【緊急】ルーフィング欠品に伴う工事への影響と代替施工のご案内

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4月9日から田島ルーフィング製品が出荷停止へ

このたび、中東情勢の影響による原材料不足および物流の混乱を受け、2026年4月9日付で田島ルーフィングより材料供給停止の案内がございました。
これに伴い、当社におきましても屋根工事で使用を予定していた材料の確保が困難となり、一部工事の進行に影響が生じております。
ご契約済みのお客様ならびに工事をご検討中のお客様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。

ルーフィング施工の代替案

現在のところ、再入荷の時期は未定となっております。
そのため当社では、工事品質を維持しながら速やかに施工を進められるよう、代替仕様によるルーフィング施工をご案内しております。
これまでご契約済みのお客様には、ニューライナールーフィング(改質アスファルトルーフィング/不織布タイプ)を前提としてご案内しておりましたが、今後の変更対応および新規ご契約分については、改質アスファルトルーフィング紙質タイプを2枚重ねによる施工をご提案いたします。

  • ご契約お済のお客様:ニューライナールーフィング

  • 変更対応/新規ご契約:改質アスファルトルーフィング紙質タイプを2枚重ね

こちらの代替仕様は、改質アスファルトルーフィングを2層で施工する方法で、一般的な1枚張りと比べても、より高い耐久性と防水性が期待できる仕様です。
使用するルーフィングは、1本あたり16m×1m、重量約17kgの厚みのある製品で、これを2枚重ねて施工することで、アスファルト層の厚みも通常の約1.5~2倍程度となります。
そのため、長期間にわたって屋根の防水性能を維持しやすく、さらに改質アスファルト系材料ならではの柔軟性と耐久性により、屋根下地をしっかり保護できる点も特長です。

なお、ルーフィングメーカーや屋根材メーカーにおいても、雨仕舞いに不安が残る箇所についてはルーフィングを2枚重ねとするよう施工指定がなされており、今回の代替仕様は、そうした考え方にも沿ったものです。
さらに、今回の仕様では、谷部や取り合い部など特に防水性への配慮が必要な箇所において、部分的に3枚重ねとなる箇所も生じるため、より慎重に施工を行ってまいります。

2枚重ねにすることで更に防水性能が向上

屋根工事保証の延長

なお、この代替仕様による施工となった場合でも、工事費用は変更いたしません。
加えて、お客様に少しでも安心してお任せいただけるよう、工事保証を通常より5年延長して対応いたします。屋根カバー工法は15年保証、屋根葺き替え工事は20年保証とさせていただきます。

  • 屋根カバー工法の保証:10年から15年へ

  • 屋根葺き替えの保証:15年から20年へ

当社といたしましても、今回の欠品は大変重く受け止めており、今後も資材の供給状況を注視しながら、できる限り安定した施工体制の確保に努めてまいります。
情勢に変化があり次第、対応状況や材料供給の見通しについて、速やかにご案内いたします。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、品質と保証の両面でご安心いただけるよう、責任をもって対応してまいります。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

契約解除及びその他資材の影響について

また、現在はルーフィングに限らず、その他の資材につきましても、価格の上昇だけでなく、調達そのものが難しい状況となっております。
今後の供給状況によっては、工事時期の見通しが立たず、やむを得ず工事の延期やご契約の取り下げについてご相談申し上げる場合がございます。
なお、今回の仕様変更に伴い工事の継続が難しいとご判断された場合には、ご契約の解除についても承っております。
該当する場合やご不明な点がございましたら、担当者までお尋ねください。

建材資材の値上げと調達の影響について

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本記事の著者・監修者

著者 前川祐介
前川 祐介

株式会社テイガク 代表取締役社長
「屋根と外壁のリフォーム工事テイガク」Webメディア運営責任者

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学経営学部→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する建築板金工事会社(現・株式会社テイガク)へ入社。最終学歴、中央工学校夜間建築学科。2022年に代表取締役社長に就任。年間1,000棟以上ある現場での施工経験を活かし、Webメディア「テイガク」での記事執筆、YouTubeでの動画撮影をおこなう。2026年4月、初の著書となる『いちばんよくわかる 屋根の教科書』(クロスメディア・パブリッシング)を出版。趣味は日本史学。宅地建物取引士・建築物石綿含有建材調査者