千葉県船橋市 - パミールを金属下地(エスヌキ)で屋根カバー工法

施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年11月
施工地域 千葉県船橋市
施工地域ページ 千葉県
テイガク拠点 京葉工事センター
築年数 築18年
屋根材(施工前) スレート/パミール
外壁材(施工前)
工事内容
パミール•コロニアルNEO 屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換

工事前の状態

施工前の屋根

お住まいの工事前の様子です。
既存屋根材として、ニチハのパミールが使用されていました。
ノンアスベスト製スレート屋根材として、アスベスト規制後初期に販売され始めたパミールは、比較的早期に、層間剥離や釘の腐食、ひび割れといった不具合が発生する問題のある屋根材として知られています。
お客さま宅屋根にも、写真のように層間剥離やひび割れなど、パミールに特徴的な劣化症状が広範囲に見られました。
このままの状態を放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながり、快適にお過ごしいただけなくなる可能性があります。

テイガクからのご提案

今回は、千葉県船橋市のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいに使用されていた屋根材は、ニチハのパミールです。
パミールは、アスベスト規制後すぐに販売され始めたノンアスベスト製スレート屋根材で、比較的早期に、層間剥離や釘の腐食、屋根材のひび割れといった不具合が生じる問題のある屋根材として知られています。
工事前のお客さま宅屋根にも、層間剝離やひび割れなど、典型的なパミールの不具合が顕著に見られました。
このままの状態を放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化を引き起こし、快適な生活を営めなくなる可能性があります。
以上のような状態であったため、今回は金属屋根材のスーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法によってリフォームをおこなうご提案をさせていただきました。
美しく生まれ変わった屋根の様子と、その工事手順をぜひご覧ください。

ポイント
  • 屋根カバー工法

  • スーパーガルテクト

  • 金属下地(エスヌキ)

  • シーリング

千葉県船橋市おこなった、パミールへの金属製の棟板金下地を使用した屋根カバー工法リフォーム工事手順

既存屋根をフラットな状態に

ここから、千葉県船橋市でおこなった、屋根カバー工法工事の手順についてご紹介いたします。
屋根カバー工法工事をおこなうにあたり、まずは既存屋根に付属する板金や雪止めを取り外し、屋根をフラットな状態にしました。
屋根カバー工法では、このフラットになった既存屋根材に新規の屋根材を取り付けていきます。

ルーフィングシートを貼り付け

屋根をフラットな状態にととのえたら、その上から新規のルーフィングシートを貼り付けました。
新規のルーフィングシートとして使用したのは、田島ルーフィングのタディスセルフカバーです。
タディスセルフカバーは、合成繊維不織布からできており、劣化した既存屋根材で破れる心配がありません。
また、改質アスファルトを素材としているため、高い強度を誇ります。
ルーフィングシートは、屋根本体からしみだしてきたわずかな雨水もブロックして建物を雨漏りから守ります。
雨漏り防止のために非常に重要な建材であるため、ぜひこだわって施工に臨んでください。

セットバックスターター取り付け

軒にはセットバックスターターと呼ばれる板金部材を取り付けました。
屋根カバー工法工事をおこなうと、カバーした分だけ若干屋根の形状が変化します。
屋根の形状が変化すると、軒の雨どいへの排水がうまくいかなくなることがあります。
その際、屋根からの雨水がうまく雨どいに排水できるような屋根の形状にするのがセットバックスターターです。
セットバックスターターは、国内メーカーの一部でしか取り扱いがありません。
今回取り付ける金属屋根材のスーパーガルテクトには、このような、排水性や止水性にこだわった板金部材がしっかり揃っています。
スーパーガルテクトをおすすめする理由の1つです。

C型捨て板と面戸

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材であるアイジー工業のスーパーガルテクトを取り付けました。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
また棟には、C型捨て板と面戸を取り付けて止水性を高めるとともに、金属製の下地(エスヌキ)を取り付けました。
腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を取り付けたことで、長期間しっかりと上に載る棟板金を支えることができるようになるため、棟板金のめくれや飛散などのリスクを大幅に低減させることができます。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

雨仕舞

下屋根の外壁と屋根材の接合部も、棟と同様異なる建材が出合い、雨漏りしやすい場所であるため、下地と雨押え板金を取り付けて雨仕舞していきます。

外壁と雨押え板金の壁際

外壁と雨押え板金の壁際は、シーリングを打って仕上げました。
このシーリングが切れてしまうと、屋根内部に雨水が入り込むおそれがあるため、シーリング材はたっぷりと充填します。

千葉県船橋市でおこなった、パミールへの金属製の棟板金下地を使用した屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

