【2026年最新版】屋根材の種類|特徴・価格・耐久性を徹底比較

屋根材の種類 特徴・価格・耐久性 屋根材の種類 特徴・価格・耐久性 屋根材の種類 特徴・価格・耐久性

「屋根材は一生もの」と考える人が多いですが、これは大きな間違いです。
屋根材には寿命があり、歴史を振り返ると10年程度で不具合が発生するような問題がある屋根も流通していました。
この記事では、屋根材をそれぞれの特徴で分類し、価格や性能についてプロの視点で解説します。

主要な5つの屋根材は?

屋根材は大きく 「スレート屋根」「瓦屋根」「アスファルトシングル」「金属屋根」「石粒付き金属屋根」の5つの素材に分類することができます。
そして「金属屋根」は更に、「ガルバリウム鋼板」「エスジーエル鋼板」の2つの素材に分けて考えることが出来ます。
瓦屋根やスレート屋根も種類によって分類が可能ですが、一般的によく比較されるのはこの5つの屋根材です。
いずれも価格だけではなく、耐久性や重量、断熱性、対応できる屋根形状、地域適性(積雪・塩害など)が異なります。

屋根材の費用・耐久性・重量の比較

5つの屋根材を基準にして工事価格、屋根材の耐久性、重量をそれぞれ比較すると、それぞれの特徴がよく見えてきます。

スレート屋根の工事価格が100万円だった場合の価格比較

屋根材 耐久性 費用 重量(1㎡あたり)
スレート屋根 25年 100万円 約18kg 〜 22kg
瓦屋根 60年 150万円 約45kg 〜 60kg
アスファルトシングル 25年 90万円 約9kg 〜 12kg
ガルバリウム鋼板
(国産/縦葺き)
30年 110万円 約5kg 〜 6kg
ガルバリウム鋼板
(国産/横葺き)
30年 120万円 約5kg 〜 6kg
ガルバリウム鋼板
(国産)
30年 130万円 約5kg 〜 6kg
石粒付き金属屋根
(韓国製)
30年 110万円 約7kg

5つの屋根材を基準にして、分布図でも見てみましょう。
スレート屋根の中でも、第二世代(1990年代後半から2000年代前半)の屋根材が脆弱性が高い不良品もあるため、他のスレート屋根と分けて比較します。
ルーガは、セメント瓦の一種で、樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦という新素材の屋根材です。

屋根材を比較すると、瓦系の屋根材は耐久性が高いが価格も高いこと、金属屋根は価格と耐久性のバランスが良いこと、スレート屋根、アスファルトシングルは価格は安いが耐久性が低いことがわかります。
まずは、どの屋根材がどれぐらいのグレードなのか確認しましょう。

屋根材の耐久性と価格
屋根材の耐久性と価格

【屋根材シェア】1番人気は金属屋根

下記のグラフは、矢野経済研究所が2021年に公表した屋根材シェアのデータです。
現在の新築住宅で最も多く採用されているのは金属屋根であり、その中心となっているのは、ガルバリウム鋼板やエスジーエル鋼板といった高耐久タイプの金属屋根です。

屋根材別のシェア
屋根材別のシェア(出典:矢野経済研究所2021年)

人気が高まる金属屋根ですが、一昔前の新築屋根材では、がシェアの大部分を占めていました。
そのため、既存住宅の屋根材の割合は、実は瓦屋根が一番高いのが現状です。
近年の相次ぐ自然災害の影響で、瓦屋根は強風や地震の影響を受けやすいという点が改めて意識されるようになりました。
その結果、屋根のリフォームでは、より軽量で耐風性能にも優れる金属屋根へ改修するケースが増えています。
このような流れを踏まえると、日本の街並みに広がる屋根の景色は、瓦から金属屋根へと本格的に移り変わっていくことが予想されます。

スレート屋根の特徴

スレート屋根

スレート屋根は、セメントを主成分とする薄板状(平べったい形状)の屋根材です。
安価で施工が容易なことから、住宅不足が顕著だった1990年代、短期間で大量の住宅を建設する必要があった背景から、効率的に施工できるスレート屋根が普及し、最も多くのシェアを獲得していました。
現在でも分譲住宅を中心に多く採用されています。

瓦屋根の特徴

瓦屋根

瓦屋根は、適切に施工・維持されていれば50年近く長持ちすることも珍しくないです。
長期で見ればコストパフォーマンスに優れる屋根材といえます。
一方、初期コストが高いため、瓦の採用比率は徐々に低下傾向にあります。
軽量タイプの瓦や、強風を想定して耐風性能を高めた製品も登場しています。

アスファルトシングル屋根の特徴

アスファルトシングル屋根

アスファルトシングルは、表面に石粒を圧着したシート状の屋根材です。
施工が比較的容易で、米国ではDIYで施工される例も多く、戸建て住宅の屋根材として80%以上の普及率を誇ります。
価格帯も屋根材のなかでは低水準に位置づけられ、日本では高層マンションなどで採用されることも多いです。

金属屋根の特徴

ガルバリウム鋼板屋根

ガルバリウム鋼板屋根は、ひと言で表せば「トタンを大幅に進化させた金属屋根材」です。
トタンのめっき層と比べて耐久性が高く、長期的に安心して使える素材として評価されています。
施工方法は、板を張る方向によって「横葺き」と「縦葺き」に大別され、雨仕舞の考え方や求められる施工条件、そして価格帯が異なります。
日本では、普及から30年以上が経過し、豊富な施工実績に裏付けられて評価が確立しています。
そのため、現在は屋根材の中でも特に人気の高い選択肢のひとつとなりました。
近年は、ガルバリウム鋼板のめっき成分にマグネシウムを加えたSGL鋼板(エスジーエル)が登場し、より高い耐食性(さびにくさ)を持つ素材として注目を集めています。
また、日本では、断熱材を裏打ちした「断熱材一体型」の製品が主流となっており、屋根材として独自の進化を遂げている点も特徴です。

【金属屋根】石粒付き金属屋根の特徴(ジンカリウム鋼板)

石粒付き金属屋根

石粒付き金属屋根は、ガルバリウム鋼板などの金属板の表面に、小さな石粒を付着させた屋根材です。
アスファルトシングルの金属版といったイメージです。
呼び方もいくつかあり、ストーンチップ鋼板、ジンカリウム鋼板、砂粒付き鋼板などの名称で流通しています。
海外ではニュージーランド発のルーフタイルが代表的な存在として知られていますが、日本では価格面の優位性から、より安価な韓国製の製品が広く流通しています。
商品ごとにデザインはもちろん、施工性、通気構造の考え方(通気性能)やそれに伴う断熱性、そして価格帯が異なります。

