堺市北区 - 6つの棟が集まる難解な屋根を葺き替え

工事情報

施行実施日 2023年9月
施工地域 大阪府堺市北区
施工地域ページ 大阪府
テイガク拠点 大阪中央工事センター
築年数 築18年
屋根材(施工前) スレート
外壁材(施工前)
工事内容
屋根葺き替え

工事前の状態

工事前の屋根

工事前の屋根の状態です。
お住まいは築18年で、屋根材としてノンアスベスト製のスレートが使用されていました。
写真のようにひび割れだらけになっており、このままの状態を放置していると、雨漏りにつながるのは時間の問題でした。

工事前の棟

工事前の棟の様子です。
5本の下り棟と1本の主棟が一か所に集まる、難しい尖形の形状でした。

テイガクからのご提案

今回は、大阪府堺市北区のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築18年で、屋根材としてスレートが使用されており、広範囲にひび割れが確認されました。
大量のひび割れをそのまま放置していると、雨漏りや、雨水浸入による建材の劣化につながります。
そのため、金属屋根材を使用した葺き替えリフォーム工事を提案させていただきました。
今回のお客さま宅屋根は、下り棟5本と主棟1本の計6本の棟が一か所に集まる、珍しい尖形をしていました。
施工が難しい形状ですが、テイガクにはさまざまな屋根の施工実績があり、熟練の職人さんも多数在籍しているため、問題なく施工をおこなうことができました。
耐久性が向上し、美しく生まれ変わった屋根の様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • スレート

  • 珍しい形状の棟

  • 屋根葺き替え工事

  • スーパーガルテクト

堺市北区でおこなった、6つの棟が集まる難解な屋根の葺き替えリフォーム工事手順

野地板を張り付け

ここから、堺市北区でおこなった屋根葺き替え工事の手順についてご紹介いたします。
まずは既存屋根材をすべて撤去し、新規の野地板を張り付け、その上からさらに新規のルーフィングシートを貼り付けました。
新規の野地板には厚さ12mmの構造用合板を使用し、ルーフィングシートには田島ルーフィングのニューライナールーフィングを使用しました。
厚い野地板が上に載る屋根材をしっかり支えるとともに、約30年以上の耐用年数が期待できるニューライナールーフィングが高い防水性を発揮します。

新規の金属屋根材を張り付け

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を張り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクト(ブラック)です。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった金属屋根材であり、高い耐久性と断熱性を発揮します。
またスーパーガルテクトのケラバ板金は、写真のように内部に立ち上がった部分があり、止水性に優れています。

アイジー工業の専用ステンレスビス

写真は、アイジー工業の専用ステンレスビスです。
ディスゴ処理(高耐食性表面処理)がなされていて、錆びにくい特殊なビスです。
このように、スーパーガルテクトは板金部材やビスなどの細かい部分にまでこだわった設計がなされているため、非常におすすめできます。

棟にはアルミ製の貫板を使用

棟には金属製の貫板、エスヌキを使用しました。
棟板金を支える下地の貫板が腐食すると、強風の際に棟板金のめくれや飛散につながるおそれがあります。
それに対して、テイガクでは腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を使用しているため、強風にも強い棟が出来上がります。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

外壁と屋根の接合部

外壁と屋根の接合部にも金属製の下地を取り付けるとともに、すき間にはケミカル面戸を取り付けて、止水性を高めました。

板金を取り付け

棟や接合部の下地を取り付けたら、その上から板金を取り付けました。

棟板金を取り付け

6つの棟にも棟板金を取り付けました。
熟練の職人さんの業で、綺麗に納めることができました。

軒先から既存の雨樋が適切な位置にあるか確認

葺き替え工事では、既存屋根材と異なる屋根材を用いるため、雨樋の機能が正しく維持できているか、点検が必要です。
写真のように、軒先から既存の雨樋が適切な位置にあるか、スケールで確認しました。
問題なく雨樋へと排水できます。

堺市北区でおこなった、6つの棟が集まる難解な屋根の葺き替えリフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根
施工後の棟
施工後の棟

以上で、堺市北区でおこなった、6つの棟が集まる難解な屋根の葺き替えリフォーム工事が完成です!
ひび割れだらけであったスレートを、エスジーエル鋼板と断熱材一体型のスーパーガルテクトで葺き替えたことにより、耐久性が高く、美しい屋根へと生まれ変わりました!
施工難易度の高い棟も、職人さんの熟練の業により、綺麗に納めることができました。
テイガクオリジナルの金属下地(エスヌキ)を使用した棟の工事により、強風に強くなっただけでなく、スレートより軽い金属屋根材に葺き替えたことにより、家屋の重心が下がり、耐震性が向上したのも重要なポイントです。
今後の災害への対策をお考えの方にも、金属屋根への葺き替えはおすすめです。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

大阪府堺市と周辺地域のその他工事例

大阪府堺市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

大阪工事センター

大阪中央工事センター

住所 大阪府堺市堺区八千代通4-13
(Googleマップはこちら)
電話番号 072-275-7246
都道府県ページ 大阪

テイガクは、大阪府堺市に「大阪中央工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
大阪中央工事センターは、2022年の5月に新しい事務所を建設。大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県の工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

大阪工事センターの
Googleのクチコミ

Googleのクチコミをもっと見る
この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

トップへ戻る
ニチハ商品 価格据え置きキャンペーン
ニチハ 価格据え置きキャンペーン