以上で、千葉県船橋市でおこなった、パミールへの金属製の棟板金下地を使用した屋根カバー工法リフォーム工事が完成です!
層間剥離やひび割れなど、パミールに特徴的な劣化の見られた屋根をスーパーガルテクトでカバーしたことにより、耐久性の高まった美しい屋根へと生まれ変わりました!
軒のセットバックスターターや、棟の金属製下地(エスヌキ)の取り付けにより、不具合にも強い屋根になっています。
これから数十年、雨漏りに悩まされず、快適にお過ごしいただけることと思います。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームをご提案させていただきます。
屋根や外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

千葉県船橋市と周辺地域のその他工事例

千葉県船橋市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

京葉工事センター

京葉工事センター

住所 千葉県市川市曽谷7-6-2
(Googleマップはこちら)
電話番号 047-375-8912
都道府県ページ 千葉

テイガクは、市川市に「京葉工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
京葉工事センターは、戸建て住宅が多い千葉市をはじめ、銚子市、船橋市など、千葉県と茨城県の一部の地域の工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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2024年10月14日

築21年の我が家はスレート屋根がだいぶ禿げていました。夏場は夜でも熱がこもり室温が35度くらいあることも多くエアコンなしでは過ごせず、そろそろ屋根のメンテナンスが必要と判断して検討を開始しました。 情報収集の段階ではほぼ直前に同時分譲のお宅2軒がそれぞれ別の業者さんで工事されたため、それらの業者さんのHP掲載情報、その他の業者さんのHP掲載情報、テイガクさんのHP掲載情報およびYouTube動画シリーズを観て比較しました。 結果はテイガクさんのHPおよびYouTube動画シリーズの情報量が圧倒的で屋根工事についてたくさんのことを事前に学ぶことができ、付加価値の高いコンテンツ作り、積極的な情報発信をしている取り組み姿勢、そして、工事実績件数が信頼につながりました。 数年前に屋根塗装工事をした同時分譲のお宅が数年で破損しているのを見ていたので、耐久性重視の屋根カバー工法、スーパーガルテクト(フッ素)、各種工事のパーツ・工法も最上位のものを選択しました。見積もりの明細については他社の公開情報と比較しましたが、十分優位性があると判断し相見積もりは取らず値引き交渉もしませんでした。その代わりに品質重視であるため、できるだけ腕のいい職人さんに来てもらいたいことと進捗報告の写真は多めに撮ってほしい旨のリクエストは出しました。 工事には非常に丁寧な仕事をするベテランの職人さんに担当していただき、出来栄えも大変満足がいくものになりました。工事期間中、職人さんと何度か話しましたが、きちんとした対応で真摯に仕事に取り組む職人さんなんだなという印象を受けました。実際、とてもいい仕事をしていただき感謝しています。 営業担当の斉藤さんとはいろいろなことをざっくばらんに話させてもらいましたが、こちらの意図するところをきちんと汲んで対応できる方で、進捗報告の写真は77枚送っていただきました。要所要所の確認を写真ですることができたので安心感がありました。 工事が終わったのと猛暑が過ぎたのが同時だったので断熱材入りのスーパーガルテクトの効果を検証するのは来年になりましたが、激しい雨が降ったときの雨音はだいぶ静かになりました。フッ素により色褪せしにくく耐久性も20〜30年は期待できそうなので、これまでよりも快適な住み心地と年々激しくなる台風への安心感を得られたと思っています。 今回の屋根カバー工事をテイガクさんにお任せして良かったです。

レビュアーアイコン
2024年07月26日

築40年の戸建て、8年前に外壁と屋根を塗装。2年前に初めて雨漏り。塗装から6年で雨漏りしたことにショックを受け、すぐに3社ほどに見積もり依頼。3社とも提案がバラバラで、決められず。結局工事せずに様子を見ていましたが、1年後に2回目の雨漏り。こんどこそ修繕しようと決意し、7社と相見積もり。また業者の提案に差が出てしまい、何がベストか悩みました。知識がないことで業者の言いなりになりたくなかったので、ネットで屋根修繕について勉強を始めました。一番勉強になったのがテイガクさんのホームページでした。工事の質、質問への回答の明確さ、費用の安さ、全てにおいて7社のうちでテイガクさんがダントツ一番でした。屋根はスーパーガルテクトでカバー工法、外壁は金属サイディングにしました。これで30年ほどはメンテナンス不要のはず。外壁塗装を10年ごとに繰り返したくないので、金属サイディング(塗装より長持ち)はいい選択だったと思います。断熱効果もあり、エアコンの効きもよくなりました。担当の方も職人さん達もみなさん丁寧で親切で、気持ちよく安心しておまかせできました。ところで、一括比較サイト経由で5社お願いしましたが、どこも金額が高かったので、私の経験ではおすすめしません。比較サイトに掲載する広告費がかかってくるので、高くなるのだと思いました。家の修繕で悩みがある方は、ぜひテイガクさんとの相見積もりをおすすめします。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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