屋根の修理 リフォーム 市原市

建築後33年が過ぎています。
これまで、メンテナンスを行わず、再塗装は行っていないとのことです。
屋根塗装の1/4が剥げ落ちています。
塗料剥離はカラー鋼板屋根で最もトラブルの多い事例です。
屋根材を選定する際は使用屋根材の品質も重視してください。
今回の市原市のお客様の屋根は住宅販売会社が事前に指定している屋根材でした。
屋根材としてメーカーが販売しているから大丈夫と思い込んでしまうと、後々、後悔することになります。
大手の屋根材メーカーも過去に「悪質」な屋根材を販売している実例もあります。

既存カラー鋼板屋根の撤去です。
下葺き材はアスファルトルーフィングでした。
ルーフィングシートの中では低品質の下葺き材です。
住宅販売会社は使用する副資材や仕上げ材の品質より、コストカットを優先いたします。
長くお住まいになるためにも、屋根材、屋根下葺き材の品質もしっかり確認してください。

既存のカラー鋼板屋根を撤去した後、下地にあたる構造用合板を張ります。
専門用語では野地板増し張りと呼びます。
9ｍｍ厚の物と12ｍｍ厚の物が一般的に多く使用されています。
テイガクでは12ｍｍ厚を標準施工としています。

下地を張った後、改質アスファルトルーフィングを張ります。
既存のアスファルトルーフィングとは違い、高耐久のルーフィングシートです。

ガルバリウム鋼板屋根の施工です。
雪止めも取り付けさせていただきました。
今回は、遮熱塗料と断熱材の一体型の屋根材を使用したので、大幅な省エネとエコロジーが期待できます。

破風板の取付けです。
破風板の工事は主に塗装と板金巻きがあります。
今回は10数年後に発生する再塗装のコストを考慮し、屋根の色に合わせた板金で既存の破風板をカバーしました。もちろんガルバリウム鋼板製です。

足場を取り付けているので、屋根のリフォームにあわせて、雨どいの交換もおすすめです。

雨どいの取付け完成です。雨どいは屋根からの排水量に応じて形が異なります。今回は切妻屋根でしたので、四角のタイプを採用させていただきました。

市原市の屋根リフォーム完成です。
ガルバリウム鋼板と改質アスファルトルーフィングの下葺き材で施工いたしました。
これで屋根に関するストレスもなく、安心して長くお過ごしいただけます。