奈良県橿原市 - 積水化学工業のレボルで雨樋交換・カラーベスト葺き替え・フッ素外壁塗装

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施工前の外壁
施工後の外壁

工事情報

施行実施日 2023年9月
施工地域 奈良県橿原市
施工地域ページ
テイガク拠点 大阪中央工事センター
築年数 築30年
屋根材(施工前) カラーベスト
外壁材(施工前) 窯業サイディング
工事内容
シーリング工事 外壁塗装 屋根葺き替え

工事前の状態

劣化した古い屋根材を撤去

工事開始時、葺き替えのために剥がし始めたときの屋根の様子です。
お住まいは築30年で、屋根材としてアスベスト含有カラーベストが使用されていました。
カラーベストには色褪せ、色むらが全面に見られました。
このままの状態を放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがあります。

工事前の外壁

工事前の外壁の様子です。
既存の外壁材として、窯業サイディングが使用されていました。
築30年ということもあり、外壁には汚れが広範囲に見られました。
外壁も劣化すると雨漏りにつながるうえ、お住まいの外観に大きく影響する部分であるため、定期的なメンテナンスが必要です。

テイガクからのご提案

今回は、奈良県橿原市のお客さまから、屋根と外壁のメンテナンスについてご相談をいただきました。
工事前に使用されていた屋根材はアスベスト含有カラーベストで、外壁材は窯業サイディングです。
お住まいが築30年であったということもあり、カラーベストには全面に色褪せ、色むらが見られました。
また、外壁にも広範囲の汚れが見られました。
屋根も外壁も、劣化したままの状態を放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがありますし、お住まいの外観も古びた印象になってしまいます。
以上のような状態であったため、今回は屋根は葺き替えによるリフォームを、また外壁はフッ素塗料を使用した外壁塗装によるリフォームをご提案させていただきました。
見過ごされがちな部分ですが、外観の印象に大きくかかわる雨どいも意匠性に優れた製品に交換しました。
まるで新築のように生まれ変わったお住まいの様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • レボル

  • 葺き替え

  • 外壁塗装

  • スーパーセラタイトF

奈良県橿原市でおこなった、積水化学工業のレボルで雨樋交換・カラーベスト葺き替え・フッ素外壁塗装リフォーム工事手順

劣化した古い屋根材を撤去

ここから、奈良県橿原市でおこなった雨樋交換工事と屋根葺き替え工事の手順をご紹介いたします。
葺き替え工事をおこなうにあたり、まずは劣化した古い屋根材を撤去しました。

野地板を張り付け

古い屋根材を撤去したら、新規の野地板を張り付けました。
野地板は上に載る屋根材を支える役割を果たします。
テイガクで野地板として使用しているのは、厚さ12mmの構造用合板です。
この厚い野地板が長期間しっかりと屋根材を支え、安心してお過ごしいただけます。
葺き替え工事は、このように屋根の中で重要な役割を果たす野地板も屋根本体とともに新しくするチャンスでもあります。

ルーフィングシートを貼り付け

野地板を張り付けたら、その上から防水の役割を果たすルーフィングシートを貼り付けました。
新規のルーフィングシートとして使用したのは、田島ルーフィングのニューライナールーフィングです。
ニューライナールーフィングは、改質アスファルトという素材からできており、耐久性と防水性は抜群で、約30年以上の耐用年数が期待できます。
雨漏り防止のために非常に大きな役割を果たしているのがこのルーフィングシートであるため、ぜひこだわってリフォームに臨んでください。

金属屋根材を張り付け

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の金属屋根材を張り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクトです。
スーパーガルテクトはエスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
止水性を高めるとともに、不具合を最小限に抑えるような細かな設計もいたるところに施されているため、非常におすすめできる屋根材です。

工事前のポリカ波板

工事前はポリカ波板にも劣化の進行が見られました。

新規のポリカ波板に交換

古いポリカ波板も新規のポリカ波板に交換しました。

雨どい交換

雨どいは、見過ごされがちですが、排水の役割をもつだけでなく、外観に大きく影響する部分です。
そのため、今回のリフォームで交換工事をおこないました。

新規の雨どいとして、積水化学工業のレボルを使用しました。
レボルは積水化学工業の雨どいの中でも最高ランクに位置しており、機能性と意匠性に非常に優れています。
立体感と存在感がある雨どいで、外装工事後は建物の印象が大きく変わります。
デザイン性が高い雨どいへの交換は、お住まいの外観を美しくするためにとても効果的です。

