屋根の修理 リフォーム 宝塚市

既存日本瓦屋根です。
経年劣化に伴う屋根の葺き替え、重い瓦を軽い瓦にする屋根軽量化をご希望いただきました。
複数社からお見積もりを取り寄せていただき、最終的に屋根と外壁の直接施工である弊社でご依頼をいただく運びになりました。

既存屋根瓦です。台風の影響で1枚瓦が飛散している箇所がありました。
台風などの自然災害による屋根の破損は火災保険が適応されます。
足場工事費用ももちろん、保険会社から支給されるので、是非積極的にご活用ください。
火災保険の申請はとっても簡単です。
弊社のホームページでも申請から保険金受領までのご案内を作成しているので是非ご覧ください。
火災保険の申請方法はこちら

既存屋根の漆喰や板金の劣化も確認できます。
今回使用する屋根材はガルバリウム鋼板です。
日本瓦で繰り返される修理、修理の積み重ねは今回の葺き替えで解消されます。

既存の屋根瓦を撤去いたしました。
関西地方特有の屋根土です。かなり大量です。
昔の屋根瓦では屋根瓦のズレ防止のためこのような土で瓦を固定していました。
理由は台風による飛散防止です。
しかし、現在では台風より地震の被害が重要視されているため、現在の陶器製屋根瓦ではほとんどこのような屋根土は使用されません。
もちろんガルバリウム鋼板の屋根瓦には必要のないものなので、全て取り除きます。

屋根瓦と土を撤去後、新しい下地（構造用合板）を増し張ります。
日本瓦のような非常に重い瓦は長年の重みにより下地が変形します。
熟練の職人がフリク調整を行うことで、下地を真っ直ぐにします。

テイガク屋根修理では、下地（構造用合板）に低ホルムアルデヒドのF4☆☆☆☆合板を使用します。
※F4☆☆☆☆（フォースター）とは
建築基準法では、シックハウス症候群の主な原因のひとつとされるホルムアルデヒドを放散する建材について、面積あたりの発散速度（量）により４つの等級に分類されています。F4☆☆☆☆（フォースター）は、ホルムアルデヒドの発散が最も少なく、 使用面積の制限が設けられていない等級です。

今回の宝塚市のお施主様は、防水シートにもこだわりをいただき、最高品質の高分子系下葺材をご希望いただきました。
ケイミュー株式会社のノアガード２です。
屋根瓦の下に葺く防水シートはかなりの種類、グレードがあります。
とても大切な部材ですので、使用する下葺き材にも是非、注目してください。

屋根材本体と棟板金を取り付けて屋根のリフォーム完成です。
使用屋根材は月星タイトルーフです。（日新総合建材株式会社）
入母屋屋根にぴったりの和風ガルバリウム鋼板屋根材です。

続けて外壁のリフォームです。
外壁は既存の外壁に金属製サイディング張る、重ね張り工法でリフォームいたします。
高い断熱効果が期待できます。
外壁には透湿シートと呼ばれる防水シートを樹脂製の胴縁と呼ばれる部材で取り付けます。
これにより外壁と金属サイディングの間に空気層が確保出来ます。
金属サイディングについて詳しくはこちら

金属サイディングを下地材（銅縁）にビスで一枚一枚固定します。
画像のような玄関廻りの曲線部分も弊社の職人ならお手の物です！

戸袋や窓枠なども雨水が浸入しないよう、慎重に張ります。

金属サイディングによる外壁工事、完成です。
新築のような綺麗な外壁になりました。

宝塚市の屋根と外壁のリフォーム完成です。
屋根や外壁、ともにガルバリウム鋼板による施工なので、これまでに比べて屋根や外壁に関するストレスもなく安心してお過ごしいただけるはずです。また、屋根瓦を重い粘土瓦から超軽量の金属瓦に葺き替える事により、建物の重心が低下し地震時の揺れが軽減され、大幅に耐震性が向上しました。