鶴ヶ島市 - 屋根リフォームと雨漏り修理

埼玉県鶴ヶ島市で屋根リフォーム工事に関するご相談をいただきました。
既存の屋根はパミールです。
パミールは化粧スレートの商品のひとつで、ニチハから販売されていました。
施工後１０数年で屋根材の先部分がめくれ上がるミルフィーユ現象と呼ばれる不具合が発生することが多いです。
不具合が報告が多く、現在ニチハでは化粧スレートの販売事業から撤退しています。

屋根表面が剥離し中の基材が露出しています。
露出した基材は雨風の影響を受けるので、急速に屋根の機能が低下します。
雨漏りなどが発生した場合、改修費用は高額になります。
そのため、早期の内に費用対効果の高いカバー工法によるリフォームを検討してください。

下葺き材を張ります。
今回の現場ではアンテナがありました。
アンテナは工事途中で脱着工事が必要で、手間がかかります。
そのため、弊社では別途費用をいただいています。
詳しくはテイガク工事価格表をご確認ください。

メーカーの施工マニュアルでは既存の壁際板金は切り取るように指示されています。
しかし、本来この部分は雨仕舞板金として有効に機能していた部分なので、テイガクではできるだけ既存板金部分は残して施工を行います。
メーカーの施工マニュアルはあくまでも参考です。
現場に応じて施工内容は決定いたします。

下葺き材を張り、屋根本体の施工に移ります。
今回使用する屋根材はアイジー工業のスーパーガルテクトです。
テイガクで取り扱う人気の屋根材のひとつです。

軒先から棟にかけてスーパーガルテクトを張ります。
スーパーガルテクトは2016年に従前のガルテクトを改良して新たに販売された軽量金属屋根です。
ガルテクトの後継品です。
スーパーガルテクトになり、穴あき保証が10年から25年に大幅に延長しました。

屋根本体を張り、換気棟を最後に取り付けて完成です。
換気棟は屋根裏にこもった熱を棟の排気口から排出し、夏は断熱効果を高め、冬は結露を防止してくれます。
屋根工事に合わせて新たに新設することも可能です。

下屋根は屋根材と壁際板金を取り付けます。
壁際板金は新しく新設したものを含めて2重構造になるので、この部位から雨漏りが発生するリスクはより一層低減します。

今回のリフォーム工事では屋根のリフォーム工事にあわせてサイディングの目地交換工事もご依頼いただきました。
足場が組み立てられているので、屋根の工事と合わせて目地打ち工事も行うと一石二鳥です。
画像は軒天とサイディングのジョイントを行っている画像です。
今回使用したコーキング材は変成シリコンです。
変成シリコンは約10年から12年の耐用年数が認められています。

コーキングガンでコーキングを打ち、最後にヘラで整えます。

サイディングとサイディングのジョイントは打ち替えで工事をすすめます。
古いコーキングを取り外します。

サイディングとサイディングの目地も交換しました。
外壁と同色で仕上げました。

鶴ヶ島市の屋根リフォームと外壁目地リフォーム工事が完成しました。
これで屋根に関するストレスが無くなり、安心してお過ごしいただけます。