スレート屋根の種類・メリット・デメリット

コロニアルクァッド

現在販売されているスレート屋根は、価格を抑えた汎用グレード「コロニアルクァッド」から、無機塗膜を採用したハイグレード品まで、幅広い商品ラインナップがあります。
また、スレート屋根は製造された時期により、耐久性や素材が異なり、3世代に分類されます。
古い時代に施工された第1世代のスレート屋根には、補強材としてアスベストが含まれています。
一方で、アスベスト規制の前後にあたる第2世代のスレート屋根は、世代の中でも耐久性に課題がある製品が混在した時期として、劣化の早さや割れやすさなどが指摘されています。
現在のスレート屋根は、改良が進んだ第3世代に該当し、素材の性能が向上しています。
また、スレートを瓦調に成型して意匠性を高めた商品があります。
その中でもケイミュー社の「ルーガ」はおすすめです。

スレート屋根の種類

第3世代スレート/アスベストなし 主な製造時期:2006年〜

現在流通しているスレート屋根は、無石綿化初期(第2世代)で指摘された脆弱性の課題を踏まえ、材料配合や製造工程を見直して改良された製品です。

コロニアルグラッサ
商品名 コロニアルグラッサ
商品画像
特徴 無機塗料が塗布。10年の塗膜保証。クァッドと比べて1㎡当たりの商品価格差はわずか400円前後。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~30年
重さ やや重い
メーカー ケイミュー
新築/改修 新築
職人 主にスレート工
市場価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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コロニアルクァッド
コロニアルクァッド
商品名 コロニアルクァッド
商品画像
コロニアルクァッド
特徴 現代の新築戸建て住宅で最も汎用されているスレート屋根。ホームセンターでも入手可能。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~30年
重さ やや重い
メーカー ケイミュー
新築/改修 新築
職人 主にスレート工
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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第2世代スレート/アスベストなし
主な製造時期:1990年代半ば〜2000年代半ば

2000年代初頭、アスベストによる健康被害の問題を受けて非アスベスト化のうえ再発売されたスレート屋根で、第2世代に分類されます。
発売当初は「次世代の屋根材」として高く評価されました。
しかし、築後10~15年程度で多くの製品に不具合が顕在化し、評価は一転しました。
築20年を待たず、状態が悪化する前に葺き替え、または屋根カバー工法の検討をおすすめします。
※ 個別の劣化状況は使用環境や施工品質によって異なるため、まずは専門的な点検をご依頼ください。

コロニアルNEO
コロニアルNEO
商品名 コロニアルNEO
商品画像
コロニアルNEO
特徴 築後10年が過ぎるとひび割れや欠けが発生しやすい。塗装をしてはいけない屋根であるにもかかわらず、屋根の知識が乏しい塗装会社が塗装をおこなっており、2次被害が拡大している。
製造 販売中止
耐用年数 15〜25年
重さ やや重い
メーカー 旧クボタ(現ケイミュー)
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工
市場価格 販売中止
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パミール
パミール
商品名 パミール
商品画像
パミール
特徴 不具合が多発し、リコール措置が実施。代表的な症状は層間剥離(層がはがれる現象)。リフォーム時は葺き替えがおすすめ。屋根塗装や太陽光発電設置はお金を無駄にするばかりか、屋根の耐久性を低下させる恐れあり。
製造 販売中止
耐用年数 15〜20年
重さ やや重い
メーカー ニチハ
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工
価格 販売中止
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レサス
レサス
商品名 レサス
商品画像
レサス
特徴 2008年までに製造販売されていた屋根。見た目以上に割れやく、人の重みだけで簡単にパリパリと割れるため、屋根にのぼった調査はNG。もちろん屋根塗装もNG。
製造 販売中止
耐用年数 15〜20年
重さ やや重い
メーカー 旧松下電工(現ケイミュー)
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工
価格 販売中止
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第1世代スレート/アスベスト入り
主な製造時期:〜1990年代半

スレート屋根が普及し始めた初期の商品は、アスベストが含まれています。
アスベストが含まれたスレート屋根は長寿命である一方、葺き替えの際は、多額のコストがかかります

ニューコロニアル
ニューコロニアル
商品名 ニューコロニアル
商品画像
ニューコロニアル
特徴 現存する戸建て住宅で最も多く用いられているスレート屋根です。丈夫でありながら葺き替え時の処分には多額の費用が発生。40年を過ぎる屋根の維持は困難。
製造 販売中止
耐用年数 30〜35年
重さ やや重い
メーカー 旧クボタ(現ケイミュー)
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工
市場価格 販売中止
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アーバニー
アーバニー
商品名 アーバニー
商品画像
アーバニー
特徴 タイル調のフォルムが美しいアスベスト入りのスレート屋根。スレートの厚みが6㎜と分厚い。カバー工法時は板金部材の選定に注意が必要。
製造 販売中止
耐用年数 30〜35年
重さ やや重い
メーカー 旧クボタ(現ケイミュー)
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工
価格 販売中止
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瓦風スレート

瓦のフォルムに形成されたスレート系屋根材です。
ケイミュー株式会社のルーガが有名です。
瓦の文化や景観を重視する地域では、近年、見かける機会が増えています。

セキスイかわらU(石綿あり)
セキスイかわらU(アスベストあり)
商品名 セキスイかわらU(アスベストあり)
商品画像
セキスイかわらU(石綿あり)
特徴 屋根カバー工法の有用性を証明させて大ヒットした屋根材。アスベストの問題を受け、1990年8月に販売中止に。
製造 販売中止
耐用年数 25~30年
重さ やや重い
メーカー 旧積水化学工業
新築/改修 新築と改修
職人 スレート工/板金工/瓦葺き工
市場価格 販売中止
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セキスイかわらU(石綿なし)
セキスイかわらU(アスベストなし)
商品名 セキスイかわらU(アスベストなし)
商品画像
セキスイかわらU(アスベストなし)
特徴 アスベスト入りのセキスイかわらUの後継品。アスベストを含めなかったことで不良報告が相次ぎ販売中止に。
製造 販売中止
耐用年数 15〜20年
重さ やや重い
メーカー 旧積水化学工業
新築/改修 主に改修
職人 スレート工/板金工/瓦葺き工
価格 販売中止
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ルーガ
商品名 ルーガ
商品画像
特徴 樹脂繊維が配合された瓦デザインの屋根材。本物の瓦の半分の重量でありながら、ハンマーで叩いても割れないほど頑丈。無機塗料が塗膜。販売から15年以上経過で実績◎。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25〜40年
重さ やや重い
メーカー ケイミュー
新築/改修 新築と改修
職人 スレート工/板金工/瓦葺き工
価格 高い(7,000~8,000円/㎡)
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スレート屋根のメリット

