屋根リフォーム工事にかかる日数【解説動画】
屋根リフォーム工事にかかる日数【解説動画】
屋根カバー工法の平均工事日数
平均工事日数
カバー工法の平均工事日数は7日~10日くらいです。
ただし、この数字は作業日数です。
足場工事と屋根工事の間にはブランクが生じます。
また、日曜日や雨の日は作業が休みとなります。
そのため、実際の工事日数は2週間前後になることが多いです。
屋根カバー工法の工事工程
屋根カバー工法の手順
1日目 | 足場組立 |
2日目 | 資材搬入・防水シート張り |
3日目 | 軒先・ケラバ・谷どい板金の取り付け |
4日目 | 屋根本体張り |
5日目 | 屋根本体張り |
6日目 | 雨押え・棟板金の取り付け |
7日目 | 仕上げ確認・資材搬出 |
8日目 | 足場解体 |
※上記はざっくりとした工事工程です。足場組立後と解体前はブランク日が生じます。
工事が長くなる要因
屋根の面積が多い・屋根の面数が多い・屋根の勾配(傾斜角度)が急・建物の階数が3階以上・雨・強風・真夏・冬(日が短い時期)・隣地密接・資材置き場なし・駐車不可などは悪条件です。
これらの条件に当てはまる場合は、工事日数が伸びます。
屋根カバー工法をおこなう職人さんの数
当然、職人さんの人数によって工事にかかる日数は変わります。
テイガク屋根修理が請け負う屋根カバー工法は、板金工1人でおこなうことが多いです。
屋根カバー工法の最短日数
最短日数
テイガク屋根修理が請け負った横葺き金属屋根のカバー工法では、100㎡の切妻屋根を1日で完成させた実績があります。
親方を含めた3人組の職人グループが仕上げました。
当たり前ですが、現場に入る職人さんの数が多いほど早く工事は終わります。
工事稼働日を最優先にされたい場合
店舗や工場などの事業を営んでおり、営業活動に悪影響を及ぼすケースもあると思います。
その場合は、横葺き金属屋根ではなく、縦葺き金属屋根にすれば工事実数が短くなります。
縦葺き屋根はあらかじめ工場で加工した屋根を現場に運び出し、ほとんど手を加えないで張り付けるだけで仕上げられます。
ただし、縦葺き金属屋根がつかえる屋根は、切妻(きりづま)などの屋根面が少ないシンプルな屋根に限ります。
工事開始日を最優先にされたい場合
縦葺き金属屋根は工事日だけで考えると短い期間で仕上げられますが、その一方で鋼板コイルを取り寄せて工場で加工をおこなう順日期間が必要です。
工場から現場に送る物流日数もかかります。
工事開始日や工事完工日を最優先にする場合は、製品として完成している横葺き金属屋根のほうが早く仕上げられます。
外壁塗装と組み合わせた場合と駐車場の問題
外壁塗装の工事日数
外壁塗装はカバー工法の倍近く日数がかかります。
屋根カバー工法と外壁塗装を組み合わせた場合は、1カ月前後、工事日数がかかります。
駐車場の問題
ご自宅の駐車場は、資材置き場や職人さんの車を駐車するスペースとして利用します。
そのため、工事期間中は自家用車をどこか別の場所に駐車させる必要があります。
工事期間が1カ月を超えてしまう場合は、コインパーキングにとめるより極駐車場を短期間借りるほうがお得です。
さいごに
屋根カバー工法にかかる日数についてご案内しました。
屋根カバー工法の工事自体は7日前後ですが、実際は2週間前後かかります。
そして、用いる屋根材や周囲の環境によって日数が変わります。
契約前に屋根工事業者さんからは、いつから工事に取り掛かれるか、いつ頃工事が終わるのか、工事日数について説明を受けておきましょう。