大阪府守口市 - 隣との幅40センチの狭所作業で外壁塗装と屋根工事

大阪府守口市のお客さまから、屋根と外壁のメンテナンスについてご相談をいただきました。
ご相談をいただいた時点で、弊社担当者が現場調査に向かい、無料でお見積りをいたします。

写真はお客様宅外壁のはじめの状態です。
外壁材として窯業サイディングが使用されていましたが、サイディングの浮きや汚れなどが確認できました。
そのため、補修をおこなったうえで、塗装によるメンテナンスをおこなう運びとなりました。

今回のお客さま宅は、隣家との幅が40センチほどでした。
ここに足場をかけ、かつ外壁塗装をおこないます。

無料お見積りの結果、お客様との契約まで進みましたら工事開始です。
まずは外壁に高圧洗浄をかけ、塗装面をきれいにしました。
こうすることで、塗膜の塗装面への密着を良くし、耐久性の高い塗膜をつくるとともに、塗装後に汚れごと塗膜がごっそり剥がれるような事態を防ぐことができます。
高圧洗浄について詳しくはこちら

浮いた窯業サイディングはビスでしっかりと元に戻したうえで塗装をおこないました。

塗装前にシーリングの補修もおこないます。
まずは古いシーリングを取り除きました。
シーリングについて詳しくはこちら

古いシーリングを取り除いたら、プライマーを塗布しました。
プライマーを塗布することで、シーリングを外壁にしっかり密着させることができます。

窓枠まわりはプライマーを塗ってシーリングの増し打ちをおこなっていきます。

プライマーを塗布したら、シーリング材を充填しました。
養生を丁寧におこなって充填していきます。

高圧洗浄や補修で塗装面をととのえたのち、塗装をおこないました。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りをおこないます。
下塗りをおこなうことで、旧塗膜の効果を消すとともに、上塗り塗料の外壁への密着性を高めます。
また、中塗りと上塗りの2回に分けて上塗り塗料を塗布することで、ムラなく耐久性の高い塗膜を作り上げます。

写真は中塗りの様子です。
今回は上塗り塗料としてエスケー化研のプレミアムシリコンを使用しました。
プレミアムシリコンはラジカル制御型の塗料で、チョーキング現象の発生を抑えます。
期待耐候年数が12~15年ある、今最も人気が高い塗料です。

中塗りを終えたら、上塗りをおこないました。
3回塗りの工程と使用塗料はすべて写真撮影し、確実に工事がおこなわれたことをお客さまにご確認いただいております。
塗装について詳しくはこちら

軒天はその名の通り、軒の天井部分を指します。
軒天には日本ペイントのケンエースと呼ばれる透湿性の高い塗料を使用しました。

今回は外壁塗装とあわせて、屋根カバー工法工事もおこないました。
屋根カバー工法工事は、古い屋根材を新規の金属屋根材でカバーし、耐久性や外観の美しさを回復させる工事です。

写真のように防水の役割をもつルーフィングシートを貼り付け、その上に新規の金属屋根材であるスーパーガルテクト（グリーン）を張り付けました。
スーパーガルテクトはエスジーエル鋼板という錆に非常に強い金属から出来ており、断熱材と一体になった構造であるため、耐久性、断熱性が大きく向上します。
屋根カバー工法について詳しくはこちら

ケラバはしっかりとビスで留めます。
また、スーパーガルテクトのケラバ板金は内部に立ち上がりがある設計となっており、止水性と排水性に優れています。
このようにスーパーガルテクトは細かい部分までしっかり設計されており、おすすめの屋根材です。
スーパーガルテクトについて詳しくはこちら

棟は屋根材同士が取り合う（つながる）部分であるため、雨漏りしやすい部分です。
そのため、棟板金を取り付けて、雨漏りしないよう雨仕舞（雨漏り防止処置）を施します。

写真は棟板金を支える下地を取り付けたところです。
もしこの棟板金の下地が腐食すると、棟板金を支えきれずに強風の際、棟板金のめくれや飛散につながる場合があります。
その点、テイガクでは腐食しにくい金属製の下地（エスヌキ）を使用しているため、風に強い棟が出来上がります。
3階建てのお住まいの場合、屋根に特に強い風が当たるため、しっかりした下地を用いたいです。

最後に棟板金を取り付けて、屋根カバー工法工事の完成です！
スーパーガルテクトをステンレスビスや金属下地（エスヌキ）を用いて施工し、耐久性、断熱性の高い、風にも強い屋根が出来上がりました。