和歌山県橋本市 - 築35年の屋根をカバー工法でリフォーム

施工前の屋根
施工後の屋根

工事情報

施行実施日 2023年12月
施工地域 和歌山県橋本市
施工地域ページ
テイガク拠点 大阪中央工事センター
築年数 築35年
屋根材(施工前) スレート
外壁材(施工前)
工事内容
屋根カバー工法 金属下地(エスヌキ)による棟板金の交換 スーパーガルテクト スレート屋根(アスベスト入り)

工事前の状態

工事前の屋根

お客さま宅屋根の工事前の様子です。
お住まいは築35年で、屋根材としてスレートが使用されていました。
築35年ということもあり、広範囲に色むら、色褪せなどの劣化が確認できました。
このまま何もしないで放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがあります。

棟板金を1部交換した跡

屋根には、棟板金を1部交換した跡がありました。
棟は屋根材同士が接合するため、雨漏りしやすい部分です。
そのため、板金を取り付けて雨漏り防止処置を施します。
ただし、棟板金を支える下地が劣化すると、棟板金をしっかり支えられず、棟板金のめくれや飛散などにつながるおそれがあります。
そのため、屋根が劣化した場合には、棟下地のメンテナンスが非常に重要です。

テイガクからのご提案

今回は、和歌山県橋本市のお客さまから、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
お住まいは築35年で、屋根材としてスレートが使用されていました。
現場調査により、屋根材の広範囲の色褪せ、色むら、棟板金下地の腐食の進行が確認されました。
屋根材の劣化を放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがあります。
また、1部棟板金の交換跡もありましたが、棟板金のめくれや飛散などの不具合は、棟板金下地が腐食し、棟板金をしっかり支えきれないことが原因で起こります。
そのため、雨漏りを防ぐ棟板金をしっかり固定するためには、板金のみならず、劣化した棟板金下地の補修をおこなうことが非常に重要になります。
以上のような状態であったため、今回は屋根カバー工法工事によるリフォームをご提案いたしました。
棟のエスヌキ工法により、不具合リスクが低減し、美しく生まれ変わった屋根の様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • 屋根カバー工法

  • スーパーガルテクト

  • 棟板金

  • エスヌキ工法

和歌山県橋本市でおこなった、築35年の屋根のカバー工法によるリフォーム工事手順

屋根をフラットな状態に

ここから、和歌山県橋本市でおこなった、屋根カバー工法工事の手順についてご紹介いたします。
屋根カバー工法工事をおこなうにあたり、まずは劣化した屋根に付属する板金を取り外し、屋根をフラットな状態にしました。
屋根カバー工法工事では、このフラットにした屋根に新規の屋根材を順番に取り付けていき、耐久性や屋根としての機能を回復させます。
また、棟板金を取り外したところ、棟板金の木下地の腐食の進行が確認されました。
このような状態になると、いつ棟板金のめくれや飛散などにつながってもおかしくありません。

棟とつながる屋根材の端は立ち上げ

板金を取り外して屋根をフラットな状態にしたら、その上から防水の役割をもつ新規のルーフィングシートを貼り付けました。
ルーフィングシートを貼り付けたら、さらに新規の金属屋根材を張り付けました。
新規の金属屋根材として使用したのは、アイジー工業のスーパーガルテクトです。
スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板と断熱材が一体となった構造をしており、高い耐久性と断熱性を誇ります。
棟とつながる屋根材の端は立ち上げ、止水性を高めました。

棟に木の下地を取り付け

屋根材を立ち上げたら、棟に木の下地を取り付けました。

エスヌキ工法

木の下地を取り付けたら、その上からさらに金属製の貫板(エスヌキ)を取り付けました。
腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を棟の下地として取り付けることで、木の下地のみの場合よりも長くしっかり棟板金を固定する棟板金下地が出来上がります。
金属製の貫板エスヌキを使用するエスヌキ工法は、テイガクが特許を取得した棟の施工方法です。

アイコン テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について

テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら

新規の棟板金を取り付け

棟板金の下地を取り付けたら、その上から新規の棟板金を取り付けました。
テイガクでは、棟板金の固定に使用するステンレスビスにもこだわっています。
このステンレスビスには厚いパッキンが付いているため、板金をしっかり固定するだけでなく、ビスのステンレスとガルバリウム鋼板の電蝕を抑える効果があります。

外壁と屋根材の取り合い部

外壁と屋根材の取り合い部も、異なる建材がつながるため、雨漏りしやすい部分です。
そのため、棟と同様に板金を取り付け、雨仕舞処理を施します。
テイガクには施工に慣れた熟練の職人さんが多数在籍しており、板金は、美しく、機能を最大限発揮する状態で納めます。

和歌山県橋本市でおこなった、築35年の屋根のカバー工法によるリフォーム工事が完成です!

施工後の屋根
施工後の屋根

以上で、和歌山県橋本市でおこなった、築35年の屋根のカバー工法によるリフォーム工事が完成です!
劣化したスレート屋根を新規のスーパーガルテクトでカバーしたことにより、耐久性や屋根としての機能が向上した、美しくモダンな屋根が完成しました!
棟はテイガクオリジナルのエスヌキ工法で仕上げたため、長期間棟板金がしっかり固定され、棟板金のめくれや飛散、それに付随する雨漏り等に悩まされることなく、長く安心してお住まいいただけます。

テイガクでは、お住まいやお客さまの好みに合わせた、最適なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根や外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

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和歌山県橋本市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

大阪工事センター

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電話番号 072-275-7246
都道府県ページ 大阪

テイガクは、大阪府堺市に「大阪中央工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
大阪中央工事センターは、2022年の5月に新しい事務所を建設。大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県の工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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