東京都青梅市 - 屋根カバー工法と雨どい交換

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施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2024年10月
施工地域 東京都青梅市
施工地域ページ 東京都
テイガク拠点 多摩・圏央工事センター
築年数 築34年
屋根材(施工前) スレート
外壁材(施工前)
工事内容
屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換

工事前の状態

施工前の屋根

工事前の屋根の様子です。
お住まいは築34年で、屋根材としてスレートが使用されていました。
スレートへの屋根塗装を2回経験されているとのことです。
このスレートへの塗装は、美観向上の点では効果がありますが、機能向上を目的とした場合、ほぼ効果が期待できません。
そればかりか、スレートは屋根材と屋根材の継ぎ目の部分に雨水が集中する傾向があり、経年によって、継ぎ目の部分から色褪せてくるため、劣化した印象が強くなります。
さらに、機能的な面では、スレートは40年もすればほぼ機能を維持できなくなり、雨漏りのリスクが高まるため、しっかりメンテナンスをおこなう必要があります。

テイガクからのご提案

今回は、東京都青梅市のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築34年で、屋根材にはスレートが使用されており、2度の屋根塗装歴がありました。
屋根材の種類によっては塗装が必要なものがありますが、スレートに限っては、屋根塗装をおこなっても機能の維持や向上を見込むことはほぼできません。
屋根塗装をおこなうことで、美観向上にはある程度の効果がありますが、それも一時的であり、経年によって塗装をおこなわない場合よりも汚く見えてしまうこともあります。
さらに、スレートは40年経つとほぼ機能を維持できなくなるため、今回は新規の金属屋根材を使用した屋根カバー工法工事によってリフォームをおこなうご提案をさせていただきました。
弊社が特許を取得した棟の工事により、雨漏りリスクも大きく低減しています。
今回の記事を、今後のリフォームの参考にしていただければ幸いです。

ポイント
  • 屋根塗装

  • 屋根カバー工法工事

  • スーパーガルテクト

  • セットバックスターター

  • エスヌキ工法

東京都青梅市でおこなった、屋根カバー工法と雨どい交換リフォーム工事の手順

板金や雪止めを撤去

ここから、屋根カバー工法工事の手順についてご紹介いたします。
屋根カバー工法工事をおこなうにあたり、まずは屋根に付属する板金や雪止めを撤去して、屋根をフラットな状態にしました。
今回は室内外の熱気や湿気を適切に入れ替える換気棟を取り付けるため、換気棟用の穴を丁寧に開けました。

新規の金属屋根材を取り付け

屋根をフラットな状態にしたら、その上から防水の役割をもつルーフィングシートを貼り付けました。
新規のルーフィングシートには、耐久性が高く、既存のスレートの劣化に強い田島ルーフィングのタディスセルフカバーを採用しました。

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を取り付けました。
新規の金属屋根材として採用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクトです。
エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしているスーパーガルテクトは、高い耐久性と断熱性を誇ります。
軒の部分には、カバー工法をおこなって屋根を重ねても、雨どいへ適切に雨水を排出する形状にできるセットバックスターターを取り付けました。
セットバックスターターのような、排水性に優れた部材、また止水性に優れた部材が揃っているのも、スーパーガルテクトの魅力の1つです。

棟板金の下地

棟板金の下地には、腐食しにくく、止水性に優れた金属製の貫板(エスヌキ)を取り付けるとともに、両脇に面戸を取り付け、さらに止水性を高めました。
棟に取り付けて雨漏りを防ぐ棟板金は、下地の劣化により、浮きやめくれ、飛散のリスクが高まります。
そのため、棟板金下地の止水性、排水性、耐腐食性を高める工事は非常に重要です。
この一連のエスヌキ工法は、弊社が特許を取得した、自信をもっておすすめする棟の施工方法です。

軒どいと縦どいを取り付け

雨どいは、軒どいと縦どいの色を分けて交換取り付けをおこないました。
今回軒どいには、パナソニックのシビルスケアPC50を採用しました。
鉄心入りの丈夫な雨どいで、フォルムもおしゃれです。
雨どいは排水のために重要な部材であるのはもちろんのこと、お住まいの外観にも大きく影響します。
そのため、こだわってリフォームをおこなうことをおすすめします。

東京都青梅市でおこなった、屋根カバー工法と雨どい交換リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

最後に棟板金と換気棟を取り付け、東京都青梅市でおこなった、屋根カバー工法と雨どい交換リフォーム工事が完成です!
劣化したスレートをスーパーガルテクトでカバーしたことで、耐久性が高く、おしゃれな屋根へと生まれ変わりました!
スーパーガルテクトの止水性、排水性に優れた部材を使用するとともに、棟はテイガクオリジナルのエスヌキ工法で仕上げ、雨漏りのリスクも大きく低減しています。
今後数十年、雨漏りに悩まされることなく、快適にお過ごしいただけることでしょう。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた、適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

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多摩圏央工事センター

多摩圏央工事センター

住所 東京都八王子市滝山町2-9-1
(Googleマップはこちら)
電話番号 042-659-3502
都道府県ページ 東京都

テイガクは、八王子に「多摩圏央工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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