コロニアルグラッサ

スレート屋根のメリットは、1㎡あたりの工事価格が比較的安い点です。
そのため、初期コストを抑えたい方には、スレート屋根はおすすめです。
中でも筆者は、ケイミュー社の「コロニアルグラッサ」を推奨します。
無機塗料が塗布されているため、長期にわたって色あせが進みにくく、屋根塗装などのメンテナンス負担を抑えられます。
重さも1㎡あたり12kgで、スレート屋根の中でも軽い商品です。

メリット
  • 工事費用が安い5,000~7,000円/㎡

  • 屋根材の中では比較的軽い分類

  • 施工が容易なため対応できる業者や職人が多い

スレート屋根のデメリット

屋根を施工する職人

スレート屋根のデメリットは、他の屋根材と比べて「耐久性が高い」とは言い切れない点です。
30年を超える長期的な屋根維持を期待されている方には、金属屋根をおすすめします。
また、金属屋根のような断熱材が一体化した商品がなく、断熱性と通気性も劣ります。
スレート屋根に太陽光パネルを設置する場合は、屋根材に穴を開けて固定するため、雨漏りリスクが高まります。
太陽光パネルの設置を検討している場合は、屋根材に穴を開けずに固定ができる金属屋根がおすすめです。

デメリット
  • 耐久性は約30年で他の屋根材に比べて低い

  • 断熱性と通気性に劣る

  • 太陽光パネル取付に不適切

スレート屋根の修理とリフォームの方法

第世代のスレート屋根

基本的には、築後30年を目安に金属屋根を用いた屋根カバー工法を検討してください。
なお、 30年を超える長期的な屋根の維持を前提とする場合は、カバー工法ではなく、下地から刷新できる葺き替えを選択するのが確実です。
また、屋根塗装は原則として美観維持を目的としたメンテナンスであり、屋根の寿命を根本的に延ばす手段とは言いにくい側面があります。
また、第2世代のアスベストを含まない屋根は屋根塗装はできません。
そのため筆者は、いずれ屋根全体の改修(屋根カバー工法または葺き替え)を行う予定であれば、その原資を確保する意味でも屋根塗装は見送ることを推奨しています。
屋根塗装は塗装会社へ、金属屋根を用いた改修は建築板金工事会社へ直接依頼するとコストを抑えたメンテナンスが実現できるでしょう。

スレート屋根のメンテナンスと費用

工事種類 費用相場
屋根塗装(非推奨) 約20~30万円
金属屋根で屋根カバー工法 約100~130万円
金属屋根で屋根葺き替え 約150~190万円

瓦屋根の種類・メリット・デメリット

瓦屋根は大きく「陶器瓦」「いぶし瓦」「セメント瓦」に分類されます。
耐久性の目安としては、陶器瓦が最も高く約50年、いぶし瓦は陶器瓦より若干短く、セメント瓦はおおむね35年程度です。
現在、一般的な戸建て住宅では陶器瓦が主流です。
葺き方にも種類があります。
かつて広く用いられた「土葺き」は要注意です。
土葺きは屋根荷重が大きく、耐震性の問題が指摘されています。
また、瓦は産地によっても特色があり、たとえば愛知県の「三州瓦」や島根県の「石州瓦」など、その土地の気候風土ごとに性能や風合いが変わります。
形状は「J瓦」「S瓦」「M瓦」「F瓦」など多彩で、和風から洋風、モダンまで、仕上がりのデザインを演出できる点も魅力です。
近年は瓦自体を軽量化させて耐風性能を高めた「軽量防災瓦」が人気です。

瓦屋根の種類

陶器瓦

陶器瓦
陶器瓦
商品名 陶器瓦
商品画像
陶器瓦
特徴 粘土を瓦の形にして、高温で焼き締めたもの。焼き上げる前に釉薬をかけて仕上げることで色を表現。J型(和型)、F型(平板型)、S型(スパニッシュ型)M型などがある。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 30〜60年
重さ 重い
メーカー 鶴弥・新東等多数
新築/改修 新築
職人 瓦葺き工
市場価格 高い(7,000~8,000円/㎡)
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軽量防災瓦
商品名 軽量防災瓦
商品画像
特徴 従来の陶器瓦より10%程軽量化させた瓦。これから新築住宅を建設される人に是非採用して欲しい屋根材。日本の最大生産地は愛知県。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 30〜60年
重さ 重い
メーカー 鶴弥・新東等多数
新築/改修 新築
職人 瓦葺き工
市場価格 高い(7,000~8,000円/㎡)
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いぶし瓦

いぶし瓦
いぶし瓦
商品名 いぶし瓦
商品画像
いぶし瓦
特徴 いぶし銀のくすんだ風合いが特徴の瓦。耐久性は陶器瓦よりは若干劣り経年と共に割れやすくなる。淡路瓦が多く、地理的な関係で関西地区で多く見かける。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25〜45年
重さ 重い
メーカー 昭和窯業・光洋製瓦等多数
新築/改修 新築
職人 瓦葺き工
価格 高い(7,000~8,000円/㎡)
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本瓦
本瓦
商品名 本瓦
商品画像
本瓦
特徴 1500年前から続く日本の伝統的な瓦の葺き方(丸瓦と平瓦を交互に組み合わせた構造)。手間と費用がかかるため、伝統建築物での採用が中心。
製造 〇 
耐用年数 20〜45年
重さ 重い
メーカー 多数
新築/改修 新築
職人 瓦葺き工
価格 とても高い(8,000円/㎡以上)
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セメント瓦

モニエル瓦
モニエル瓦
商品名 モニエル瓦
商品画像
モニエル瓦
特徴 世界的なセメント瓦のメーカーであるモニエル社の屋根材。国内で普及しているセメント瓦の多くがモニエル瓦で、裏面の「M」刻印が識別の目安に。モニエル瓦にはアスベストは含まれていない。
製造 ×
耐用年数 35~40年
重さ 重い
メーカー モニエル
新築/改修 新築
職人 瓦葺き工
市場価格
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瓦屋根のメリット

瓦屋根

新築で屋根材を選べるなら、筆者は瓦屋根をおすすめします。
陶器瓦は耐久性に優れ、適切に施工されていれば50年近くの長期使用が期待できます。
さらに断熱性・通気性にも秀でており、室内環境の安定にも寄与します。
定期的な塗り替えといったメンテナンス負担がほとんどないため、初期費用はかかってもライフサイクル全体でのコストを抑えやすく、長い目で見て屋根まわりの悩みを最小限にできる点が魅力です。
もちろん、瓦屋根の採用には、耐震強度の確保が必須です。

メリット
  • 50年近い高い耐久性(陶器瓦)

