埼玉県川口市 - エスヌキ工法によるスーパーガルテクトのカバー工法

施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年12月
施工地域 埼玉県川口市
施工地域ページ 埼玉県
テイガク拠点 東京・埼玉工事センター
築年数 築18年
屋根材(施工前) スレート/パミール
外壁材(施工前)
工事内容
パミール•コロニアルNEO 屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換

工事前の状態

施工前の屋根

お客さま宅屋根の工事前の状態です。
お住まいは築18年で、屋根材としてニチハのパミールが使用されていました。
ノンアスベスト製のスレート屋根材であるパミールは、比較的早期に層間剝離や釘の腐食、ひび割れといった不具合の生じる問題のある屋根材として知られています。
お客さま宅屋根にも、写真のようにパミールに特徴的な層間剥離、ひび割れの症状が見られました。
このまま劣化した状態を放置していると、雨漏りや、雨水侵入による建材の劣化につながるおそれがあります。

テイガクからのご提案

今回は、埼玉県川口市のお客さまから、屋根のリフォームについてご相談をいただきました。
お住まいは築18年で、屋根材としてニチハのパミールが使用されていました。
屋根材としてのアスベストの使用が規制され、ノンアスベスト製屋根材が販売され始めた初期のスレート屋根材であるパミールは、比較的早い段階で、層間剝離や釘の腐食、屋根材のひび割れなどが生じる可能性がある、問題のある屋根材として知られています。
お客さま宅屋根にも、層間剥離やひび割れなど、パミールの典型的な不具合の症状が見られました。
これらの劣化症状をそのまま放置していると、雨漏りや雨水侵入による建材の劣化につながり、快適な生活を営めなくなるおそれがあります。
以上のような状態であったため、今回は弊社が特許を取得したエスヌキ工法による、スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法リフォーム工事のご提案をさせていただきました。
耐久性が向上し、美しく生まれ変わった屋根の様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • パミール

  • 屋根カバー工法工事

  • スーパーガルテクト

  • エスヌキ工法

埼玉県川口市でおこなった、エスヌキ工法によるスーパーガルテクトのカバー工法リフォーム工事手順

屋根をフラットな状態に

ここから、埼玉県川口市でおこなった屋根カバー工法工事の手順についてご紹介いたします。
屋根カバー工法をおこなうにあたり、まずは屋根に付属する板金や雪止めを取り外し、屋根をフラットな状態にしました。
このフラットになった屋根に順に新規の屋根材を取り付けていき、古い屋根材をカバーします。

棟板金を取り外したあとの棟板金下地には、腐食が見られました。
棟板金下地が腐食すると、板金を支えきれず、棟板金のめくれや飛散につながるおそれがあるため、しっかり補修する必要があります。

ルーフィングシートを貼り付け

屋根がフラットな状態になったら、その上から新規のルーフィングシートを貼り付けました。
新規のルーフィングシートとして使用したのは、田島ルーフィングのタディスセルフカバーです。
タディスセルフカバーには、合成繊維不織布が使用されているため、層間剝離を起こしたパミールの上に載せても破れる心配がありません。
また、改質アスファルトからできているため、高い強度を誇ります。

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材として、スーパーガルテクトを張り付けました。
アイジー工業のスーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を持ちます。
仕上がりもモダンでおしゃれになる、おすすめの屋根材です。

棟の施工

棟は屋根材と屋根材が取り合う(接合する)ため、雨漏りしやすい部分です。
そのため、棟板金を取り付けて雨漏り防止処置を施します。
また、棟板金を支える棟板金下地が腐食すると、上に載る棟板金のめくれや飛散につながりかねません。
このような事態を防止するため、テイガクではエスヌキ工法によって下地の取り付けをおこないます。

エスヌキ工法

エスヌキ工法では、棟につながる屋根材の端を立ち上げるとともに、面戸を取り付けて止水性を高めます。
また木の下地の上には、金属製の貫板(エスヌキ)を取り付けます。
木よりも腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を取り付けることで、より長くしっかり棟板金を支え、棟板金のめくれや飛散、それに続く雨漏りなどのリスクを抑えることができます。
エスヌキ工法はテイガクが特許を取得した、テイガクオリジナルの施工方法です。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

埼玉県川口市でおこなった、エスヌキ工法によるスーパーガルテクトのカバー工法リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根

以上で、埼玉県川口市でおこなった、エスヌキ工法によるスーパーガルテクトのカバー工法リフォーム工事が完成です!
層間剥離やひび割れの見られたパミール屋根を、新規のスーパーガルテクトでカバーしたことにより、耐久性、屋根としての機能が向上した、美しい屋根が完成しました!
腐食のみられた棟にはエスヌキを取り付け、棟板金のめくれや飛散のリスクも大きく低減しています。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

埼玉県川口市と周辺地域のその他工事例

埼玉県川口市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

東京・埼玉工事センター

東京・埼玉工事センター

住所 埼玉県川口市上青木1-19-2
(Googleマップはこちら)
電話番号 048-229-2610
施工都道府県ページ 埼玉

テイガクは、埼玉県川口市に「東京・埼玉工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
東京・埼玉工事センターは、200坪の敷地にある大型工事拠点で、屋根材と外壁材を保管しています。埼玉県全域工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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