千葉県市川市のお客さまから、倉庫屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
現場は梨園の倉庫です。現場調査をおこなったところ、既存の倉庫屋根には波型スレートが使用されており、かなり劣化していること、さらに雨漏りが生じていることがわかりました。
この倉庫には梨の収穫時期に段ボールに梨を入れる作業場としての機能もあり、段ボールや作物を濡らすわけにはいきません。
以上のような状態であったため、新規の屋根材として折半屋根を使用し、カバー工法をおこなう運びとなりました。
折半屋根は金属を波型に折り返した構造で、軽く、排水機能や耐久性に優れた屋根材です。
テイガクは倉庫や工場の屋根・外壁のメンテナンスも得意な会社です。
屋根・外壁のことでお困りのことがございましたら、ぜひテイガクへご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。
市川市梨園倉庫屋根をカバー工法で改修
BEFORE
倉庫屋根の工事前の状態①
千葉県市川市のお客さまから、倉庫屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
ご相談をいただいた時点で、弊社担当者が現場調査に向かい、無料でお見積りをいたします。
写真は現場倉庫屋根の工事前の状態です。
既存の屋根材として波型スレート屋根が使用されていました。波型スレートはセメントからできている屋根材で、工場の屋根や外壁材としてよく用いられています。古い商品には強度を補強するため、アスベストが含まれています。
この波型スレートですが、写真のように全体的にかなり劣化が進行しており、雨漏りも生じていました。
倉庫屋根の工事前の状態②
屋根をより近くから写した写真です。
汚れもびっしりついており、波型スレートの劣化の様子がうかがえます。
現場は梨園の倉庫であり、この倉庫には梨の収穫時期に段ボールに梨を入れる作業場としての機能もあります。雨漏りによって段ボールや作物を濡らすわけにはいきません。
以上のような状態であったため、屋根カバー工法にてメンテナンスをおこなう運びとなりました。
屋根のメンテナンスには葺き替えと屋根カバー工法がありますが、波型スレートはアスベストが含まれている場合撤去に莫大な費用がかかるため、基本的には屋根カバー工法においてメンテナンスをおこないます。
屋根カバー工法は既存の屋根材を新規の屋根材でカバーし、屋根の機能や耐久性を回復させる工事です。
折板屋根で屋根カバー工法を行う改修方法と改修費用のポイント
倉庫屋根の工事前の状態③
屋根をさらに下から見上げた様子です。
屋根の軒天部分(軒の裏面にある天井部分)も壊れていて剥がれています。
軒天は外観だけでなく、屋根裏の換気などにも重要な部分なので、こちらもしっかり修理していきます。
軒天の雨漏り原因と張替えの修理方法と塗装費用について
屋根カバー工法開始
無料お見積りの結果、お客さまとの契約まで進みましたら工事開始です。
まずは足場を組むとともに、屋根面にネットを取り付けます。
劣化した屋根材は人の重みに耐えきれず、工事中に踏み抜いてしまうおそれがあります。
足場やネットを取り付けることでそのような危険性を回避し、職人さんが安全に、確実な施工をおこなうことができます。
折半屋根取り付け①
足場を組んだのち、新規の折半屋根で古い屋根材をカバーしていきます。
折半屋根は主にガルバリウム鋼板からできた金属板を波型に形成した屋根材です。
強度が高く、水はけがよいのが特長で、工場や倉庫の屋根材としてよく使用されます。
雨音などが響きやすいのが欠点ですが、工場や倉庫では基本何らかの作業がおこなわれ、その音の方が勝るため、あまり重大な欠点とはなりません。
写真に見える金属製のサドルを古い波型スレートの上に取り付け、その上に折半屋根を載せてボルトで固定します。
折半屋根取り付け②
古い波型スレートに折半屋根を取り付けた様子です。
折半屋根でカバー工法をおこなうと、結露が発生することで倉庫内を結露水で濡らしてしまう恐れがあります。
そのため、今回は屋根の裏側にぺフと呼ばれる断熱材が裏打ちされたタイプの商品で屋根をカバーしました。
さらに断熱材が結露を抑制してくれるため、結露による倉庫内の水漏れの問題も解決できます。
棟とケラバの様子
棟やケラバ、その他取り合い部など、雨漏りしやすいところは現場で職人さんが板金の加工と取り付けをおこない雨仕舞をします。
ケラバ部分には写真に見られるように、飛散防止のためのアングル金物を取り付けて抑え込みました。
板金の取り付けが甘いと、強風でめくれたり飛散したりすることがあります。
将来起こりうる危険を予測して、しっかり板金を固定するのも大切な作業です。
屋根と屋根の取り合い部
屋根と屋根の取り合い部も、異なる建材がつながる部分なので雨漏りしやすい部分です。
そのため、しっかり止水処置ができるよう板金で納めました。
雨どいの様子
雨どいへの水の流れも計算して施工します。
工場屋根は排水量が多いですが、一切予期せぬ雨漏りなどないようしっかり施工します。
下屋根の施工
下屋根である庇部分もカバー工法で仕上げました。
屋根全体に一体感が出ました。
軒天の修理
破損して剥がれていた軒天部分も修理しました。
これで雨の日に屋根裏に湿気が溜まりやすくなることなどを防げます。
AFTER
千葉県市川市でおこなった、梨園倉庫屋根のカバー工法改修リフォームが完成です!
以上で、千葉県市川市でおこなった、梨園倉庫屋根のカバー工法改修リフォームが完成です!
劣化して雨漏りまで生じていた波型スレートを折半屋根でカバーしたことにより、今後数十年雨漏りしない屋根となりました。
雨漏りしない屋根の下で、倉庫内での作業もはかどることと思われます。
カバー工法をおこなうことにより外観も見違えるほど美しくなるため、工場や倉庫に来訪される方がいらっしゃる場合は、会社の顔として好印象を抱いていただけるのもカバー工法の魅力です。
テイガクは倉庫や工場の屋根・外壁のメンテナンスも得意な会社です。
屋根・外壁のことでお困りのことがございましたら、ぜひテイガクへご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。
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市川市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!
ここまでご閲覧ありがとうございました。
テイガクでは倉庫の屋根工事も承っております。
今回のような波型スレート屋根のうえに金属屋根を被せるカバー工法は実績もたくさんあり、弊社創業当時から長くおこなっている工事です。
工場屋根の雨漏りや耐久性の維持については、是非テイガクにご相談ください。
現地調査からお見積りは無料です。