大阪府四條畷市にお住まいのお客様から、セメント瓦屋根の葺き替えリフォームに関するご相談をお受けしました。 現場は築後32年が経過したセメント瓦の屋根です。 セメント瓦には経年劣化が発生しており、屋根のいたるところにコケが生えています。 また、屋根の一部は、台風の被害によって破損していました。 セメント瓦屋根の耐用年数は一般的に30年ほどだと言われています。 現在のセメント瓦屋根の劣化状況と、今後のメンテナンス性を考え、金属屋根への葺き替えリフォームをおこないました。 四條畷市にお住まいの方で、屋根のリフォームをご検討されている方はテイガクへお気軽にお問い合わせください。
四條畷市でおこなったセメント瓦の葺き替えリフォーム
大阪府四條畷市にお住まいのお客様からいただいたセメント瓦屋根の葺き替えリフォームをご紹介いたします。
現場のセメント瓦屋根は、2018年に大阪府を横断した台風21号の被害によって、一部の瓦がはがれ落ちてしまっています。
また、経年劣化によってセメント瓦の塗膜が劣化し、コケが生えてしまっています。
今後セメント瓦の経年劣化や、自然災害の被災を心配することがないよう、葺き替えによる金属屋根へのリフォームをおこないました。
BEFORE
現場調査 台風の被害でケラバ部分の瓦が破損
大阪府四條畷市にお住まいのお客様より、瓦屋根のリフォームについてご相談をお受けしました。
現場は築後31年が経過する瓦屋根の住宅です。
2018年に大阪を横断した台風21号によって、ケラバの一部が破損していました。
ケラバとは、雨どいがついていない屋根の端部分のことです。
自然災害による屋根の破損であったため、ケラバの修繕については火災保険の利用をお客様は検討していました。
火災保険に加入していて、自然災害によって屋根が被災した場合、火災保険の申請をすると屋根の修繕費用を支給してもらえます。
この火災保険の申請はとても簡単にできます。
本サイトでもご紹介していますので、火災保険の利用を考えている方はぜひ参考にしてください。
火災保険を用いた屋根修理について詳しくはこちら
現場調査 屋根のいたるところにコケが生えている
現場の瓦屋根には、セメント瓦という屋根材が使われていました。
セメント瓦は名前のとおり、主原料としてセメントが使われている瓦です。
粘土で作られている陶器瓦(日本瓦、和瓦とも呼ばれます)と比べて、セメント瓦は均一な形がつくりやすいです。
そのため、セメント瓦は量産がしやすく、安い費用で施工できます。
しかし、デメリットとしてセメント瓦は表面の塗膜が劣化してしまうと、コケが生えたり瓦が割れやすくなったりします。
現場のセメント瓦屋根は、すでに塗膜の劣化が進んでおり、屋根のいたるところにコケが生えていました。
すでに一般的なセメント瓦の耐用年数である30年が経過しており、もし塗装をおこなってもすぐに再劣化してしまい、あまり意味がない状態でした。
今後の屋根のメンテナンス性を考えて、葺き替えによる屋根リフォームをおこなうことになりました。
古いセメント瓦をはがす
古いセメント瓦をはがすと、写真のように古いルーフィングシートが露出します。
ルーフィングシートは、屋根の雨漏りを防ぐ防水シートです。
下葺き材(したぶきざい)とも呼ばれています。
葺き替えリフォームでは、古いルーフィングシートを撤去して、新しいルーフィングシートに張り替えます。
そうすることで、葺き替えリフォーム後も雨漏りの発生を防ぐことができます。
古いルーフィングシートを撤去する
古いルーフィングシートを撤去すると、その下には野地板(のじいた)があります。
野地板とは、屋根全体の下地となる板のことです。
今回の現場では、セメント瓦の重さで野地板が歪んでしまっていました。
葺き替えリフォームをするには、屋根をフラットな状態にする必要があります。
そのため、古い野地板の上から垂木(たるき)を取り付ける作業をおこないます。
垂木を取り付ける
古い野地板の上から垂木を取り付けます。
垂木を取り付ける際には、写真のように、垂木の下に木材をかまして歪みをなくします。
こうすることで、垂木が屋根に対してフラットな状態になります。
野地板を張り付ける
垂木の上から新しい野地板を張り付けます。
野地板には複数種類があり、画像に写っている野地板は「構造用合板」と呼ばれる種類です。
構造用合板は厚みが6mm、9mm、12mmのものがあり、厚みが増すほど野地板としての強度が高まります。
テイガク屋根修理では標準工事として、厚み12mmの構造用合板を使用しています。
悪質な屋根修理業者の中には、ベニヤ板のような厚みが薄い板を野地板として使用するケースがあります。
屋根のリフォームをする際には、どういった野地板を使うのか、かならず確認しましょう。
野地板について詳しくはこちら
ルーフィングシートを敷き詰める
野地板の上から新しいルーフィングシートを敷き詰めます。
ルーフィングシートは最終的に屋根の下に隠れてしまうため、あまり重視されないお客様がいらっしゃいます。
しかし、ルーフィングシートはさまざまな種類があり、耐用年数が短いものでは10年、長いものでは60年の製品があります。
種類ごとに耐用年数が大きく異なっていても、工事費用の面ではあまり変わりません。
例をあげると、テイガクでお選びいただける耐用年数10年のルーフィングと、耐用年数20年のルーフィングでは、1㎡あたりの価格が数百円しか違いません。
費用対効果の面でも、ルーフィングシートの種類選びはこだわる必要があります。
金属屋根を張り付ける
ルーフィングシートの上から金属屋根を張り付けます。
今回はアイジー工業株式会社のスーパーガルテクトを使用しました。
画像に写っている金属屋根の断面にある白いものは断熱材です。
スーパーガルテクトは屋根材の端から端まで、すべてに断熱材が充てんされています。
そのため、日射光による熱が野地板まで伝わりにくく、屋根裏の温度上昇を抑えることができます。
スーパーガルテクトについて詳しくはこちら
AFTER
四條畷市の葺き替えによる屋根リフォームが完成です!
最後に棟板金を取り付けて、大阪府四條畷市でおこなった葺き替えリフォームが完成しました。
経年劣化が起きているセメント瓦屋根から、耐久性が高く自然災害に強い金属屋根へ生まれ変わりました。
耐用年数を過ぎてしまったセメント瓦は、塗装をおこなってもあまり効果がありません。
今後セメント瓦屋根の心配をすることなく生活を送るためには、葺き替えによる屋根のリフォームをご検討していただくことがベストです。
四條畷市で屋根リフォームをご検討されている方は、ぜひテイガクへご相談ください。
お見積もりから現場調査までは無料で承っております。
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大阪府四條畷市でおこなった葺き替えリフォームの施工例をご紹介いたしました。
セメント瓦は工事費用が早く、見た目も陶器瓦と似ているため、今から30年〜40年まえに全国で普及しました。
しかし、耐久性は陶器瓦の半分(30年)ほどしかありません。
30年〜40年まえに建てられたセメント瓦屋根は、すでに耐用年数を過ぎてしまっています。
もし、ご自宅の屋根がセメント瓦であった場合は、計画的なリフォームを検討されることが望ましいです。
四條畷市で屋根のリフォームをご検討されている方は、ぜひテイガクへご相談ください。
テイガク屋根修理は大阪府堺市に工事拠点を持つ、板金工事会社です。
四條畷市までは車で30分ほどでかけつけることができます。
四條畷市は全域施工可能エリアですので、屋根のリフォームに関するご相談は、ぜひテイガクへお問い合わせください。