  • 断熱性に優れている

  • 通気性に優れていて屋根下地が傷みにくい

  • 伝統的で厳かな意匠性

  • 部分交換がしやすい

瓦屋根のデメリット

総合的に見れば瓦屋根は耐久性が高くデメリットが少ないと言えますが、初期費用のコストが高めです。
また、古い瓦屋根は現行基準から見て、多くの問題が残されています。
耐震設計が十分でない住宅に重量のある瓦を採用しているケースや、瓦同士の緊結が甘く、台風・地震時に不安が残る施工がその典型です。
こうした古い工法の屋根では、台風や地震時に瓦の飛散・落下被害が相次いで発生しています。
現在は、2020年12月の告示改正により、2022年1月1日以降の新築する建物では瓦の全数固定(くぎ・ねじ等)が義務化され、実務上は「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン(いわゆるガイドライン工法)」準拠の緊結が標準となっています。

デメリット
  • 重量が大きい

  • 初期費用が高めになりやすい

  • 地震・強風でズレや落下が起きやすい(特にガイドライン工法未採用)

瓦屋根の修理・リフォーム方法

築年数の経った住宅では、耐震性の観点から軽量な屋根材への葺き替え工事を基本に検討してください。
瓦屋根の場合は、ガイドライン工法による緊結強化(全数固定)も併せて検討しましょう。
葺き替えを行う場合は、重量を抑えつつ耐久性を確保できる金属屋根への改修がおすすめです。
「瓦」の意匠性を重視したい方は、「瓦デザインを模した金属屋根」を選択肢に入れるとよいでしょう。

瓦屋根のメンテナンスと費用

工事内容 費用
瓦の修理 約5~40万円
屋根葺き替え 約150~190万円
土葺きからの金属屋根で
屋根葺き替え
約190~230万円

アスファルトシングルの種類・メリット・デメリット

アスファルトシングル屋根

アスファルトシングルは、低価格帯の外国製(韓国製:アルマ/オークリッジ)が中心となっています。
日本製のアスファルトシングルもありますが、専用接着剤や下葺き材の指定など施工要領が厳格で、品質管理や保証の運用も国内基準に沿って設計されています。
さらに、田島ルーフィングの「ロフティ」のように施工会社を限定したハイグレード商品も存在し、同じアスファルトシングルでも商品ごとに性能や価格、色あせのしにくさ、施工方法、保証条件は大きく異なります。
そのため、採用時は仕様と保証内容まで含めて比較検討することが重要です。

アスファルトシングルの種類

アスファルトシングル(外国製)

アルマ
アルマ
商品名 アルマ
商品画像
アルマ
特徴 セラミックコートの石粒が付着した最も安いシート状の屋根材です。韓国製。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 15~25年
重さ 軽い
メーカー ニチハ
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工と防水工
市場価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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オークリッジスーパー
オークリッジスーパー
商品名 オークリッジスーパー
商品画像
オークリッジスーパー
特徴 40年以上の長期保証が特長の、世界的に知られるアスファルトシングルです。ピンクパンサーでおなじみの米国ブランドですが、日本向け流通品は韓国製が中心です
製造 〇 商品サイト
耐用年数 15〜25年(?)
重さ 軽い
供給会社 オーウェンスコーニング
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工と防水工
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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リッジウェイ
リッジウェイ
商品名 リッジウェイ
商品画像
リッジウェイ
特徴 アメリカ製造のアスファルトシングル。物価高と円安の影響で2022年に価格が50%値上がり。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 15~25年
重さ 軽い
輸入元 旭ファイバーグラス
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工と防水工
価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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30年前のアスファルトシングル
30年前のアスファルトシングル
商品名 30年前のアスファルトシングル
商品画像
30年前のアスファルトシングル
特徴 昔のアスファルトシングルは、現行品ほどガラス繊維基材や改質ゴムの性能が低く、築後20年前後で膨れや浮き上がりなどの不具合が生じることが多い。
製造
耐用年数 15〜20年
重さ 軽い
メーカー 多数
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工と防水工
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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アスファルトシングル(日本製)

シングル
シングル
商品名 シングル
商品画像
シングル
特徴 外国産のアスファルトシングルと同様、セラミックコートの石を付着させた屋根材です。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 15~25年
重さ 軽い
メーカー 田島ルーフィング
新築/改修 主に新築
職人 主にスレート工と防水工
市場価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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ロフティ
ロフティ
商品名 ロフティ
商品画像
ロフティ
特徴 色あせしない天然石砕石仕上げの屋根材。同社下位グレードの「アスファルトシングル」の1.85倍の耐久性能が認められており、主に高層建築物で用いられる。防水工事会社でなければ購入と施工ができない。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 20~25年
重さ 軽い
メーカー 田島ルーフィング
新築/改修 主に新築
職人 防水工のみ
価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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アスファルトシングル屋根のメリット

アスファルトシングル屋根

屋根材の価格を重視される方には、アスファルトシングルがおすすめです。
テイガクでも、屋根の改修工事において「できるだけ費用を抑えたい」というご要望が明確な場合には、最低限のコストで屋根を整える選択肢として、アスファルトシングルをご提案することがあります。

メリット
  • 屋根材の中でかなり安い

  • 施工しやすい

  • 滑りにくい

  • 部分補修がしにくい

  • 北米テイストの外観と相性がよい

アスファルトシングル屋根のデメリット

風でちぎれたアスファルトシングル屋根

アスファルトシングルのデメリットは耐久性です。
強風時には、アスファルトシングルが剥がれたり浮いたりする不具合が他の屋根材より比較的よく見られます。
これらは、施工不良が原因であることも少なくありません。
具体的には、専用の接着剤である「シングルセメント」が適切に塗布されていない(未着)ことによる、屋根材と下地の間に十分な接着強度が得られていないケースです。

デメリット
  • 熱・紫外線で劣化しやすい(比較的短命)

  • 強風でめくれ・剥がれが起きやすい

  • 太陽光パネル取付に不適切

  • 表面の石粒が落ちる(粒落ち)

  • コケ・カビが出やすい

アスファルトシングル屋根の修理とリフォームの方法

劣化が進行したアスファルトシングル屋根
劣化が進行したアスファルトシングル屋根

アスファルトシングル屋根は、築後20〜30年を目安に改修を検討してください。
屋根材そのものの耐久性も高いとは言えないため、塗装に頼るよりも、カバー工法(重ね葺き)や葺き替え工事を検討するのが現実的です。
すでに風による被害(画像のように風ですき間が発生)が出ている状況であれば、再発防止の観点からも、ビスでしっかり固定できる横葺きの金属屋根での施工をおすすめします。

アスファルトシングル屋根のメンテナンスと費用

工事内容 費用
アスファルトシングルで
屋根カバー工法
約80~110万円
金属屋根で屋根カバー工法 約100~130万円
金属屋根で屋根葺き替え 約150~190万円