縦どい(角型)

縦どいも、丸型ではなく、耐久性とデザイン性に優れた角型にして改修しました。

以上で、奈良県橿原市でおこなった、屋根葺き替え工事の完成です!
金属屋根材を使用した葺き替え工事をおこなうと、耐久性が向上するだけでなく、モダンでおしゃれな外観を演出することもできます。
また、金属屋根材は非常に軽量であるため、瓦やカラーベストから金属屋根へ葺き替えると、建物の重心がより低くなり、耐久性が向上するのも重要なポイントです。
屋根のリフォームをお考えの方は、ぜひ金属屋根への葺き替え工事もご検討ください。

引き続き、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。

古いシーリング材を撤去

ここから、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。
外壁塗装工事において、まずは劣化した目地を補修しました。
写真は、古いシーリング材を撤去し、丁寧にマスキングテープで養生をおこなったところの様子です。

新規のシーリング材を充填

養生をおこなったら、目地に新規のシーリング材を充填しました。
新規のシーリング材として、後でご紹介するオート化学工業株式会社のオートンイクシードを使用しました。

高圧洗浄

シーリング材を充填し、古い外壁の補修をおこなったら、高圧洗浄をかけて塗装面をきれいにしました。
高圧洗浄で汚れを落として、塗装面をきれいにすることで、外壁と塗料の密着を高めることができます。
汚れが残ったまま塗装をおこなうと、美しく耐久性の高い塗膜をつくれないばかりか、汚れごと新しい塗膜がごっそり剥がれ落ちてくるような事態にもつながりかねません。
外壁塗装において必須の、非常に重要な手順の1つです。

下塗り

高圧洗浄をかけて塗装面をきれいにととのえたら、塗装をおこないました。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りを基本としています。
下塗りは、外壁面と上塗り塗料の密着を高めるための塗装です。

上塗り

上塗り塗料は、中塗り、上塗りの2回に分けて塗布しました。
2回に分けて塗装することで、より美しく、耐久性の高い塗膜へと仕上げることができます。

3回塗りの様子は、確実に工事がおこなわれたことをお客さまにご確認いただくため、それぞれの段階で写真撮影をおこなっています。
とくに中塗りと上塗りは、光の反射で塗り分けがはっきり分かるような撮影を心がけています。

エスケー化研のスーパーセラタイトF

今回使用した塗料は、エスケー化研のスーパーセラタイトFです。
1液性水性塗料で、20年近い耐候性が期待できます。

シーリング材のオートンイクシード

今回使用したシーリング材のオートンイクシードも長寿命です。
屋根、外壁、雨樋、シーリング、すべてにおいてかなり長期間機能を維持できる、グレードの高い工事をおこなうことができました。

奈良県橿原市でおこなった、積水化学工業のレボルで雨樋交換・カラーベスト葺き替え・フッ素外壁塗装リフォーム工事が完成です!

施工後の外壁
施工後の外壁

以上で、奈良県橿原市でおこなった、積水化学工業のレボルで雨樋交換・カラーベスト葺き替え・フッ素外壁塗装リフォーム工事が完成です!
雨どい交換、金属屋根への葺き替え、外壁塗装により、まるで新築のようなお住まいが完成しました!
今回は新規の金属屋根材、外壁塗装の塗料、新規の雨どい、シーリング材にそれぞれこだわった製品を使用し、耐久性も大きく向上しています。
今後数十年、快適にお過ごしいただけることと思います。
屋根と外壁工事を同時におこなうと、工期、工費も節約できるため、おすすめです。

テイガクでは、お住まいやお客さまの好みに合わせた、適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

奈良県橿原市と周辺地域のその他工事例

奈良県橿原市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

大阪工事センター

大阪中央工事センター

住所 大阪府堺市堺区八千代通4-13
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電話番号 072-275-7246
都道府県ページ 大阪

テイガクは、大阪府堺市に「大阪中央工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
大阪中央工事センターは、2022年の5月に新しい事務所を建設。大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県の工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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