大阪府豊中市 - C型チャンネルを用いた屋根カバー工法

施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年8月
施工地域 大阪府豊中市
施工地域ページ 大阪府
テイガク拠点 大阪工事センター
築年数 築30年
屋根材(施工前) スレート/コロニアル
外壁材(施工前)
工事内容
屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換

工事前の状態

工事前の屋根の様子

お客さま宅屋根の、工事前の様子です。
お住まいは築30年で、屋根材としてコロニアルが使用されていました。
写真のように、広範囲に色むら、色褪せなどの劣化が見られ、このまま劣化が進むと雨漏りが心配される状況でした。

テイガクからのご提案

今回は、大阪府豊中市のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築30年で、既存屋根材としてコロニアルが使用されていました。
現場調査をおこなったところ、コロニアルの広範囲に色むら、色褪せなどの劣化が見られましたが、さらに劣化が進行した場合、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがあります。
以上のような状態であったため、金属屋根材を使用した屋根カバー工法によるリフォームをご提案させていただきました。
金属屋根材としてスーパーガルテクトを採用し、棟にはC型チャンネルを使用して、耐久性が高く棟の止水性が高い屋根へ仕上げました。
美しく生まれ変わった屋根の様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • 屋根カバー工法

  • スーパーガルテクト

  • C型チャンネル

  • セットバックスターター

大阪府豊中市でおこなった、C型チャンネルを用いた屋根カバー工法リフォーム工事手順

ルーフィングシートを貼り付け

ここから、大阪府豊中市でおこなった屋根カバー工法リフォーム工事について手順をご紹介いたします。
屋根カバー工法をおこなうにあたり、まず劣化した既存屋根に防水の役割をもつルーフィングシートを貼り付けました。
新規のルーフィングシートとして使用したのは、約30年の耐用年数が期待できる、田島ルーフィングのニューライナールーフィングです。
ルーフィングシートを張り付けたら、その上から新規の金属屋根材であるアイジー工業のスーパーガルテクト(チャコール)を張り付けました。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、耐久性と断熱性に優れています。

C型チャンネルを取り付け

棟には木製の受け木を取り付け、受け木の脇にC型チャンネルを取り付けました。
C型チャンネルを取り付けることで、しっかり固定するとともに、止水性を高めることができます。

屋根材はC型チャンネルの隙間に差し込んで取り付け

屋根材はC型チャンネルの隙間に差し込んで取り付けました。

アルミ製の下地を取り付け

受け木とC型チャンネルを取り付けたら、その上から金属下地を取り付けました。
棟板金を支える下地が腐食すると、強風の際に棟板金がめくれたり飛散したりすることがあります。
それに対して、テイガクではオリジナルの腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を使用しているため、強風に強く、長く安心していただける棟が出来上がります。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

面戸を取り付け

金属下地を取り付けたら、すき間に面戸を取り付け、さらに止水性を高めます。

棟板金を取り付け

下地を取り付けたら、その上から棟板金を取り付けました。

パッキン付きのステンレスビス

棟板金は専用のビスで取り付けます。
テイガクが探し求めたパッキン付きのステンレスビスです。
こちらには1mmの厚いパッキンが取り付けられています。
この厚いパッキンがステンレスとガルバリウム鋼板の接触による電蝕を抑えてくれます。

板金をステンレスビスで固定した様子

金属下地に板金をステンレスビスで固定した様子です。
がっちりと固定できるので、強い風がきてもさらに安心できます。

軒先にはセットバックスターターを取り付け

軒先にはセットバックスターターを取り付けました。
セットバックスターターを取り付けることで、カバー工法によって屋根の形状が変わっても、雨どいに雨水を適切に排出できる形状にすることができます。
写真はセットバックスターターが正しく機能しているか、散水試験をおこなって確認している様子です。

雨どい交換

雨どいも新しいものに交換しました。
雨どいは雨水を排出するのに重要な役割を果たすのはもちろんですが、実は外観にも大きく影響する部分です。

大阪府豊中市でおこなった、C型チャンネルを用いた屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!

C型チャンネルを用いた屋根カバー工法リフォーム工事が完成
C型チャンネルを用いた屋根カバー工法リフォーム工事が完成

以上で、大阪府豊中市でおこなった、C型チャンネルを用いた屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!
劣化した屋根をスーパーガルテクトでカバーすることにより、雨漏りの心配をしなくてすむ、耐久性、断熱性の高い美しい屋根へと生まれ変わりました。
C型チャンネルと金属下地、パッキン付きステンレスビスを使用した棟は、通常よりも強風に強い屋根になっているため、台風がきても安心です。

テイガクでは、お住まい、お客さまの好みに合わせた、適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

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大阪府豊中市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

大阪工事センター

大阪工事センター

住所 大阪府豊中市利倉1-5-37
(Googleマップはこちら)
電話番号 066-152-6576
都道府県ページ 大阪

テイガクは、大阪府豊中市に「大阪工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
大阪工事センターは、2023年夏、大阪北摂地域と兵庫地域、京都地域、滋賀地域の工事を管理する拠点として誕生しました。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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