金属屋根の種類・メリット・デメリット

ガルバリウム鋼板の横葺き屋根

横葺きのガルバリウム鋼板屋根

横葺きのガルバリウム鋼板屋根は、屋根カバー工法や屋根葺き替えといったリフォーム現場で採用されることが多い屋根材です。
また、ガルバリウム鋼板の裏側に断熱材を一体化(裏貼り)した製品を選ぶことで、遮熱性・断熱性の両面から、夏場の室内環境の快適性の向上が期待できます。
第三者機関である建材試験センターでの試験でも、屋根裏側の表面温度について、瓦屋根や石粒付き金属屋根と比較して優位であることが、比較結果として示されています(アイジー工業「スーパーガルテクト」2025年カタログ p.8)。
さらに、アイジー工業ニチハの2社は研究・開発に強みがあり改良を重ねている点も特徴です。
棟・軒先・ケラバなど屋根周囲に用いる板金部材のラインナップも継続的に拡充しています。

ガルバリウム鋼板の縦葺き屋根

立平葺き

縦葺き屋根は、従来の瓦棒(かわらぼう)ではなく、近年は立平(たてひら/縦ハゼ)と呼ばれる施工方法が採用されるケースが増えています。
立平は、瓦棒のように芯木を用いない金属ハゼ構造で、材質はガルバリウム鋼板またはエスジーエル鋼板が一般的です。
また、緩勾配でも施工しやすいため、屋根工事にかかるコストを抑えやすく、特に新築の注文住宅で採用例が増加傾向にあります。
太陽光パネル設置においても、他の屋根材に比べて多くのパネルが設置できる屋根を傷付けにくいなどの優れた特徴があります。
一方で、立平は基本的に鋼板一枚で構成される屋根のため、雨音対策や断熱性の確保という観点で課題があります。
そのため施工時には、断熱材や断熱ボードを敷設する、あるいは外断熱などを含む断熱計画をあわせて検討する工夫が求められます。

エスジーエル鋼板の屋根

エスジーエル鋼板(スーパーガルテクト)

エスジーエル鋼板は、ガルバリウム鋼板よりも耐食性に優れた素材で、海岸沿いなど塩害の影響を受けやすい日本の住環境にも適しています。
商品ではアイジー工業の「スーパーガルテクト」ニチハの「横暖ルーフのプレミアムシリーズ」が有名です。
屋根材・外壁材に限らず、橋梁や各種土木分野でも採用例があります。
屋根・外壁向けの高耐久グレード素材として、近年は普及がさらに拡大しています。

トタン屋根/瓦棒屋根

トタン屋根

昔の縦葺き屋根といえば、主流はトタン屋根でした。
なかでも代表的なのが、瓦棒(かわらぼう)葺きと呼ばれる工法で、芯木(しんぎ)という木材の上に鋼板を被せて仕上げる構造が特徴です。
現在でも瓦棒葺きは採用されることがありますが、使用する鋼板は寿命の短いトタンではなく、より耐食性に優れたガルバリウム鋼板を用いるのが一般的です。

金属屋根の種類

ガルバリウム鋼板の横葺き屋根

横暖ルーフαS
横暖ルーフαS
商品名 横暖ルーフαS
商品画像
横暖ルーフαS
特徴 販売から25年以上続く、日本初の断熱材一体型の屋根材。実績による信頼は確立されています。断熱材の厚みは業界最厚の17mmで仕上がりのフォルムがかっこいい。日射反射率は黒でも40%超えの優れた遮熱機能付き。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 20~35年
重さ かなり軽い
メーカー ニチハ
新築/改修 主に改修
職人 板金工
市場価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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シルキーG Ⅱ
シルキーG Ⅱ
商品名 シルキーG Ⅱ
商品画像
シルキーG Ⅱ
特徴 屋根材同士のジョイント部の接合処理の評価が高い断熱材一体型の金属屋根。断熱材の下には空気層があり、空気が流れるよう設計。屋根1枚当たりの長さは2m弱でガルテクトや横暖ルーフに比べると短尺。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 20~35年
重さ かなり軽い
メーカー 福泉工業
新築/改修 主に改修
職人 板金工
価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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ニュールーフィックス
ニュールーフィックス
商品名 ニュールーフィックス
商品画像
ニュールーフィックス
特徴 瓦風の金属屋根。高耐候フッ素の商品があり、20年経過しても色あせしていないことを筆者は確認済。軒先から棟にかけて空気が流れる通気層が形成できる。寺社仏閣の屋根におすすめ。
製造 商品サイト
耐用年数 20~35年
重さ かなり軽い
メーカー 中山化成
新築/改修 主に改修
職人 板金工
価格 高い(7,000~8,000円/㎡)
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ガルバリウム鋼板の縦葺き屋根

立平葺き(たてひらぶき)
商品名 立平葺き
商品画像
特徴 金属だけで仕上げた縦葺き金属屋根。シンプルなフォルムデザインも人気で、最近の新築戸建て住宅、特に注文住宅で多く採用。太陽光パネル設置に最も適している。
製造
耐用年数 25~35年
重さ かなり軽い
メーカー なし
新築/改修 新築と改修
職人 板金工
市場価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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デネブエアルーフ
デネブエアルーフ
商品名 デネブエアルーフ
商品画像
デネブエアルーフ
特徴 通気層を有した通気立平とよばれる新しいタイプの縦葺き金属屋根。屋根本体だけではなく、野地板の耐久性、そして断熱性を向上させる効果が期待大。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~35年
重さ かなり軽い
メーカー ハウゼコ
新築/改修 新築と改修
職人 板金工
価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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エスジーエル鋼板

スーパーガルテクト
商品名 スーパーガルテクト
商品画像
特徴 2025年現在、日本で最も用いられている金属屋根。屋根カバー工法や葺き替え時に特に人気。屋根本体だけではなく、断熱性や板金部材の止水性能などの点で評価されている。断熱材は難燃のポリイソシアネートを採用。高品質な屋根工事を求めている人におすすめ。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~40年
重さ かなり軽い
メーカー アイジー工業
新築/改修 主に改修
職人 板金工
市場価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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エテルナ
エテルナ
商品名 エテルナ
商品画像
エテルナ
特徴 SGL鋼板を製造しているグループ会社が生産している断熱材一体型の金属屋根。綺麗な千鳥張り仕上がるデザインが特徴。ハウスメーカーの使用実績が多い。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~40年
重さ かなり軽い
メーカー メタル建材
新築/改修 主に改修
職人 板金工
価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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横段ルーフ・プレミアムシリーズ
横段ルーフ・プレミアムシリーズ
商品名 横段ルーフ・プレミアムシリーズ
商品画像
横段ルーフ・プレミアムシリーズ
特徴 エスジーエル鋼板+フッ素塗膜の最高級グレードの屋根材。10年の塗膜保証付きだが、実際は20年経過しても色あせしない。なかでもαプレミアムSは断熱材の厚みが分厚く断熱性能にも優れている。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~40年
重さ かなり軽い
メーカー ニチハ
新築/改修 主に改修
職人 板金工
価格 高い(7,000~8,000円/㎡)
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トタン屋根/瓦棒屋根

