千葉市花見川区 - 急こう配屋根を横暖ルーフαプレミアムSでカバー工法

千葉市花見川区のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
現場屋根は8寸の急こう配で、スレートが使用されていました。
日本の屋根の勾配は4寸(約24°) ~5寸(26.5°)が標準であるため、8寸(約40°)はかなり傾斜がきつい屋根の部類に入ります。
このように6寸を超える急こう配屋根のメンテナンスには、通常の足場のほかに屋根にも足場が必要となります。
これを屋根足場と呼びます。
急こう配の屋根は屋根足場を使用した足場上での施工になるため、通常と比較して著しく施工性が悪くなり、職人さんの手間もかかります。
そのため急こう配の屋根をリフォームする場合、屋根足場の費用と急こう配手間費用を別途いただいております。

こちらの屋根を今回はニチハの横暖ルーフαプレミアムSを用いて、屋根カバー工法によってメンテナンスいたしました。
横暖ルーフαプレミアムSのフッ素鋼板には20年の変退色保証がついております。
色あせしにくく、色が長持ちするため、地上から目視しやすい、屋根の色やデザインがはっきりと分かるなどの特徴がある急こう配の屋根にはぴったりです。
また、こちらの金属屋根で古い屋根材をカバーすることにより、屋根としての機能、耐久性、外観の美しさを回復させました。

テイガクでは特殊な屋根のメンテナンスも承っております。
屋根や外壁のことでお困りのことがございましたら、ぜひテイガクへご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

千葉市花見川区 | 急こう配屋根を横暖ルーフαプレミアムSでカバー工法

BEFORE

現場屋根 工事前の様子

屋根全面に色褪せや色むらがある状態
屋根全面に色褪せや色むらがある状態

千葉市花見川区のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
ご相談をいただいた時点で弊社担当者が現地調査に向かい、無料でお見積りをいたします。

写真は現場調査時のお客さま宅屋根の様子です。
屋根材としてはスレートが使用されており、全面に色褪せや色むらなどの劣化がみられました。
このままの状態を放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化を引き起こす恐れがあります。
そのため、屋根カバー工法によってメンテナンスをおこなう運びとなりました。
屋根カバー工法は、古い屋根材を新しいの屋根材でカバーし、屋根の機能、耐久性、外観の美しさを回復させる工事です。

屋根足場

急こう配の屋根は屋根足場が必要
急こう配の屋根は屋根足場が必要

無料お見積りの結果、お客様との契約まで進みましたら工事開始です。
まずは安全な工事のため足場を組みます。

ただし、今回の現場は8寸という非常に急こう配の屋根が葺かれていました。
日本の屋根の勾配は4寸(約24°) ~5寸(26.5°)が標準であるため、8寸(約40°)はかなり傾斜がきつい屋根の部類に入ります。
このように6寸を超えるような急こう配屋根のメンテナンスには、通常の足場のほかに屋根足場が必要です。
また、急こう配の屋根は屋根足場を使用した施工になるため、通常の足場と比較して著しく施工性が悪くなり、職人さんの手間もかかります。
そのため急こう配の屋根をリフォームする場合は、屋根足場の費用と急こう配手間費用を別途いただいております。

ルーフィングシート張り付け

ルーフィングシートを張り付け
ルーフィングシートを張り付け

足場を組んだら、既存屋根の板金などカバー工法の障壁となるものを取り外し、ルーフィングシートを張り付けていきます。
ルーフィングシートは防水の役割を持つ建材です。
屋根本体から雨水がしみ込んできても、ルーフィングシートがすべてブロックし、家屋を雨水から守ります。
雨漏り防止のために非常に重要な建材であるため、材質や性質、価格の異なる多くの種類のルーフィングシートが発売されています。
今回は田島ルーフィングのニューライナールーフィングを使用しました。
ニューライナールーフィングは改質アスファルトという素材からできており、非常に高い防水性と耐久性を誇る、最高級の品質のルーフィングシートです。
ルーフィングシートについて詳しくはこちら

唐草板金とケラバ板金取り付け

唐草板金とケラバ板金を取り付け
唐草板金とケラバ板金を取り付け

ルーフィングシートを張り付けたら、唐草板金ケラバ板金を取り付けます。
唐草板金は軒先に取り付け、屋根からの雨水を適切に雨どいに流す役割を果たします。
ケラバ板金は屋根の軒ではない方の端に取り付けます。
ケラバ板金も雨水の浸入を防ぎ、外壁への日当たりを適切に調節する役割を持ちます。

