雨漏りを直すにはどうすればよいですか?

2つの雨水の侵入口を塞ぐと直ります

2つの侵入口とは屋根仕上げ材と下葺き材です。
この2つの侵入口に穴が開くことで雨漏りが発生します。
屋根は仕上げ材と下葺き材の2重構造で本来の防水性能が機能しています。

瓦や板金などの仕上げ材を交換や補修をしても、ひとたび雨水が屋根内部に浸水すれば必ず雨漏りが発生します。
屋根仕上げ材の下に敷かれた下葺き材が劣化しているためです。下葺き材だけを交換することはできません。

そのため、雨漏りは事実上、屋根全体を改修することが望まれます。

本記事の著者・監修者

著者 前川祐介
前川 祐介

昭和ルーフリモ株式会社 代表取締役社長
「屋根と外壁のリフォーム工事テイガク」Webメディア運営責任者

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学経営学部→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する建築板金工事会社(昭和ルーフリモ株式会社)へ入社。最終学歴、中央工学校夜間建築学科。2022年に代表取締役社長に就任。年間1,000棟以上ある現場での施工経験を活かし、Webメディア「テイガク」での記事執筆、YouTubeでの動画撮影をおこなう。趣味は日本史学。宅地建物取引士・建築物石綿含有建材調査者