瓦棒(トタン屋根)
瓦棒(トタン屋根)
商品名 瓦棒(トタン屋根)
商品画像
瓦棒(トタン屋根)
特徴 現存する縦葺き金属屋根の多くがトタン製の瓦棒葺き。トタンはガルバリウム鋼板よりも寿命が短く、錆が発生するとまたたく間に拡大するため、定期的な屋根塗装が必要。
耐用年数 15~30年
重さ かなり軽い
メーカー なし
新築/改修 新築
職人 板金工
市場価格
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瓦棒(ガルバ)
瓦棒葺き(ガルバ)
商品名 瓦棒葺き(ガルバ)
商品画像
瓦棒(ガルバ)
特徴 縦葺き屋根の中でも瓦棒葺きは狭小地でも施工が可能。そのため、現代でも工事をおこなう機会があり、その場合はガルバリウム鋼板を採用。
耐用年数 20~30年
重さ かなり軽い
メーカー なし
新築/改修 主に改修
職人 板金工
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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芯木なし瓦棒(三晃式)
芯木なし瓦棒(三晃式)
商品名 芯木なし瓦棒(三晃式)
商品画像
三晃式
特徴 三晃式とは東証一部上場企業の屋根工事会社、三晃金属工業が開発した縦葺き金属屋根の構造です。見た目は瓦棒葺きに見えるが、凸部の中に芯木を入れずに仕上げることが可能。葺き替え時の作業負担が大きい。
耐用年数 20~35年
重さ かなり軽い
メーカー 三晃金属工業
新築/改修 主に新築
職人 板金工
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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ガルバリウム鋼板屋根のメリット

断熱材一体型の金属屋根

ガルバリウム鋼板屋根のメリットは、軽量で建物への負担が小さく耐久性にも優れる点です。
加えて、横葺き・縦葺きなど施工方法や製品ラインナップが豊富なため、建物の形状や勾配、周囲の環境条件に合わせて最適な仕様を選びやすいことも強みといえます。
軽量であることから屋根カバー工法に適していて、総合的に費用対効果の高い屋根として評価できます。
また、断熱性一体型の商品を採用すれば、断熱効果が期待でき、居室を快適にすることができます。

メリット
  • 軽量で建物への負担が小さい

  • 耐食性が高い

  • ラインナップが豊富で形状・勾配に合わせやすい

  • 屋根カバー工法に適している

  • 断熱性が高い断熱材一体型の商品がある

ガルバリウム鋼板屋根のデメリット

横葺きは施工難易度が高い

デメリットとして、海沿いなどの塩害環境では錆のリスクが高まり、切断端部や傷を起点に腐食が進行することがあります。
さらに、複雑な形状の屋根に横葺き金属屋根を施工する場合は、他の屋根材と比べて施工難易度が高く、納まりや雨仕舞いの良し悪しが仕上がりと耐久性を大きく左右します。
そのため、ガルバリウム鋼板屋根は材料性能だけでなく、施工品質の差が結果に直結しやすい点にも注意が必要です。

デメリット
  • 雨音が響きやすい(断熱材や下地で対策が必要)

  • 熱を伝えやすい(断熱材や下地で対策が必要)

  • 凹みやすい(飛来物・踏み込みで傷がつくことがある)

  • 環境によって錆リスク(沿岸部・工場地帯など)

  • 職人技術により施工品質に差が出る

ガルバリウム鋼板屋根のリフォーム方法

20年経過した横葺きガルバリウム鋼板屋根

ガルバリウム鋼板屋根のリフォームは、主に「屋根塗装」と「葺き替え」の2つに分かれます。
築後30年以下であれば、錆の発現状況や劣化の程度を見極めたうえで、まずは屋根塗装を検討するとよいでしょう。
一方、築後30年以上が経過している、あるいは雨漏りが生じている場合は、下地の傷みも想定されるため、葺き替えを優先的に検討します。
なお、屋根塗装と葺き替えはいずれも、依頼する業者によって価格差が大きい工事です。
目安として、屋根塗装は塗装会社へ直接依頼した場合で約30~40万円、葺き替えは建築板金工事会社へ依頼した場合で約140~180万円が相場となります。

ガルバリウム鋼板のメンテナンスと費用

工事内容 費用
屋根塗装 約30~40万円
屋根葺き替え 約140~180万円

石粒付き金属屋根の種類・メリット・デメリット

石粒付き金属屋根

表面に石粒を付着させた、海外製の金属屋根です。
比較的安価で提案しやすいことを背景に、塗装会社を中心として国内でも普及が進んでいます。
施工が簡単なので、建築板金工事の経験や技術が浅い職人でも取り扱いやすい屋根材の入門として、選ばれるケースが多いです。
石粒コーティングによって金属表面が保護されることから、塩害地域でも採用しやすいです。
製造国や製品によって板金部材の設計、コーティング仕様、凹みやすさ、通気の考え方などに差があり、性能を一律に捉えることはできません。

石粒付き金属屋根の種類

かん合式

ディプロマットスター/Ⅱ
ディプロマットスター/Ⅱ
商品名 ディプロマットスター/Ⅱ
商品画像
ディプロマットスター/Ⅱ
特徴 部材点数と工程が少なく比較的簡単に施工が可能。石粒付き金属屋根の中でも比較的価格帯が抑えめで、棟・ケラバなどの役物を無石粒の金属品にすると、さらに屋根材価格はリーズナブルに。施工を誤ると継ぎ目にすき間が生じやすい。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 20~35年
重さ かなり軽い
メーカー ディートレーディング
新築/改修 主に改修
職人 主に瓦葺き工
市場価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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スカイメタル/スレート
スカイメタル/スレート
商品名 スカイメタル/スレート
商品画像
スカイメタル/スレート
特徴 屋根本体に穴を空けずに下り棟の板金部材を納める工事方法を施工マニュアルで明記。一定の止水性能が担保された施工法として評価。凹みやすく、継ぎ目部にすき間が生じやすいため要注意。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 20~35年
重さ かなり軽い
メーカー 伊藤忠建材
新築/改修 主に改修
職人 主に瓦葺き工
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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オーバーラップ式

