蕨市 - スレート屋根アーバニーをカバー工法リフォーム

現場の屋根の様子です。割れた屋根材が散らばっています。
強風が起きたときに屋根材が飛ばされてもおかしくありません。
ここまで劣化が進行した場合は、すみやかな対処が必要です。

屋根のリフォームを開始します。
まず古い屋根の上に、ルーフィングシート（屋根の防水シート）を張ります。

今回使用したのはタディス ホワイトという商品です。
不繊布でできているため高い強度と日差しに強いという特長があり、耐用年数は約20年とされています。

天窓まわりは「シーリングの劣化」と「天窓板金の劣化」どちらかが原因で雨漏りが起きやすい部位です。
雨漏りだけでなく結露も発生しやすいため、雨漏りと結露対策を徹底します。
建物内部に水分が染み込まないよう排水させるつくりの板金を取り付け、シーリングも慎重におこないます。
天窓からの雨漏りについて詳しくはこちら

ルーフィングシートの上に金属屋根を被せます。
使用した屋根材はアイジー工業の「スーパーガルテクト」です。
従来のガルバニウム鋼板よりも耐久性や断熱性が高まったSGL鋼板が使われており、金属屋根の中でも評価が高い商品です。
また、テイガクは日本で一番スーパーガルテクトの施工実績が多い会社です。（2019年現在）
スーパーガルテクトについて詳しくはこちら

金属屋根を被せたら、最後に棟（むね）板金を設置します。
棟板金は、自然災害時に釘のサビなどが原因で外れて落下する事故が多い板金です。
そのため板金下地をしっかり固定してサビないステンレスビスで留めるなど、棟板金の飛散や滑落が発生しないよう対策を施すことが重要です。
【動画】棟板金と換気棟の取り付け方について詳しくはこちら

蕨市でおこなった屋根のカバー工法の施工が完了しました。
耐風性があり割れないスーパーガルテクトにリフォームすることで、台風で屋根材が飛ばされるご心配をしなくて済むようになりました。

テイガクには、金属屋根へのカバー工法による施工実績が数多くございます。
蕨市で屋根リフォームをご検討されている方は、ぜひテイガクへご相談ください。
お客様のご予算とご希望にあわせたリフォーム方法をご提案いたします。