横暖ルーフαプレミアムS張り付け

屋根を傷つけない緩衝材を敷いた足場
屋根を傷つけない緩衝材を敷いた足場

軒先唐草とケラバ板金を取り付けたら、新規の金属屋根材をステンレスビスで取り付けていきます。
今回新規の金属屋根材として使用したのは、ニチハの横暖ルーフαプレミアムSです。
横暖ルーフαプレミアムSのフッ素鋼板には20年の変退色保証、塗膜20年保証、赤さび20年保証、穴あき25年保証がついております。
急こう配の屋根は、屋根の形が地上から目視しやすく、家屋のデザインに大きくかかわるため、横暖ルーフαプレミアムSのように、色褪せしにくい屋根材がおすすめです。
ニチハのフッ素塗装鋼板の屋根は在庫限りであり、2022年内にはなくなる見込みです。

また、フッ素塗膜鋼板の屋根は滑りやすく、傷もつきやすいという特徴があります。
とくに今回は屋根足場を使って施工しており、その足場が屋根表面を傷つけてしまうおそれもあるため、普段の屋根よりさらに施工性の悪い条件下での作業でした。
そのため、万が一にも傷のつくことのないよう、十分に注意を払って施工をおこないます。
テイガクでは屋根足場の下にスタイロフォームなどの緩衝材を敷いて、屋根を傷つけないように足場を乗せる工夫をしています。
横暖ルーフαプレミアムSについて詳しくはこちら

谷樋の施工

谷樋に面戸を施工する
谷樋に面戸を施工する

谷樋(たにどい)には面戸(めんど)と呼ばれる止水性を高めるスポンジ部材を入れ込んで施工します。
雨漏りの可能性のあるところにはすべて丁寧な雨仕舞をおこないます。

雨どい撤去

古い雨どいも撤去
古い雨どいも撤去

今回の工事では古い雨どいも撤去し、新しくしていきます。

新規の雨どい取り付け

新しい雨どいを取り付ける
新しい雨どいを取り付ける

新しいの雨どいを取り付けた様子です。
雨どいを取り替えると、排水性だけでなく、デザイン性もぐっと向上します。
普段意識することは少ないかもしれませんが、実は建物の外観に大きく影響を与える部分です。
雨どいについて詳しくはこちら

棟の仕上げ

棟板金を金属下地(エスヌキ)でしっかり支える施工
棟板金を金属下地(エスヌキ)でしっかり支える

屋根材と屋根材が取り合う(つながる)部分である棟には、棟板金を取り付けて雨仕舞していきます。
写真は棟板金を支える下地を取り付けたところです。
テイガクでは木の下地を取り付けたあと、金属下地(エスヌキ)を取り付けて下地の強度を上げています。
これにより下地が板金を長い間しっかり支え、棟板金の飛散等の事故が起こるリスクを最小限に抑えることができます。
金属下地(エスヌキ)はテイガクオリジナルです。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

AFTER

千葉市花見川区でおこなった、急こう配屋根の横暖ルーフαプレミアムSを使用したカバー工法リフォーム工事が完成です!

カバー工法リフォーム工事が完成
カバー工法リフォーム工事が完成

以上で、千葉市花見川区でおこなった、急こう配屋根の横暖ルーフαプレミアムSを使用したカバー工法リフォーム工事が完成です!
劣化していたスレート屋根が、新規の横段ルーフαプレミアムSでカバーしたことにより、耐久性や屋根としての機能が大きく向上した屋根へと生まれ変わりました。
急こう配であり、屋根面が見えやすくなっていますが、新規の金属屋根によって非常におしゃれな仕上がりとなりました。

テイガクでは特殊な屋根のメンテナンスも承っております。
屋根や外壁のことでお困りのことがございましたら、ぜひテイガクへご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

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千葉市花見川区の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

テイガク千葉中央工事センター
テイガク千葉中央工事センター

千葉市花見川区でおこなった外壁・屋根リフォームの施工例をご紹介いたしました。
テイガクは千葉市花見川区に工事拠点を構える、板金工事会社です。
金属屋根や金属サイディングといった板金加工が必要な屋根・外壁のリフォームを得意としています。
お客さまとの間に紹介会社や仲介会社を挟まないため、定額料金で工事をご提供しております。
ぜひ、千葉市で屋根・外壁のリフォームをご検討されている方は、テイガクへご相談ください。
現場調査からお見積りまでは、すべて無料で承っております。

千葉市にはすぐに駆けつけることができます!

テイガク千葉中央工事センターでは千葉市花見川区で屋根資材と外壁資材、そして職人さんを管理している拠点です。
なにかお困りの場合にも、速やかにご対応できます。
千葉市を中心としたお客さまからのご相談を承っております。
主に「金属屋根」と「金属サイディング」そして「外壁塗装」工事をおこなっています。
お見積書の作成まで無料です。

この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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