セネター(デクラ屋根)
セネター(デクラ屋根)
商品名 セネター(デクラ屋根)
商品画像
セネター(デクラ屋根)
特徴 屋根と屋根の継ぎ目の安定性、板金役物の止水性能において高評価。他石粒付き製品と異なり鋼板が硬く凹みにくい。石粒は色あせの可能性があるセラミックではなく、色あせしない天然石。世界で最も多く販売されているニュージーランド製の商品。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~35年
重さ かなり軽い
メーカー ルーフタイルジャパン
新築/改修 主に改修
職人 板金工/瓦葺き工
市場価格 普通(6,500~7,500円/㎡)
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クラシックタイル
クラシック
商品名 クラシックタイル
商品画像
クラシックタイル
特徴 空気層の厚みが20mmあり、かつ屋根の軒先から棟にかけて通気が確保できる瓦屋根の構造に近い屋根材です。立体感があり、美観にも優れています。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~35年
重さ かなり軽い
メーカー ディートレーディング
新築/改修 主に改修
職人 板金工/瓦葺き工
価格 普通(7,000~8,000円/㎡)
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スカイメタル/ウッド
スカイメタル/ウッド
商品名 スカイメタル/ウッド
商品画像
スカイメタル/ウッド
特徴 鋼板は韓国製。伊藤忠建材の屋根材は、下り棟の止水性能を高める板金部材を取り付ける仕様になっている。凹みやすいため施工時は要注意。類似商品にエコグラーニ がある。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 25~35年
重さ かなり軽い
メーカー 伊藤忠建材
新築/改修 主に改修
職人 板金工/瓦葺き工
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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石粒付き金属屋根のメリット

石粒付き金属屋根

商品によっては比較的安価なものもあり、横葺き金属屋根をできるだけ低コストで仕上げたい方におすすめです。
また、表面の石粒には温かみがあり、単調になりがちな金属屋根とは異なる質感・趣が出せます。
瓦調など、意匠性を重視したもあります。

メリット
  • 金属屋根の中では安価な商品がある

  • 施工しやすい

  • 軽量で耐震面に有利

  • 色あせしにくい(天然石であるか・色によって異なる)

  • 石粒が雨音を軽減

  • 石粒層が熱の伝わりを緩和する

  • 温かみがあり意匠のバリエーションが多い

  • 塩害地域でも採用しやすい

石粒付き金属屋根のデメリット

石粒付き金属屋根は、製品ごとの品質差が大きいです。
また、屋根材自体が凹みやすく、継ぎ目にすき間が生じて雨仕舞いに影響します。
石粒が剥がれ落ちて風で隣家の庭先や車へ飛散し、クレームにつながるケースもあります。

デメリット
  • 製品差が大きく性能が一律ではない

  • 同生産でもロットにより品質が一定しない場合がある

  • 表面の石粒が落ちる(粒落ち)

  • 比較的屋根の長さが短く継ぎ目が多い

  • 凹みやすい

  • コケ・カビが出やすい

  • 金属屋根の中でも重量がある

その他の屋根材の種類・メリット・デメリット

工場や倉庫で用いる屋根材

工場では、かつて波型スレート屋根が広く用いられていましたが、アスベスト含有問題に加え、耐久性面の課題もありました。
そのため現在は、金属屋根の一種である折板屋根を採用するケースが増えており、工場・倉庫などの大規模建築では主流の仕様となっています。

波型スレート屋根の種類と特徴

波型スレート屋根

波型スレート屋根は、断面が波のような形に成形されたセメント製の屋根材です。
施工が比較的容易なことから、高度成長期に日本全国へ広く普及しました。
しかし、2004年以前に製造された多くの波型スレートには石綿(アスベスト)が含有されていました。
葺き替えの際は工事費が大きくなりやすいため、古い波型スレート屋根の上に折板屋根を重ねる「カバー工法」が現在、頻繁におこなわれています。
なお、現在製造されている波型スレートには石綿が含まれていません。
規格は一般に「小波」と「大波」に分かれ、屋根用途では山高やピッチが大きい「大波スレート」を採用するのが通例です。

波型スレート

波型スレート/アスベスト入り
波型スレート/アスベスト入り
商品名 波型スレート/アスベスト入り
商品画像
波型スレート/アスベスト入り
特徴 工場や倉庫でよく目にする屋根材。一般に、屋根には耐荷重に優れる大波スレート、外壁には小波スレートを用いるのが通例。ただし、監理が現在ほど厳格でなかった昔の建物では、屋根に小波スレートが使われている例も多数見られる。強度や耐風性の面で不利になりやすいだけではなく、点検や改修の際に踏み抜き事故が発生しやすく要注意。
製造 × 
耐用年数 30〜35年
重さ やや重い
メーカー 多数
新築/改修 新築
職人
市場価格 × 
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波型スレート/アスベストなし
波型スレート/アスベストなし
商品名 波型スレート/アスベストなし
商品画像
波型スレート/アスベストなし
特徴 アスベストの健康問題を受けた開発された波型スレート。波型スレートはサイズが規格化されているので、古いスレート屋根の部分修理用(差し替え用)としても利用する機会が多い。
製造 〇 
耐用年数 30〜35年(?)
重さ やや重い
メーカー 多数
新築/改修 新築
職人
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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折板屋根の種類と特徴

折板屋根(せっぱんやね)は、工場・倉庫・体育館などの大型建築で多用される金属屋根です。
鋼板を山形(台形リブ/富士山形状)に折り曲げた断面が特徴で、軽量でありながら強度を確保し、広い屋根面を効率よく覆える構造になっています。
施工は、棟から軒先までを一枚物の長尺材として製作し、クレーンで吊り上げて張っていく方法が一般的で、長尺屋根に分類されます。
材料にはガルバリウム鋼板が用いられることが多く、住宅用より厚い0.5〜0.6mm程度が標準的です。
また、屋根面をフラットに確保しやすいため、太陽光発電の設置とも相性が良い屋根材として評価されています。

折板屋根

折板屋根
折板屋根
商品名 折板屋根
商品画像
折板屋根
特徴 折板屋根は新築だけではなく、重ねて屋根を改修するカバー工法でもよく採用されている。折板屋根の上に折板屋根、波型スレート屋根の上に折板屋根を張って屋根を改修。
製造
耐用年数 35~40年
重さ かなり軽い
メーカー 多数
新築/改修 新築と改修
職人 板金工
市場価格 普通(6,000~7,000円/㎡)
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短尺縦葺き屋根の種類と特徴

短尺タイプの縦葺き屋根は、カーポートやバルコニー、小さな小屋などで用いられることが多い屋根材です。
以前はトタンやアクリル板が主流でしたが、現在は耐衝撃性・耐候性に優れたポリカーボネート(いわゆるポリカ屋根)が普及し、プラスチック製の屋根材が採用されるケースが一般的になっています。
ホームセンターで入手しやすい屋根材です。

