アイジー工業が主催する展示会、アイジーフェアに行ってきました。
毎年、行われている展示会です。
今年も金属屋根や金属サイディングの新作発表が行われ、充実した内容でした。
今回は2016年最新の金属屋根情報をアイジー工業の新作商品のご紹介と合わせてレポートいたします。
また、会場設営はテイガク屋根修理が施工しました。(徹夜の突貫工事です!!)
職人の働きぶりも合わせてご案内させていただきます。
金属屋根・外壁のトップメーカー・アイジー工業の新作発表会
アイジー工業の新作発表会に出席しました。
アイジー工業は金属サイディングにおけるトップシェアの会社です。
毎年、金属サイディングや金属屋根の分野で、最先端の商品を発表しているリーディングカンパニーです。
屋根においては、今年3月、超高耐久ガルバ「スーパーガルテクト」を販売するなど、業界では一歩先を進んでいる企業です。
アイジー工業とは
アイジー工業株式会社は金属サイディング最大手のメーカーです。
テイガク屋根修理の施工例などにもアイジー工業の商品がたくさん登場しています。
下記の円グラフは日本リフォーム産業新聞の統計で、金属サイディングの40%のシェアをアイジー工業は獲得しています。
金属外装メーカーとしての歴史が古く、実績もある会社です。
お客様がガルバリム鋼板の屋根材や金属サイディングの外壁材を比較検討する際には、必ず候補に入れてほしいメーカーです。
画像出典:リフォーム産業新聞
屋根材のシェアはメーカーが加盟する業界団体が存在しないため不明ですが、おそらく金属(ガルバリウム鋼板)屋根でもトップシェアの会社だと考えられます。
日経ホームビルダーと日経アーキテクチュアの調査によると、住宅のプロが採用したい建材・設備メーカーランキングでは外装工事 金属サイディング分野で堂々の1位を獲得しています。
画像出典:日経アーキテクチュア
無印の家はアイジー工業のガルスパン
技術力やデザイン性に定評があり、「無印良品の家」で最も代表的な「木の家」の外装もアイジー工業のガルスパンが採用されています。
ガルスパンの映像は、動画では開始から20秒後位で登場します。
MUJI無印良品:無印良品の家「自分の暮らしをみつけてください。」
アイジー工業カタログ
私の独断と偏見ではありますが、メーカーカタログの厚みが企業のパワーを推し量る要素のひとつになると思っています。
実際、アイジー工業の金属サイディング・金属屋根の総合カタログはかなり分厚く、充実しています。
もちろん、カタログにはメンテナンス方法、保証内容はもちろん、完成例なども豊富に掲載れています。
オンラインカタログもあります。
最新の屋根・外壁情報
アイジーフェアの内容をご報告します。
テイガク屋根修理のスタッフにとって、新しい建材情報を入手することも仕事の一部です!!
受付で記帳を済まし、早速会場内へ。
開場は大盛況でした。
屋根コーナーです。
今年の3月発売した「スーパーガルテクト」の発表が目玉です。
「スーパーガルテクト」が展示されています。
「スーパーガルテクト」はガルバリウム鋼板にマグネシウムを含有させた新しいタイプの製品で、アイジー工業では「超高耐久ガルバ」と分類づけしています。
これまで、各社が販売するガルバリウム鋼板の保証期間や沿岸地域の制限などは、横並びでした。
「スーパーガルテクト」は従来の保障期間が5年延長し、沿岸地域の制限もかなり緩和しています。
設計価格は平米あたり100円の値上げですが、屋根工事全体ではたいした金額ではありません。
業界内において、技術力に定評のアイジー工業が頭一つとびぬけています。
このことから、弊社ではお客様がガルバリウム鋼板屋根を選択する際、「スーパーガルテクト」をまず初めにおすすめいたします。
スパーガルテクとの詳しい特徴はこちらをご覧ください。
【スーパーガルテクト】さらに進化したガルバリウム鋼板
とても興味深い実験コーナーがありました。
「スレート瓦」と「スーパーガルテクト」を外部から暖めた場合の断熱性能の比較です。
屋根上から電球を照射し屋根表面を温め、屋根裏には温度計を設けて各屋根材の屋根裏温度を計測します。
スレート瓦には断熱材はありません。
一方、スーパーガルテクトには屋根裏面に断熱材が充填されています。
もちろん、電球の温度を手で確認しましたが、どちらも同じ熱さです。
結果は「スレート瓦」が31.0度、「スーパーガルテクト」が27.1度でした。
その差は約4度です。
かなり大きな数値です。
室内の温度でも31度と27.1度では快適さが全く異なります。
金属瓦の断熱材は薄いため、ほとんどスレート瓦と断熱性能に差がないとった意見をする人がいます。
論より証拠です。
手で触れてしっかり確認しました。
「スーパーガルテクト」は一定の断熱効果があることを証明していました。
※こちらのデータはあくまで簡易試験の参考データです。
外壁材の新製品コーナーにも立ち寄りました。
現在、「遮熱塗料」と「フッ素塗料」を配合したハイグレードの「遮熱フッ素タイプ」が金属サイディングでは標準品となりつつあります。
その「遮熱フッ素タイプ」のラインナップがより豊富になり、たくさん展示されていました。
屋根材や外壁材も技術革新が進んでいます。
テイガク屋根修理のスタッフも外装工事のプロとして、素材の品質や流行のデザインなどをしっかり学び、お客様の利益にかなう情報を提供し続けたいと思います。
実は展示会の設営はテイガク屋根修理が手がけました…
実はテイガク屋根修理は毎年、アイジー工業の展示会の設営を手がけています。
来場する多くの設計会社や工事会社の人に、新商品とあわせて弊社の工事技術が閲覧されます。
来場者は全員プロであり、恥ずかしい仕事ができないため、正確で丁寧な仕事が求められます。
また、展示会場の設営は開催日前日の夜に開始し、午前中の開場までに完成させなけでばなりません。
プレッシャーを受けながら、スピードも求められる仕事を毎回こなしています。
アイジー工業の担当者も弊社の工事技術に信頼をもっているからこそ、毎年声をかけてくださっているはずです。
営業的ではありますが、この事実は胸を張ってこの記事を見ているお客様へアプローチさせていただきます。
テイガク屋根修理は高い工事技術と豊富な現場経験がある、屋根と外壁の工事会社です。
画像に写っている職人や現場監督、撮影をしているテイガク屋根修理のスタッフが、お客様のご自宅をご訪問し、高品質の屋根や外壁のリフォームをさせていただきます。
小屋組みから仕上げまで、たった一晩で仕上げます。
メーカーの設計技術担当者や一級建築士の前で施工しますが、テイガク屋根修理の職人は場慣れしているのか、緊張感もなく黙々と工事を進めています。
弊社の工事最も頻度の高い、屋根カバー工法を展示会でも演出します。
金属屋根と外壁の仕上げ工事も完成しました。
数時間で窓付きの小さな家ができたので、展示会の他のブースのスタッフさんが見に来て、驚いていました。
テイガク屋根修理だからこそできる工事技術です!