東京都小平市 - フッ素の金属屋根と無機塗料でリフォーム

施工前の屋根
施工後の屋根
施工前の外壁
施工後の外壁

工事情報

施行実施日 2023年12月
施工地域 東京都小平市
施工地域ページ 東京都
テイガク拠点 テイガク東京中央店
築年数 築28年
屋根材(施工前) アスベスト入りスレート
外壁材(施工前) モルタル
工事内容
外壁塗装 屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換

工事前の状態

施工前の屋根

工事前の屋根の状態です。
お住まいは築28年で、屋根材としてアスベスト入りのスレートが使用されていました。
アスベスト入りのスレート屋根材はアスベスト不使用のものよりも長持ちする傾向にありますが、築28年ということもあり、広範囲に色褪せ、色むらが見られました。
このままの状態を放置して劣化が進行すると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながります。

施工前の外壁

既存外壁にはモルタルが使用されていました。
外壁にも汚れが広範囲に見られました。
外壁の劣化はすぐに雨漏りなどにつながることはありませんが、お住まいの外観に直結する要素であるうえ、劣化の進行を止める必要があるため、定期的なメンテナンスが必要です。

テイガクからのご提案

今回は、東京都小平市のお客さまから、屋根と外壁のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築28年で、既存屋根材はアスベスト入りのスレート、既存外壁材はモルタルでした。
現場調査をおこったところ、屋根の色むら、色褪せ、外壁の汚れなどの劣化症状が確認されました。
屋根の劣化が進行すると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながります。
また、外壁の汚れは外観の美しさを著しく低下させます。
以上のような状態であったため、今回、屋根は屋根カバー工法工事によって、外壁は塗装によってリフォームをおこなうご提案をさせていただきました。
新規の屋根材としては、本体の耐久性、断熱性、塗膜の耐久性に優れたスーパーガルテクトフッ素を、塗料としては高耐候塗料であるプレミアム無機を使用しました。
耐久性が格段に向上し、美しく生まれ変わったお住まいの様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • 屋根カバー工法工事

  • スーパーガルテクトフッ素

  • 外壁塗装工事

  • プレミアム無機

東京都小平市でおこなった、フッ素の金属屋根と無機塗料を使用したリフォーム工事手順

ルーフィングシートを貼り付け

ここから、東京都小平市でおこなった屋根カバー工法工事の手順についてご紹介いたします。
屋根カバー工法工事においては、まず既存屋根に付属する板金などを撤去し、新規のルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートは防水の役割をもつ建材であり、家屋を雨漏りから守ります。
今回は、新規のルーフィングシートとして、田島ルーフィングのニューライナールーフィングを使用しました。
ニューライナールーフィングは、30年以上の耐用年数が期待できる、耐久性、防水性に優れた高性能のルーフィングシートです。

金属屋根材を取り付け

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を取り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクトフッ素(ブラック)です。
スーパーガルテクトフッ素は、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
また、表面には遮熱性フッ素樹脂塗装が施されており、美しい状態を長期間維持することができます。
変褪色、赤さびは20年保証、穴あきは25年保証がついており、その面からも安心できる屋根材です。

天窓

今回のお客さま宅屋根には天窓がついていました。
天窓は、屋根との接合部から雨漏りしやすいという弱点があります。
そのため、写真のように丁寧に板金を取り付けて、雨仕舞をおこないました。

雨どい交換

今回は雨どいも交換しました。
新規の雨どいには、パナソニックのシンプルで美しいシビルスケアPC50を採用しました。

また、カバー工法をおこなうと、新規の屋根材でカバーした分、屋根の形状が若干変わります。
そのため、もしも何の対策もしないと、屋根から流れる雨水が雨どいに適切に排出されない事態におちいりかねません。
そのような事態を防ぐため、軒の部分にはセットバックスターターと呼ばれる部材を取り付けました。
セットバックスターターを取り付けることで、カバー工法をおこなっても雨どいに適切に排水できる屋根の形状にすることができます。
セットバックスターターは、1部の国内屋根材メーカーにしか取り扱いがありません。
このように、不具合リスクを最小限に抑えるような部材が揃っているのも、スーパーガルテクトの魅力です。

棟の立ち上げ

屋根材の棟につながる端の部分は立ち上げ、止水性を高めました。
また、棟の受け木には腐食しにくい樹脂製の下地を採用しました。

アルミ製の貫板(エスヌキ)を取り付け

樹脂製の下地を取り付けたら、金属下地(エスヌキ)を取り付けました。
この上に載る棟板金は、下地の腐食により、めくれたり飛散したりする可能性があります。
それに対し、今回の工事では樹脂製の受け木と金属製の貫板を使用しているため、長期間しっかりと棟板金を支えることができます。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

