ガルバリウム鋼板の寿命を教えてください

ガルバリウム鋼板の耐用年数は25年以上です

ガルバリウム鋼板の耐用年数はおよそ25年です。
この数字は25年で全くダメになるということではなく、25年は最低でも大丈夫だろうという期待年数です。
金属屋根のメーカーも25年の穴あき保証期間を設けています。
50年の保証期間を設けているメーカーもあります。

最近はガルバリウム鋼板の耐久性をさらに高めたスーパーガルバリウム鋼板(通称:エスジーエル鋼板)も登場しています。
スーパーガルバリウム鋼板は海岸地域でも錆に強いことが証明されています。
これから金属屋根によるリフォームを検討されている方はエスジーエル鋼板をおすすめします。

ただし、錆びに強いといっても20年近く何もしないと部分的に錆びることはあります。
施工後10年や20年の節目で点検やメンテナンスはおこないましょう。

本記事の著者・監修者

著者 前川祐介
前川 祐介

昭和ルーフリモ株式会社 代表取締役社長
「屋根と外壁のリフォーム工事テイガク」Webメディア運営責任者

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学経営学部→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する建築板金工事会社(昭和ルーフリモ株式会社)へ入社。最終学歴、中央工学校夜間建築学科。2022年に代表取締役社長に就任。年間1,000棟以上ある現場での施工経験を活かし、Webメディア「テイガク」での記事執筆、YouTubeでの動画撮影をおこなう。趣味は日本史学。宅地建物取引士・建築物石綿含有建材調査者