短尺縦葺き屋根

波板トタン
波板トタン
商品名 波板トタン
商品画像
波板トタン
特徴 波型の断面形状をしているトタン屋根。簡易的な屋根として小さな倉庫やバックヤードなどでよく用いらている。
製造
耐用年数 15〜20年
重さ 軽い
メーカー 多数
新築/改修 新築と改修
職人
市場価格 とても安い(5,000円/㎡以下)
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波板エスジーエル
波板SGL
商品名 波板SGL
商品画像
波板SGL
特徴 ガルバリウム鋼板の改良版であるSGL鋼板製の波形屋根。筆者がホームセンターを訪れた際、金属製波形屋根材はSGL系が主流を占めていた。※店舗や地域で状況は異なる。
製造
耐用年数 30年前後
重さ 軽い
メーカー 多数
新築/改修 新築と改修
職人
価格 とても安い(5,000円/㎡以下)
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ポリカ
波板ポリカ
商品名 波板ポリカ
商品画像
ポリカ
特徴 アクリル板よりも耐久性が高いポリカーボネート製の屋根材。主にカーポートやベランダテラス、サンルームなどで用いられる。
製造
耐用年数 30〜35年
重さ 軽い
メーカー 多数
新築/改修 新築
職人
価格 とても安い(5,000円/㎡以下)
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オンデュリン
オンデュリン
商品名 オンデュリン
商品画像
オンデュリン
特徴 フランスの企業、オンデュリンは波板屋根材トップメーカー。天然繊維にアスファルトを染み込ませた自然素材の屋根材。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 20~30年
重さ やや重い
メーカー オンデュリン
新築/改修 新築
職人
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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補修用の屋根材

補修用の屋根材は、主にアスベストを含まない「第2世代スレート」のメンテナンスを目的として開発された屋根材です。
これらの補修用屋根材は、一部で「屋根カバー工法と同等に屋根機能を回復できる」かのように紹介されることがあります。
しかし、屋根カバー工法は防水層であるルーフィングを更新するのに対し、補修用屋根材は部分的な補修に過ぎないため、「屋根機能を回復できる」と言い切ることはできません。
本来の屋根カバー工法は、既存屋根の上に新しいルーフィングと屋根材を重ねた、二次防水を含めて刷新する工法です。
そのため、補修用の屋根材は、屋根全体の機能を総合的に回復させるより、「延命」や「局所補修」に近い位置づけの屋根材といえます。

補修用屋根(ノンアスベスト屋根用)

リコロニー本
Cガード/リコロニー
商品名 Cガード/リコロニー
商品画像
リコロニー
特徴 割れたり欠けたりしたスレート屋根を補修するために用いる差し込み式の屋根材。コの字型のガルバリウム鋼板を接着剤で差し込んで固定して仕上げる。短工期で低コスト、専門技術もない施工が可能。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 不明
重さ かなり軽い
メーカー オークマ/ケイミュー
改修 改修
職人
市場価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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FRP
FRP
商品名 FRP(ファイバージャケット)
商品画像
FRP
特徴 FRP(繊維強化プラスチック)でセキスイかわらUの形に製造した補修用屋根材。接着剤で劣化したセキスイかわらUに貼り付ける簡易施工が可能。
製造 〇 商品サイト
耐用年数 不明
重さ かなり軽い
メーカー 晴晴企画
新築/改修 改修
職人
価格 安い(5,000~6,000円/㎡)
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屋根工事会社と屋根工事業界について

瓦葺き工事会社と建築板金工事会社

屋根工事会社ってどんな会社でしょうか?
言うまでもないことですが、屋根材の仕入れから職人手配・施工管理までを一貫して担う会社です。
具体的に屋根工事会社は「瓦葺き工事会社」と「建築板金工事会社」に分かれます。
原則として瓦屋根は前者、金属屋根は後者が担当します。
それぞれ、求められる技能や資格(かわらぶき技能士建築板金技能士)、用いる工具、所属する団体(全瓦連全板連)、施工管理の考え方が異なります。
医療にたとえるなら、アレルギーを診る耳鼻咽喉科と心臓血管外科ほど専門分野が違うと言えます。

テイガクの社員職人(建築板金工)

ハウスメーカーや工務店が請け負う屋根工事は、これらの専門会社への外注工事となります。
また、近年、「屋根工事は何でも対応」と掲げる業者や、「塗装会社が金属屋根工事」まで扱う例も増えていますが、こちらも工事自体は外注の業者が担当することがほとんどです。
専門会社以外の会社が、工事を受け入れている現状は、消費者の誤解を招くだけではなく、施工品質のばらつきやトラブルを招きかねません。
本来、屋根材ごとに専門の会社と職人がいることを知っておいてください。
テイガクは金属屋根工事をおこなう建築板金工事会社です。
なお、「瓦葺き工事会社」と「建築板金工事会社」の他に、新築専業の屋根工事会社(主にスレート屋根やアスファルトシングルの工事をおこなう会社)や、陸屋根の防水を専門とする業者も存在します。

【1分で屋根材選び】理想の屋根材は?

新築やリフォームで屋根材を選ぶ場面でも、「自宅には何が合うのか分からない」という方が多いです。
屋根材をなるべく迷わず選べるよう、簡単なチャートを用意しました。
これから屋根材選びをされる方は、ぜひ参考にしてみてください。

新築の屋根材選びチャート

新築の屋根材選びチャート

新築でおすすめの屋根材と商品

これから建物を建築される予定の方におすすめしたい、コストパフォーマンスも含めた屋根材をランキング形式で紹介します。

リフォームの屋根材選びチャート

リフォームの屋根材選びチャート

リフォームでおすすめの屋根材と商品

リフォームでは、住宅、非住宅問わず、軽量でかつ耐久性の高い金属屋根(SGL鋼板やガルバリウム鋼板)を用いた改修工事をおすすめします。
金属屋根の中でも、テイガクが定めた基準を元に、おすすめしたい屋根材と商品をランキング形式で示します。
施工実績数や長年の経験を元に選定しました。

屋根材ごとの屋根リフォーム費用はシミュレーションで簡単比較!

テイガクでは、屋根リフォームの概算費用が算出できるシミュレーションを用意しています。
個人情報は入力不要で、所要時間は1分です。
4つのステップに合わせて選択すれば、自動的に屋根リフォーム費用が算出できます。

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本記事の著者・監修者

著者 前川祐介
前川 祐介

株式会社テイガク 代表取締役社長
「屋根と外壁のリフォーム工事テイガク」Webメディア運営責任者

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学経営学部→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する建築板金工事会社(現・株式会社テイガク)へ入社。最終学歴、中央工学校夜間建築学科。2022年に代表取締役社長に就任。年間1,000棟以上ある現場での施工経験を活かし、Webメディア「テイガク」での記事執筆、YouTubeでの動画撮影をおこなう。趣味は日本史学。宅地建物取引士・建築物石綿含有建材調査者