外壁塗装と屋根塗装の手順 のあんしん塗装

顕著なチョーキング（塗膜の粉化）やクラック（ひび割れ）が目立ち始めた時期が適正時期です。
築後15年前後のタイミングで実施される人が多いです。
しかし、最近の窯業サイディングは、外壁材の厚みが14mm以上かつ色あせしにいくい商品が広く普及しています。
昔にくらべて築年数でメンテナンス時期を判断することが難しくなっています。

スレート屋根の塗装は色あせが気になりはじめたら塗装を検討する時期です。
屋根塗装（金属屋根を除く）はあくまでも美観の維持を目的におこないます。
屋根の耐久性を向上させることは実証されておりません。
ただし、外壁だけ綺麗で屋根が汚いとバランスが悪いです。
ご予算に応じて外壁塗装とあわせておこなってください。

コーキングにひび割れや、やせ細った状態が確認できた時点で改修工事を検討してください。
劣化した状をを放置すると、コーキングのすき間から雨水が入り込むおそれがあります。

原則、工事中は駐車場が使えなくなります。
コインパーキングもしくは近くの月ぎめ駐車場をお借りいただくかたちになります。
また、植木鉢や庭木などは足場組立の障害になるため、前日までに移設や剪定などの処置をお願いしています。

足場のまわりにメッシュのシートを敷いているので、基本的にトラブルになることはありません。
ただし、近隣と近接している場合は水しぶきが飛びます。
バルコニーにある洗濯物を濡らしてしまうおそれがあるので、事前説明が必要な場合があります。

まず起きることはありません。
ご安心ください。

原則、外壁と外壁のジョイント部分は打ち替えします。
そのため、古いシーリングをはがします。
それ以外の窓回りなどは、古いコーキングのうえに接着剤を塗布してコーキングを打つ、増し打ちをいたします。

コーキングを先に打って塗装を仕上げる順番が先打ちです。
塗装をしてからコーキングを仕上げる順番が後打ちです。
原則、着色された塗料で外壁を塗装する場合は、先打ちになります。
クリア塗料で塗装する場合は、後打ちです。

テイガクでは、高耐久ポリマーが配合されたシリコンであるサンライズ株式会社「SRシールH100」を推奨しています。
期待耐候年数30年の最高グレードのシーリング材です。

プライマーとよばれる接着剤を用いてからコーキングを打つこと、マスキングテープを使うこと、この2点は綺麗にコーキングを打つために必要不可欠です。

古い外壁と着色された仕上げの塗料を密着させるための塗料です。
下塗りは外壁塗装のはじめにおこなう塗装です。
次に続く中塗りと上塗りとは異なる性質の塗料です。
基本的にモルタル外壁と窯業サイディングとでは用いる下塗り材が異なります。

最後の仕上げに塗る塗料はラインナップが豊富です。
アクリル＜ウレタン＜シリコン＜ラジカル＜フッ素＜ハイブリッド無機＜光触媒＜無機
の順番に耐候性（色あせしにくさ）が高いです。
地震による外壁のひび割れリスクが常にあるため、あまり高額かつ高耐候の塗料はおすすめしません。
ラジカル塗料をお勧めするケースがテイガクでは多いです。

はいできます。
基本的には中塗りと上塗りは同じ色の塗料で塗ります。
太陽の光の加減を意識して、中塗りと上塗りの層がわかるように工夫をこらして写真撮影をいたします。

外壁全体は水性塗料を用いるのでほぼにおいは感じられないです。
鉄部や雨どいなどは弱溶剤の塗料を用いるので２～３日、シンナーのにおいが残ります。

ケレン→錆止め→仕上げ塗料2回塗りの順番で塗装いたします。
雨戸などはギザギザの中心部だけ、シャッターボックスはシャッターが納まる箱の部分だけ塗ります。
雨戸の枠やシャッターボックスの枠はアルミ製なので、塗装いたしません。

基本的に
・コンクリート部分（基礎など）
・アルミ部分（窓まわり）
・ガラス部分（窓）
・ブロック/塀
・給湯器などの設備
は塗装をいたしません
エコキュートや物置の裏は手が届く範囲だけ塗装いたします。

シーリング工事がある場合、おおよそ２週間です。

はい、選べます。
日本ペイントとエスケー化研、関西ペイントの各塗料をご用意いたします。

美観維持を目的にする場合は必要です。
屋根が目立つ家は外壁が綺麗になっているのに屋根が汚いと、不自然と感じることもあるはずです。
ただし、屋根の長寿命化という点においては効果はありません。

高反射率の塗料で塗装すると遮熱効果は得られます。
しかし、効果は限定的です。
遮熱効果は塗料の質よりも屋根の色による影響のほうが大きいです。
遮熱効果を期待されている人は白などの淡い色で屋根塗装をしてください。

原則、塗装をおこなう日は休日となります。
高圧洗浄は雨天日でもおこなわせていただいています。

このページのように写真撮影をするよう職人さんに指示しています。