天窓は交換できるのかな?天窓から雨漏りしているみたい・・・。
天窓の寿命は20〜30年。
屋根と天窓のリフォームでお困りではありませんか?
今回は、古い天窓をベルックス製の天窓へ交換する手順をご紹介します。
ベルックス(VELUX)とは?
ベルックス社はデンマークに本社がある世界で最も大きい天窓メーカーです。
天窓に特化している点が日本のメーカー(YKKやリクシル)と異なり、商品ラインナップが豊富なことでよく知られています。
昔はパナソニックなども天窓を製造をしていましたが、戸建て住宅の着工棟数が減少していること、屋根に天窓を取り付けるデメリットの認知が拡大したこともあり、天窓メーカーの集約化が進んでいます。
そのため、日本においても天窓市場はベルックス社の独占に近い状況になりつつあります。
天窓のリーディングカンパニーとも言い換えられます。
天窓交換の注意点
天窓の寿命
天窓の寿命は20~30年程度です。
雨漏りや湿気による結露の影響で、天窓周りに取り付ける木製の枠が腐食していることがよくあります。
特に30年以上昔の天窓は現代のようなメーカー製品(既製品)ではなく、大工さんが現場で製作していました。
現場で加工されたの天窓は既製品よりも雨漏りしやすいです。
屋根工事と同時におこなう
天窓交換は屋根工事と一緒におこなうことが多いです。
屋根にも寿命があるため、屋根カバー工法や屋根葺き替え工事と同時に天窓の交換をおこないます。
天窓交換の注意点
天窓の交換は天窓事業から撤退しているメーカーの商品だったり、規格サイズが変わっていたりするため、同じサイズの天窓で交換することはできないです。
そのため、既存の天窓よりもひとまわり大きいサイズ、もしくは小さいサイズの天窓で交換することになります。
ベルックス社は商品ラインナップが豊富であるため、近いサイズの天窓の用意ができるとことが魅力です。
また、複層ガラスだったり、スマートフォン対応の電動開閉式だっりなどオプションが多い点でも優れています。
ベルックスの天窓をベルックスの天窓に交換
天窓から雨漏り
築25年の建物です。
天窓からの雨漏りがきっかけで屋根カバー工法と天窓交換工事をおこなうことになりました。
天窓の木枠に雨染みがあります。
天窓の雨漏りはジワジワ型の雨漏りが多く、気が付いたら木の腐食が進んでいるといったパターンが多いです。
古い天窓
屋根は塗装による改修をおこなった形跡があります。
天窓はベルックスの天窓でした。
もちろん当時の天窓は入手できません。
技術も進歩しているため、新しい高性能の天窓に交換をします。
天窓撤去
古い天窓を取り外します。
室内側にゴミが入らないよう、養生をおこなったうえで天窓を取り外します。
この時点で雨が降ると大惨事になるため、天候にも注意を払います。
開口拡大
古い天窓のサイズよりも大きいサイズの天窓を取り付けるため、屋根の穴を拡大させます。
既存の天窓よりも小さくして小さいサイズの天窓を取り付けるより、天窓の穴を広げて大きい天窓を取り付ける方が簡単です。
ベルックスの天窓設置
新しい天窓を取り付けました。
天窓周りの野地板も新しくしました。
防水処置
天窓周りの防水は念には念を入れて施工をします。
防水シートを惜しまずしっかりと貼って防水処置を施します。
屋根カバー工法
天窓の交換に合わせて屋根カバー工法をおこないます。
金属屋根の板金部材を立ち上げて天窓内部への雨水浸水を防ぎます。
天窓だけではなく金属屋根についての技術も必要です。
工事完成
天窓交換と屋根改修工事が完成です。
天窓は20年のメーカー保証、屋根は25年の穴あき保証が得られます。
加えてテイガクの工事保証が10年付きます。
これで天窓に関わるストレスがなく、安心してお過ごしいただけます。
ベルックスの天窓の交換先は?
天窓は雨漏りリスクが高い部位です。
そして、天窓は屋根と取り合うところであるため、屋根に詳しい業者でなければ適切な天窓の交換作業はおこなえません。
そして、最近の屋根は金属屋根でリフォームすることが多いです。
そのため、金属屋根の専門工事会社である板金工事会社に天窓の交換をおこなってもらうとよいでしょう。
天窓交換の実績が豊富な板金工事会社へ天窓交換はご相談ください。
天窓付きの屋根工事についてご相談ください
テイガクは板金工事会社です。
屋根工事の際には、天窓の改修も一緒に検討してみましょう。
天窓の交換だけでなく、雨漏り修理、撤去についても多数の実績がございます。
現地調査まで無料で実施していますので、ぜひお気軽にご相談ください。