堺市 - 火災保険を利用した屋根修理工事

今回は、2017年10月の台風により、棟の板金が飛んでしまったとご連絡を頂き、調査を行いました。
築20年のカラーベストで、メンテナンスは行っていなかったそうです。
見てみると、棟板金下地である木材が腐食し、留めつけている釘の保持力が低下したため、台風の風で飛んでしまった模様です。
しかし、台風の強さを物語るように、板金に残った釘が90度に曲がっていました。。
今回は、保険での対応をご希望されており、当社にてお手伝いさせていただき、屋根全体を金属屋根にてカバー工法にて施工させて頂きました。

当社では、厳重にお客様へ啓蒙していますが、ルーフィングは屋根の止水においては最後の砦となります。ルーフィングが耐用しなくなる＝雨漏れの始まりといっても過言では無いほどに重要です。当社では様々なルーフィングを扱っていますので、調査員がご説明の際にご希望いただければ、詳しく商品のご説明をさせていただきます。

役物を取り付けて、屋根材本体を貼っていきます。役物は、カバー工法用にメーカーが取り揃えており、ピッタリと密着して施工できるよう設計されてあります。もちろん、既存の屋根によっては、標準のものでは密着できない場合もございますので、その際は現場にて加工し、お客様宅毎に適した形で取り付けます。

今回は、外壁が水色であったこともあり、ガルテクトのシェイドブルーという色で施工しています。深い青色の自然な色合いで、お家のイメージを損なわず、ナチュラルに意匠性を変えることができます。

棟の板金を取り付けて完成です。
これで、板金が飛んだりする等のお悩みから解放されたかとおもいます。さらに色を外壁に合わせたことにより、統一感がでて、やってよかったと言ってくださいました。