金の取り付けが終わりました。
次に下屋根の工事に取り掛かります。

既存の下屋根の様子です。
古くボロボロです。

下屋根部分もカバー工法で仕上げました。
これでもう、屋根に関する心配がなくなります。

大阪府堺市の工場屋根の改修工事が終わりました。
テイガクは住宅だけではなく、今回の事例のような大型施設の屋根も手掛けています。
工場や倉庫などの改修工事もテイガクにお任せください。