堺市ー雨が漏れたアスファルトシングルのリフォーム

大阪府堺市にお住いのお客様からご相談をいただきました。
画像のアスファルトシングル材は15年ほど前にカバー工法で施工されたものです。
この緑色のアスファルトシングル材の下に、もう一枚アスファルトシングル材が葺かれています。

建物の外観です。
建物自体は築40年が経過しています。

二重に重ねられたアスファルトシングルの断面です。
既にカバー工法をもちいたリフォーム工事を15年程前に実施しています。

室内と軒天から雨が漏れていました。
建物の軒先部分は雨漏りによる悪影響が強く及んでおり歪んでいます。
雨漏りを放置しておくと、軒先が取れて落ちるといった大惨事になる恐れがあります。

小屋裏の様子です。
下葺き材（防水紙）が破れています。
また、アスファルトシングルの欠落も確認できました。
特に下葺き材は最終的に雨漏りを守ってくれるとても大切な建材です。
雨漏りの改修には、高品質の下葺き材への交換工事を強くお勧めしています。

堺市の屋根リフォーム工事、開始します。まず、既存のアスファルトシングルを剥がします。画像は古いアスファルトシングルです。約40年前の建築当初に使用されたものです。

古いアスファルトシングルの上に野地板を張ります。
新たに野地板を張らずに施工することもあります。
しかし、今回の堺市の現場は既存の野地板は雨漏りの影響で腐食が進んでいるため、再利用ができません。
野地板について詳しくはこちら

本体を施工します。
今回は瓦棒葺きで施工しました。
瓦棒の素材はガルバリウム鋼板です。
瓦棒は鋼板の板と木の棒である垂木を現場に持ち運んで張る工事です。
板金職人さんがてがける手作りによる屋根工事です。

板金を張ります。
屋根工事の中で、金属屋根を切ったり張ったりする工事は板金職人さんが行います。
陶器の瓦屋根を葺く職人さんとは全く別の職人さんが施工をします。
テイガクは板金職人さんが集まった屋根の工事会社です。
板金工事について詳しくはこちら

最後の仕上げに棟板金を取り付けます。

雨漏りの影響で歪んだ軒天の枠を補修します。
軒天について詳しくはこちら

新しい軒天材を張り、工事全体が完成となります。
今回は部分補修で対応しました。
これで軒天が剥がれるなどの心配から解消されます。

堺市の雨漏り屋根の改修工事が完成しました。
ガルバリウム鋼板瓦棒による施工でした。
金属屋根をつかった屋根工事はテイガクにお任せください。