奈良県奈良市 - 連棟長屋の葺き替えと4度塗りの外壁パターン塗装

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施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2024年10月
施工地域 奈良県奈良市
施工地域ページ
テイガク拠点 大阪工事センター
築年数 築50年
屋根材(施工前) スレート/コロニアルNEO
外壁材(施工前) モルタル
工事内容
パミール•コロニアルNEO 外壁塗装 太陽光パネル付き工事 屋根葺き替え 築40年以上の外壁改修

工事前の状態

施工前の屋根

工事前の屋根の様子です。
お住まいは築50年の連棟長屋(複数の住戸がつながって一体となった建物)で、15年前に屋根を葺き替えたとのことでした。
しかし、葺き替えに使用した屋根材は、旧クボタのコロニアルNEOでした。
コロニアルNEOは、築後15年頃から、ひび割れや欠け、反りなどが生じる可能性のある不具合報告の多い屋根材として知られています。
そのため、再度葺き替え工事をおこなう運びとなりました。
今回は連棟なので、お隣との取り合い処理をしながら施工するとともに、太陽光パネルも脱着して再設置する工事をおこないました。

テイガクからのご提案

今回は、奈良県奈良市のお客さまから、屋根と外壁のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築50年の連棟長屋で、屋根材にはノンアスベスト製スレート屋根材のコロニアルNEOが、外壁材にはモルタルが使用されていました。
屋根に使用されていたコロニアルNEOは、比較的早い段階から、ひび割れや欠け、反りなどの生じる問題のある屋根材として知られています。
モルタル外壁も経年のため、かなり傷みが激しい状態となっていました。
以上のような状態であったため、今回は、屋根は新規の金属屋根材を使用した葺き替え工事を、外壁は4度塗りのパターン塗装によるリフォーム工事をおこなうご提案をさせていただきました。
テイガクでは、築年数が経過した家屋の葺き替え工事、外壁塗装工事も承っております。
今回の記事を、今後のリフォームの参考にしていただければ幸いです。

ポイント
  • 連棟長屋

  • コロニアルNEO

  • 葺き替え工事

  • スーパーガルテクト

  • モルタル

  • パターン塗装

奈良県奈良市でおこなった、連棟長屋の葺き替えと、4度塗りの外壁パターン塗装リフォーム工事手順

劣化した屋根材をすべて撤去

ここから、屋根葺き替え工事の手順についてご紹介いたします。
屋根葺き替え工事をおこなうにあたり、まずは劣化した屋根材をすべて撤去しました。
古い屋根材のコロニアルNEOをめくると、下地の腐食も見られました。
コロニアルNEOが劣化し、浮いたり欠けたりすると、屋根内部に水が浸入する可能性も高まります。

ルーフィングシートを貼り付け

既存の屋根材を撤去したら、防水の役割をもつルーフィングシートを貼り付けました。
新規のルーフィングシートには、田島ルーフィングのニューライナールーフィングを採用しました。
ニューライナールーフィングは、改質アスファルトという素材からできており、高い耐久性と防水性をそなえています。
30年の耐用年数が期待できるため、長く安心できる屋根に仕上がります。
連棟屋根であるため、隣の屋根との取り合い(接合部分)には丁寧に雨仕舞処理をしながら施工しました。

太陽光パネルを再設置

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材として、アイジー工業のスーパーガルテクト(レッド)を取り付けました。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
外観もモダンな印象に仕上がるおすすめの屋根材です。

最後に、棟板金を取り付けるとともに、取り外していた太陽光パネルを再設置して、屋根葺き替え工事の完成です!
不具合報告の多いコロニアルNEOをスーパーガルテクトで葺き替え、長く安心できる屋根に生まれ変わりました!
引き続き、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。

外壁塗装工事の補修

ここから、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。
モルタル外壁はかなり傷んでいました。
そのため、補修を丁寧におこないました。

目立つ傷みの補修

大きく目立つ傷みだけでなく、細かいクラックなども丁寧に補修しました。

下塗り塗布

補修をおこなったら、塗装をおこないました。
塗装の最初におこなう塗装は下塗りです。
下塗りをおこなうことで、外壁と上塗り塗料の密着を高めることができます。
経年劣化が進んだモルタル外壁は、下塗りの吸い込みが激しいです。

パターン(模様)をとった上で塗装

下塗りの吸い込みが激しいだけでなく、モルタル外壁の模様も経年劣化により薄れてしまっていたので、パターン(模様)をとった上で塗装をおこないました。
この作業をおこなうことにより、モルタルの味わい深い質感を回復させて塗装をおこなうことができます。
通常、塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りを基本としていますが、今回はこのパターン塗装を含めて合計4度塗りによる塗装を実施しました。

中塗り塗布

下塗り、パターン塗装を終えたら、その上から上塗り塗料を中塗り、上塗りの2回に分けて塗布しました。
上塗り塗料は2回に分けて塗布することで、ムラなく耐久性の高い美しい塗装面に仕上げることができます。

奈良県奈良市でおこなった、連棟長屋の葺き替えと、4度塗りの外壁パターン塗装リフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

以上で、奈良県奈良市でおこなった、連棟長屋の葺き替えと、4度塗りの外壁パターン塗装リフォーム工事が完成です!
古いコロニアルNEOを新規のスーパーガルテクトで葺き替えたことにより、耐久性の高い、美しい屋根へと生まれ変わりました!
傷みのひどかったモルタル外壁も、美しさと外壁としての機能を取り戻しました。
今後長い間、雨漏りに悩まされることなく、快適にお過ごしいただけることと思います。

テイガクでは、築年数が経過した家屋の葺き替え工事、外壁塗装工事も承っております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

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大阪工事センター

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テイガクは、大阪府豊中市に「大阪工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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