アルミサイディングの相場－アルミサイディングのカバー工法の価格は？

アルミサイディングの見積書を入手すると、複雑な用語が並んでいて全く意味が分からないといったことがあります。
「ジョイナー」「チャンネル」「水切り」「出隅」「スターター」などなど。
馴染みがない用語ばかりです。
これらはすべて役物（やくもの）とよばれるもので、アルミサイディングを完成させるための必要不可欠な部材です。

聞きなれない項目ばかりなので、高いのか安いのか、判断することが難しいです。
複雑であればあるほど、判断力が鈍ってしまいます。
アルミサイディングの工事を検討する場合は、必ず相見積もりしてください。

できればほぼ同じ条件の見積書を作成してもらうとよいでしょう。
商品の「柄・色彩」板金役物の「性質・特徴」などの足並みをそろえたうえで見積書を作ってもらうと比較がしやすいはずです。

テイガクでは、お急ぎの方向けに「ゼロミツ」とよばれる見積書をすぐに作成するサービスをご用意しています。
リフォーム会社への回答期限が迫っている人は是非、テイガクのサービスをご活用ください。

以下の４つの項目に分けて、アルミサイディングの適正価格を解説をします。

外壁本体（横張り）の相場価格表の単価は、以下の３つの合計費用で成り立っています。
①本体の材料費
②アルミサイディングの下地にあたる樹脂胴縁の材料費
③本体と下地材の取り付け施工費

YKK APのアルミサイディングは大きく3種類に分かれます。
単色とツートーン、インクジェット（多彩色）の3種類です。
アルミサイディングは付加価値の高い外壁材のため、インクジェット品の人気が高いです。
レンガやタイルなどのテクスチャ（模様）と色彩がまるで本物のように再現されています。
塗料もフッ素塗膜で長く美しい色彩が楽しめます。
その一方で、インクジェット商品の工事価格はとても高いです。

胴縁（どうぶち）とはアルミサイディングの下地になる部材のことです。
腐食やシロアリ被害の恐れがないため、最近は木製ではなく樹脂製の下地を用いることがトレンドになっています。
アルミの芯材が組み込まれた下地材が人気です。

外壁の劣化状況がひどく雨漏りが生じている際、透湿シートとよばれる防水シート張って外壁を仕上げます。
使用するケースは稀ですが、使用の際は別途費用がかかります。

役物（やくもの）とは、窓枠回りや軒天上とアルミサイディングが緩衝する部位に取り付ける板金部材のことです。
中でも外壁材の隅に取り付ける「段出隅」と「通し出隅」。
外壁材と外壁材のジョイント部分に取り付ける「段キャップ」と「通しキャップ」。
この2点は外壁のデザインと大きく関わります。
そのため、「段出隅」と「段キャップ」とは何であるか理解し、予算に合わせて施工方法をどうするか決定してください。

金属サイディングを張ることができない部位は、塗装で仕上げます（付帯塗装）。
軒天や破風板、雨どいなどが塗装対象です。
黒い外壁材に黒の軒天など、色の工夫ができます。
価格は塗料の質によって多少の変動があります。

管理諸経費は材料の持ち運び費や廃材処分費、経費（ガソリン代や駐車場代）などが含まれています。

※物価高騰や人件費高騰の影響で多少の金額に差異が生まれる可能性があります。
あらかじめご了承ください。

テイガクでは金属サイディングにかかる費用をサイト内で公開しています。
これから金属サイディングの工事をご検討されている方は、是非、テイガクにご相談ください。
お見積り書のご提出までは無料で承っております。