屋根カバー工法工事が完成

最後に棟板金と換気棟を取り付けて、屋根カバー工法工事が完成です!
劣化していたアスベスト入りスレート屋根材を新規のスーパーガルテクトフッ素でカバーしたことにより、耐久性の向上した美しい屋根が完成しました!
遮熱性フッ素樹脂塗装の効果で、美しい状態も長持ちします。
引き続き、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。

高圧洗浄

ここから、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。
外壁塗装をおこなうにあたり、まずは高圧洗浄をかけて、塗装面やその他汚れの目立つ箇所をきれいにととのえました。
塗装前に高圧洗浄をかけて汚れを落とすことで、美しく耐久性の高い塗膜をつくることができます。
塗装前に必須の大事な作業です。

下塗り

高圧洗浄をかけたら、塗装をおこないました。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りを基本としています。
はじめにおこなう下塗りは、外壁と塗料の密着を高めるための塗装です。
その後、中塗り、上塗りの2回に分けて上塗り塗料を塗布することで、ムラなく耐久性の高い美しい塗膜を作り上げます。
今回、塗料にはエスケー化研のプレミアム無機を使用しました。
プレミアム無機は超耐候性をそなえた塗料で、約20年もの長期間、美しいお色の維持が期待できます。

錆止め塗料を塗布

金属部はケレンがけをおこなったのち、錆止め塗料を塗布しました。

上塗り塗料を塗布

錆止め塗料を塗布したら、上塗り塗料を塗布し、美しく仕上げました。

クリーンマイルドシリコン

金属部には、錆止め塗料としてエスケー化研のスーパーボーセイエポを、また、上塗り塗料としてクリーンマイルドシリコンを使用しました。

使用塗料缶

写真は、モルタルの塗装に使用したエスケー化研の下塗り塗料であるプレミアムフィラーと、上塗り塗料であるプレミアム無機です。
このように使用塗料缶や3回塗りの様子は写真撮影し、確実に工事がおこなわれたことをお客さまにご確認いただいております。

東京都小平市でおこなった、フッ素の金属屋根と無機塗料を使用したリフォーム工事が完成です!

施工後の外壁
施工後の外壁
施工後の屋根
施工後の屋根

以上で、東京都小平市でおこなった、フッ素の金属屋根と無機塗料を使用したリフォーム工事が完成です!
汚れの見られた外壁をプレミアム無機で丁寧に塗装するとともに、色褪せ、色むらの見られた屋根をスーパーガルテクトフッ素でカバーしたことにより、美しく耐久性の高いお住まいが完成しました!
超耐候性をそなえたプレミアム無機と、遮熱性フッ素樹脂塗装の施されたスーパーガルテクトフッ素を使用したことで、長期間美しい状態が持続します。
これで、今後数十年、美しいお住まいで快適にお過ごしいただけることと思います。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

東京都小平市と周辺地域のその他工事例

東京都小平市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

テイガク東京中央店

テイガク東京中央店

住所 東京都小平市上水本町2-8-16
(Googleマップはこちら)
電話番号 042-312-4065
都道府県ページ 東京

テイガクは、東京都小平市に「テイガク東京中央店」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
テイガク東京中央店は、2022年の秋に開設した新しい事業拠点です。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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レビュアーアイコン
2023年10月07日

初回、会長様からお話をうかがい、信頼してすぐ決めさせていただきました。 9月初めに着工、それでも今年は記録的な猛暑、大変だったと思いますが、ご担当のH様はじめ、皆さまとても誠実な方で、良い仕事をしていただきました。 工期も、天候不順で調整が難しかったと想像しますが、見事に予定通り終了しました。 H様は、最後まで全体を本当に上手くまとめてくださり、優秀な方だと思います。 とても満足しておりますが、気になったことが二点、 一点目は、屋根の飾り部分、屋根全体の「アクセントポイント」と言える箇所なのですが、三角形の面が隠され、デザインが損なわれてしまった気がします。防水上の雨押え板金と思うのですが、出来上がったのを見た時は、それがあまりにも大きいので、少し驚きました。 (写真:施工前・施工後) 二点目は、外壁の下地板同士の境、目地部分(線上の隙間)の塗り(塗料)です。まだらに穴が開いており、外壁面全体がきれいなだけに、結構目立ちます。(最も目につく場所、玄関とバルコニーの当該箇所は、きれいに補修していただきました) テイガクさんの問題では無いと思うのですが、何とかならないのかなあと正直思いました。 いずれにしても本当に感謝しております。 テイガクさんにお願いしてよかったと思っております。 皆様にも是非、お薦めしたいです。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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