東京都品川区 - 耐震性改善を目的にした瓦屋根の葺き替え

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施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年2月
施工地域 東京都品川区
施工地域ページ 東京都
テイガク拠点 東京・埼玉工事センター
築年数 築40年
屋根材(施工前)
外壁材(施工前)
工事内容
屋根葺き替え 棟板金の工事

工事前の状態

施工前の屋根

工事前のお客さま宅の様子です。
お住まいは築40年で、屋根には陶器瓦が使用されていました。
陶器瓦は耐久性が高い反面、重い屋根材の1つであるため、屋根の重心がより高い部分に位置し、耐震性が低くなる傾向があります。
お客さま宅でも、耐震性改善を目的に、陶器瓦の葺き替えをご検討されていたとのことでした。
2024年1月1日に能登地震があり、耐震性や倒壊後対策の観点から、軽い金属屋根材に葺き替えを希望されるお客様が増えています。

テイガクからのご提案

今回は、東京都品川区のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築40年で、屋根材として陶器瓦が使用されていました。
陶器瓦は耐久性が高い屋根材ですが、その反面、重い屋根材であるため、屋根の重心の位置が高くなり、耐震性が低くなる傾向があります。
お客さま宅でも、今後の耐震性改善を目的に、陶器瓦の葺き替えをご検討されていたとのことでした。
以上のような状態であったため、今回は陶器瓦から新規の金属屋根材を使用した葺き替え工事のご提案させていただきました。
今回使用した金属屋根材のスーパーガルテクトは、陶器瓦と比較して約7~10分の1の重さであるため、葺き替えによって屋根の重心が低くなり、耐震性が向上します。
今後の耐震性や倒壊後の対策をふまえたリフォームをお考えの方は、ぜひテイガクへご相談ください。

ポイント
  • 陶器瓦

  • 葺き替え工事

  • スーパーガルテクト

  • 耐震性

東京都品川区でおこなった、瓦屋根の葺き替えリフォーム工事手順

瓦を撤去

ここから、東京都品川区でおこなった、瓦屋根の葺き替えリフォーム工事の手順をご紹介いたします。
葺き替えをおこなうにあたり、まずは古い屋根材である陶器瓦を撤去しました。
写真は瓦を撤去したあとの写真です。
関東エリアでは、関西エリアと異なり、土葺きの屋根が少なく、桟木に瓦を引っ掛けて固定する乾式で瓦が張られていることが多いです。

新規の金属屋根材を張り付け

瓦を撤去したら、野地板、ルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートは防水の役割をもつ建材です。
ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を張り付けました。
今回新規の金属屋根材として採用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクト(ブラウン)です。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
排水性や止水性を考慮し、緻密に計算された部材が揃っている点もスーパーガルテクトの魅力の1つです。
さらに、瓦屋根と比較して非常に軽量であり、屋根の重心の位置が下がることで耐震性も向上するため、耐震性向上を目的としたリフォームにもおすすめできます。

雨樋の交換

今回は雨樋の交換もおこないました。
もともと半丸のものが使用されていましたが、角樋に交換しました。

雨樋

雨樋は適切な排水のために重要な部分ですが、実は建物の外観に大きく影響する部分でもあります。
雨樋を交換するだけで建物の印象がぐっと引き締まる場合も多いため、ぜひリフォームの際は雨樋交換も視野に入れてご検討ください。

棟の仕様

棟の雨仕舞のために取り付ける棟板金は、下地が腐食すると、めくれたり飛散したりするおそれがあります。
そのため、下地には金属製の貫板(エスヌキ)を取り付けました。
腐食しにくいエスヌキを取り付けることで、強風の際などの棟板金の飛散リスクを大きく低減させることができます。
止水性に優れた構造をもち、棟板金飛散リスクを低減させるエスヌキ工法は、弊社が特許を取得した、弊社オリジナルの施工方法です。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

東京都品川区でおこなった、瓦屋根の葺き替えリフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

最後に棟板金を取り付けて、東京都品川区でおこなった、瓦屋根の葺き替えリフォーム工事が完成です!
重い陶器瓦を、非常に軽量のスーパーガルテクトで葺き替えたことにより、家屋の重心が下がり、耐震性に優れたお住まいへと生まれ変わりました!
またテイガクオリジナルのエスヌキ工法により、強風などの災害にも強い屋根になっています。
災害に強い屋根へのリフォーム工事をお考えの方は、ぜひスーパーガルテクトとエスヌキ工法を採用した葺き替え工事をぜひご検討ください。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームをおこなっております。
屋根や外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

東京都品川区と周辺地域のその他工事例

東京都品川区の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

東京・埼玉工事センター

東京・埼玉工事センター

住所 埼玉県川口市上青木1-19-2
(Googleマップはこちら)
電話番号 048-229-2610
施工都道府県ページ 埼玉

テイガクは、埼玉県川口市に「東京・埼玉工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
東京・埼玉工事センターは、200坪の敷地にある大型工事拠点で、屋根材と外壁材を保管しています。埼玉県全域工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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