埼玉県東松山市 - 入母屋屋根を屋根カバー工法リフォーム

施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年12月
施工地域 埼玉県東松山市
施工地域ページ 埼玉県
テイガク拠点 テイガクさいたま店
築年数 築30年
屋根材(施工前) アスベスト入りスレート
外壁材(施工前)
工事内容
屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換

工事前の状態

工事前の屋根

屋根の工事前の状態です。
お住まいは築30年で、屋根材としてアスベスト入りのスレート屋根材が使用されていました。
アスベストが入っている屋根材は、入っていないものよりも耐久性が高い傾向にありますが、築30年ということもあり、ひび割れなどの劣化が見られました。
このままの状態をずっと放置していると、雨漏りや建材の劣化につながるおそれがあります。

屋根は珍しい入母屋の形

屋根は珍しい入母屋の形をしていました。
入母屋屋根は、四方向に屋根面がのびる寄棟屋根に、二方向に屋根面がのびる切妻屋根が載せられたような形状の屋根です。

また、屋根には塗装歴がありました。
スレート屋根は、内部から劣化した場合、塗装で雨漏りを防ぐことができません。
そのため、機能面ではほとんど塗装の意味はありません。
また、塗りたては美しくとも、色褪せると非常に汚くなるため、スレート屋根には塗装をしないでそのまま維持させたほうがよいというのがテイガクの見解です。

テイガクからのご提案

今回は、埼玉県東松山市のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築30年で、屋根材として使用されていたのは、アスベスト入りのスレート屋根材です。
また、屋根は珍しい入母屋の形状をしており、塗装歴がありました。
現場調査をおこなったところ、ひび割れや色むらなどの劣化が全面に見られました。
スレート屋根材は内部から劣化が生じるため、塗装をおこなっても雨漏り防止にほとんど効果がありません。
さらに、塗装したては美しく仕上がるものの、色褪せると非常に外観が悪くなるため、スレート屋根は塗装をしないでそのまま維持させた方がよいというのがテイガクの見解です。
以上のような状態であったため、今回は、新規の金属屋根材を使用した、屋根カバー工法リフォーム工事をご提案させていただきました。
屋根としての機能が回復し、美しく生まれ変わった屋根の様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • アスベスト入りスレート屋根材

  • 屋根の塗装

  • 屋根カバー工法工事

  • スーパーガルテクト

埼玉県東松山市でおこなった、入母屋屋根の屋根カバー工法リフォーム工事手順

フィングシートを貼り付け

ここから、埼玉県東松山市でおこなった屋根カバー工法工事についてご紹介いたします。
屋根カバー工法において、まずは屋根に付属する板金や雪止めを取り外し、フラットな状態にしました。
屋根をフラットな状態にしたら、写真のように、新規のルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートは、防水の役割をもつ建材です。
屋根材からしみだしてきた雨水もすべてブロックし、家屋を雨漏りから守ります。
今回は新規のルーフィングシートとして、田島ルーフィングのニューライナールーフィングを使用しました。
ニューライナールーフィングは、高い防水性と耐久性を誇り、約30年の耐用年数が期待できます。

棟につながる端の部分は立ち上げ

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を取り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクトです。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、耐久性と断熱性に非常に優れています。
屋根材の棟につながる端の部分は立ち上げて、止水性を高めました。

雪止めを固定

積雪のある地域では、屋根に雪止めを取り付けます。
1本だけで留めると、屋根と雪止めの間に隙間が生じるおそれがあるため、3本のビスを使用して、しっかりと雪止めを固定しました。
テイガクでは、細かな部分も不具合リスクを低減させる丁寧な工事を心がけています。

棟下地

屋根材と屋根材が接合する棟は、雨漏りしやすい部分です。
そのため、板金を取り付けて雨仕舞をおこないました。
棟板金を支える棟下地には、金属製の貫板(エスヌキ)を使用しました。
棟板金は、下地の劣化により、めくれや飛散につながるおそれがあります。
これは下地の腐食により、棟板金を支えきれなくなることが主な原因です。
そのため、テイガクでは腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を使用して棟板金をしっかり固定しています。
金属屋根材を立ち上げ、金属下地(エスヌキ)を使用するエスヌキ工法は、弊社が特許を取得した、弊社オリジナルの施工方法です。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

棟板金を取り付け

下地を取り付けたら、その上から棟板金を取り付けました。

ケラバ板金

ケラバ板金も綺麗に納めて、美しく仕上げるとともに、雨水の浸入を防ぎます。

埼玉県東松山市でおこなった、入母屋屋根の屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

以上で、埼玉県東松山市でおこなった、入母屋屋根の屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!
劣化してひび割れるとともに、塗装による外観の劣化が生じていたスレート屋根を、新規のスーパーガルテクトでカバーしたことにより、屋根としての機能が回復した美しい屋根へと生まれ変わりました!
今後数十年、雨漏りに悩まされることなく、快適にお過ごしいただけることと思います。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた、適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根や外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

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埼玉県東松山市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

テイガクさいたま店

テイガクさいたま店

住所 埼玉県さいたま市中央区鈴谷2-1245-1
(Googleマップはこちら)
電話番号 048-714-5195
都道府県ページ 埼玉

テイガクは、さいたま市に「テイガクさいたま店」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
テイガクさいたま店は、埼玉県と群馬県を中心とした活動拠点です。資材は、埼玉・東京工事センターで管理しています。 

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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