角波サイディングがわかるユーチューブ動画
角波サイディングのカバー工法
角波サイディングとは?
角波サイディングとは、名前が示す通り、デコボコの断面で成形された金属の外壁材のことです。
金属サイディングの種類のひとつです。
主に倉庫や工場などの大型建築物の外壁材として用いられます。
テイガクでは、古い波型スレートの外壁材の上に被せる外壁カバー工法で改修する際によく用います。
コストパフォーマンスに優れているため、新築でも改修でも角波サイディングは第一選択の外壁材として、まずはじめに検討されます。
角波トタンと角波サイディングの違い
角波サイディングのことを角波トタンと呼ぶ人が多いです。
一昔前の角波サイディングがトタン製だったからです。
トタンとは亜鉛でめっきをした鋼板のことで、30年以上昔の金属屋根や金属外壁の多くはトタン製です。
しかし、現代の角波サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミ製が主流になっています。
理由は錆に弱く、耐久性が低いからです。
特に中規模の工場や倉庫ではガルバリウム鋼板を用いるケースが多いです。
したがって、最近の角波サイディングは角波ガルバとよんだ方が正しいかもしれません。
しかし、角波トタンの呼び名が定着してしまっているため、今でもガルバリウム鋼板製なのに角波トタンとよぶ人がたくさんいます。
角波サイディングのサイズ
サイディングの横幅は700~800㎜程度です。
縦張りが基本で、リブのフォルムが全て同じで、リブの山に重ねて張ります。
そのため、継ぎ目が目立ちません。
リブの形状製造メーカーによって異なります。
厚みは0.4~0.6㎜で、もちろん、厚みが厚いほど丈夫です。
凹んでいる箇所にボルトで角波サイディングを固定させます。
ボルトの選定を誤ると、画像のような電食による錆を呼び起こします。
比較的簡単に張れる外壁材ですが、プロの建築板金工に工事は任せてください。
カラーラインアップも豊富で、フッ素のような耐候性に優れた塗膜商品もあります。
おすすめのカラーはシルバーです。
断熱材がない鉄板なので、夏の日差しを反射させる効果があるカラーがおすすめです。
黒の角波サイディングはおしゃれですが、日差しを吸収して室内が暑苦しくなる可能性があります。
角波サイディングを用いた外壁施工例
画像中央の アイコンを左右に移動すると、画像の比較ができます
築40年が経過した波型スレートに角波サイディングをカバー工法でしあげました。
一般的に角波サイディングの工事は、折板屋根工事よりも工事価格は安いです。
足場を共同利用できるので、是非、角波サイディングの工事も検討してください。
角波サイディングを用いた改修工事はテイガクで
テイガクは金属屋根と金属外壁の専門工事会社です。
もちろん、角波サイディングを用いた工事も得意としています。
工場や倉庫などの古い外壁に角波サイディングを張る工事もこれまで多数、手掛けてきました。
角波サイディングのカバー工法のお見積りまでは無料です。
是非、お気軽にお問い合わせください。